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さて、今週からはポジションごとに選手の今季を総括してみたいと思います。まずはQB編から。
◆ラッセル・ウィルソン
PFF評価:S(90点以上、6th/38) 当ブログの評価:55点 契約:2023年まで(今季キャップヒット$31M)
・レギュラーシーズン成績
パス68.8%成功(6th) 4212ヤード獲得(9th) 40TD(2ndT) 13INT(3rdT) パサーレーティング105.1(7th)
ラッシング 513ヤード獲得 2TD
・ポストシーズン成績
パス40.7%成功 174ヤード獲得 2TD 1INT パサーレーティング72.1
ラッシング 50ヤード獲得
レギュラーシーズン全体として見れば悪くない、むしろ良いシーズンでした。パス成功率とTD数は自己最高を記録しています。ただ、13INTも自己最高です。シーズン中盤の絶不調時に被インターセプトを量産していましたね。
今季のウィルソンのパサーレーティング(RTG)とQBレーティング(QBR)を時系列グラフにしてみました。グラフの左から右へ行くに従ってシーズンが進んで行きます。下の文字は対戦相手の略称、@付きはアウェイでの試合です。最後のLARはプレイオフ・ワイルドカードの試合になります。

シーズン当初は絶好調でしたが徐々に調子が下がっていき、これではいけないと頑張ったところ不安定になり中盤で絶不調が訪れ、その後もなんとかしようとしたが結局プレイオフで最低のレーティングになってしまった、という感じですね。対戦相手のパス守備の強さ(喪失ヤード順位)もいっしょに入れましたが、やはりラムズ相手に攻撃が通っていないのが明らかにわかりますね。ラムズの守備はNFLトップですが、これを崩さないことには勝利はありえません。
もちろんこれはウィルソンだけの責任ではありませんが、ウィルソンに責任の半分はあると思います。今季後半に訪れた不調の原因は結局よくわかりません。推測としては、オフェンシブコーディネーター(OC)ショッテンハイマー主導で前半の素晴らしいパス攻撃ができていたが、そのパス攻撃がだんだん通らなくなってきた時に、ランヘビーな攻撃にしたいHCキャロルとOCショッテンハイマーの意見が合わなくなり、現場に混乱が生じていた、という話が見られます。
もしこれが本当だとして、これを改善しようと思うなら、やはりコーチ陣の入れ替えが現実的だと思います。ヘッドコーチのピート・キャロルは2025年まで契約更新済みです。また、キャロルとウィルソンは強い信頼関係で結ばれていますから、キャロルを無理に変えてウィルソンが改善はしないでしょう。となると、OCということになります。実際にOCショッテンハイマーは解任となりました。新しいOCを選ぶ際にキャロルはウィルソンの助言も聞いているということで、誰がOCになるか、人選に注目したいところです。ウィルソン自身は、次のOCが誰になるかは「スーパークリティカル(ものすごく重要)」で、自分がパスをどんどん投げて攻撃する"Let Russ Cook!"にこだわるのではなく、あくまでもチームの勝利が目標だと語っています。
OCにはこれまでのところ、前イーグルスHCのダグ・ペダーソン、前ジェッツHCアダム・ゲイス、チャージャーズのOCシェイン・スタイケン、チーフスのQBコーチマイク・カフカらが取り沙汰されています。広い範囲からOCを求めているようです。
最後に、私の評価が55点というのは、毎年ウィルソンはシーズンMVPを獲ると思っているからです。前半はその通りだったんですけどね・・・。
◆ジーノ・スミス
PFF評価:C(60点台) 当ブログの評価:65点 契約:UFA(無制限フリーエージェント)(今季キャップヒット$0.89M)
・レギュラーシーズン成績
パス80%成功(4/5) 33ヤード獲得 0TD 0INT パサーレーティング94.2
ラッシング -2ヤード獲得
・ポストシーズン成績 出場なし
ジーノ・スミスはシーホークスの控えQBに就いて2年目でしたが、今季はレギュラーシーズンでは初めて試合に出場し、安定したプレイを見せました。いざという時には普通にプレイできるというのが見られたのは安心できましたね。
ジーノ・スミスは今季後も無制限フリーエージェントとなります。もしスターターとして雇うチームがあればそちらに行くでしょうが、なければおそらくシーホークスにまた戻ってくるのではないでしょうか。スミスも30歳になり性格も安定してきて、ウィルソンの話し相手になっている姿もよく見ますので、可能ならぜひ今後も控えにいて欲しいですね。
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次回はWR編です!







