シーホークスの今シーズンは終わってしまいましたが、ここは週1程度でぼちぼち更新して行きたいと思います。よろしければまたお付き合い下さい。

今回は、シーズン終了後にHCピート・キャロルがシアトルのラジオ局に出演して語った内容の紹介です。



◆来季はもっとランを主体に攻撃していく、というHCキャロルの話

今季前半のシーホークスはパス攻撃をメインにして、オフェンスはNFLトップと言われていました。しかしその攻撃は数週で陰りを見せ、その後絶不調に陥りました。その結果からキャロルは、来季はラン攻撃にもっと重点を置くと話しています。ファンがそれを嫌うのはわかっているが、それでもやるんだ、ということです。

今季のパス攻撃の比率は最終的に60%とNFL平均に落ち着きましたが、昨季は54%、その前は48%でNFLで一番少ないチームでした。そんなトレンドに戻そうということです。ただ、今までのようにやっていては今までの繰り返しですから、何らかの修正・改善が必要でしょう。

“It’s a football thing. It’s a scheme thing,” Carroll said. “I want to see if we can run the ball more effectively to focus the play of the opponents and see if we can force them to do things like we like them to do. That doesn’t mean we’re going to run the ball 50 times a game. We need to run the ball with direction and focus and style that allows us to dictate the game. Frankly, I’d like to not play against two-deep looks all season long next year. We have to be able to get that done.”


「それはフットボール的なことだ。スキーム(やり方)の問題だ」とキャロルは言った。「もっと効果的にボールを走らせて相手の守備プレーを集中させることができるかどうかを見てみたいし、相手を自分たちの好きなように操ることができるかどうかを見てみたいと思っている。それは1試合に50回ランをコールするということではない。ゲームを支配できるような方向性と集中力とスタイルでランをする必要がある。率直に言って、来年はシーズンを通してツーディープルック(ロングパスを警戒してセイフティを後ろに2人置くこと)とは対戦したくない。そういうことができるようにならないといけない。」
(私訳ですので間違いがあったらごめんなさい。)

ここが一番重要な点でしょう。今季QBウィルソンは結局相手のロングパス警戒を打破することができませんでした。じゃあテンポの早いショートパスで、というやり方もありますが、そういうキャッチを得意とするWRがおらず(ドーセットやゴードンはそれへの対応のつもりで獲得したと思いますが、怪我等で働けませんでした)、またウィルソンもその体格のせいもあって得意とは言えないです。そうすると、ラン攻撃で相手の守備をもっと前に引きつけるしかない、というのが上の話なのでしょう。

ただ、この記事内でnbcのジョー・ファン記者が述べているのは、5ヤードを8回走るのと40ヤードをパスで一気に進むのと、どっちが有効なのか、という話です。もしロングパスと同じぐらいの有効性をランに持たせるなら、2019年の49ナーズぐらい走れないといけないだろう、ということです。

実際、RBカーソンは今季終了後無制限フリーエージェントとなり、再契約するかどうかはわかりません。もし49ナーズのようにしたいのであれば、より足の早いRB(モスタートのような)やラン攻撃により特化したオフェンスライン、強力なブロックができるTE(キトルのような)も必要になるでしょう。NFLのハードキャップ(年俸総額制限)でそのような補強はなかなか一気にできるものではありません。

じゃあどうするのか、というのはキャロルの今後の宿題になったようです。来季に期待したいものです。また、キャロルは今季の攻撃・守備両コーディネーター(ショッテンハイマーとノートンJr.)と来季も契約することを望んでいるようです。

※ショッテンハイマーは解任となりました。新しいオフェンシブコーディネーターを探すことになります。

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ここでニュースを一つ。GMシュナイダーと2027年ドラフトまで契約を更新しました。


シュナイダーは49歳、2010年からシーホークスのGMとしてHCキャロルと歩みを共にして来ました。年初にはライオンズが引き抜きを狙っているというニュースもありましたが、無事契約更新できたようです。シュナイダーはトレードの手腕は素晴らしいと思いますが、ドラフトについてはもう一つだと思いますので、今後はそちらを改善して行って欲しいものですね。

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次からは、今季の総括をポジションごとにして行きたいと思っています。最初はQB編になります。