GO! HAWKS! by kp_sea12

NFLのシアトル・シーホークスを応援するブログです!

【自己紹介】2019年からシーホークスのブログをはじめました。2013年頃からのシーホークスファンです。アメフトのプレイ経験はありません。

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NFL2023

シーホークス 2023年シーズンを振り返る(5)

シーホークス 2023年シーズンを振り返る、今回はDB編です。

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◆CB

・リク・ウーレン(940スナップ)


ウーレンは昨季はドラフト5巡ながらプロボウル選出と大活躍しましたが、今季はやや2年目のジンクスにハマってしまった感じがありました。今季も主に右側のCBとして出場しましたが、タックルが弱くラン守備に難があるという弱点を突かれ、49ナーズ戦やイーグルス戦で出場スナップ数が少なくなる場面がありました。これはウーレンだけの責任ではないですが、ウーレン自身もタックルの質を高めて行く努力はすべきだと思います。

パス守備については、インターセプトは6から2へ減ったものの、プレイとしては昨季と同等の成績を残していますので、守備全体をうまくアジャストすればウーレンはまた光ると思います。DB出身のHCマクドナルドの手腕に期待したいですね。



・デヴォン・ウィザースプーン(883スナップ)

今季ドラフト1巡全体5位で獲得したCBウィザースプーン。開幕週は怪我で欠場し出遅れましたが、第2週から主にスロット(ニッケルバック)として出場し大活躍。ジャイアンツ戦ではインターセプトから97ヤードのタッチダウンを決めました。惜しくも守備のルーキー・オブ・ザ・イヤーには届かなかった(投票では4位)ものの、プロボウルに選出されるなど、ドラフト全体5位に恥じない大活躍でしたね。



彼の長所は非常に強いタックル力です。上のウーレンと比べるとわかりますが、PFFではウーレンのラン守備が37.3ポイントに対し、ウィザースプーンは80.0ポイント。パスラッシュもウーレンが53.7に対し、ウィザースプーンは90.8ポイントです。さらにパスカバーも79.7ポイント(ウーレンは75.0)と何でもできるところが魅力です。下に書くSジャマール・アダムズに期待していたプレイを彼がすべてやってしまいましたね。素晴らしいです。

来季も大きく期待したいですね。今度はディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを目指して欲しいです。


・トレ・ブラウン(603スナップ)

ブラウンは2021年ドラフト4巡、今季は主に左側のCBとして出場し、ウーレンやウィザースプーンに隠れていましたが、34タックル2INT1サック2ファンブルフォースと自身過去最高のシーズンを過ごしました。ライオンズ戦ではインターセプトからピック6も決めました。PFFでもパスラッシュが80.5の高評価、全体でも62.8と平均以上でした。

来季はルーキー契約最終年ですので、さらに活躍して再契約を勝ち取りたいところですね。期待したいです。


・マイケル・ジャクソン(474スナップ)

今季は主にブラウンやウーレンが怪我をした時の代役として両CBに入っていましたが、シーズン後半はタックルの良さを買われて出番が多くなりました。結果としてレギュラーだった昨季よりは出場スナップ数が減りましたが、プレイはとても良かったです。シーホークスには欠かせない戦力ですね。制限付きフリーエージェントとなりますが、オリジナルラウンドテンダーでの再契約が期待されます。


・オーティー・バーンズ(232スナップ)

バーンズは主にスロットの控えとして出場し、プレイとしては安定していましたがさすがにウィザースプーンにはかなわず、出場機会は多くありませんでした。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約されるかは微妙なところでしょう。


◆S

・クアンドレ・ディグズ(1155スナップ)


ディグズももう31歳、シーホークスでは5シーズン目になります。今季もシーホークスの最後の砦として、LBワグナーの次に多い守備スナップ数に出場しました。ただ、今季はプレイの質としてはもう一つ、インターセプトはシーホークスに来て最小の1、PFFのポイントでも55.1とライオンズ時代の2016年に次いで過去2番目に悪いポイントとなってしまいました。本人はシーズン序盤に、自分の評価が低すぎる、とコメントしていたように記憶していますが、実際見ていても昨季ほどの安定感や目立った場面はなかったように思います。



契約は来季までありますが、キャップを考えるとリリースまでありえます。DBのキャプテンとして選手の精神的支柱になっていますが、シーズン最終戦直後の若手選手だけが集まったラヴの子供誕生祝いなど、ベテランと若手の断絶を伺わせる場面もありました。HCがマクドナルドへ若返ったこともあり、このタイミングで若い選手へ舵を切るのかどうか。ただ、どうもHCマクドナルドは2024年は現有戦力で戦いたい気持ちのようですので、残留する可能性も高いと思います。



・ジュリアン・ラヴ(937スナップ)

今季ジャイアンツから加入のラヴは、主にFS、またスロットでも出場し、2ファンブルフォース1ファンブルリカバー4インターセプト10パス守備と大活躍しました。PFFでの評価も72.8と高く、特にパスラッシュでは90.0と素晴らしい評価になりました。もともと次に書くジャマール・アダムズが働かない時の抑えで獲得したものだと思いますが、アダムズを大幅に上回る大活躍でしたね。



※イーグルス戦で勝利を決めたインターセプト。すごかったですね。

ただ一方ではラン守備が55.2と甘いところも見せました。タックルミスが多かったと思いますね。HCマクドナルドの指導でこれが強化されれば、さらに素晴らしいセイフティになると思います。来季も大きく期待したいです。契約は来季までですが、契約年数を延長して来季のキャップヒットは下げてもらう、というのが有力かと思います。



・ジャマール・アダムズ(518スナップ)

2020年にドラフト1巡の権利2個他とのトレードでシーホークスに来たSアダムズもシーホークスでは4シーズン目。今季はWLBでの出場が一番多く、次にスロット、そしてFSでの出場もありましたが、全体的に振るわないシーズンとなってしまいました。昨季の怪我のため出場は第4週からになりましたが、明らかに怪我の影響が残っておりプレイが冴えず、結局第15週から再び欠場、故障者リスト入りしてシーズンを終えました。

契約は2025年まであります。このオフにカットしてもキャップは$7.3M、6/1以降にリリースする扱いにすれば$17Mのセーブ(使えるキャップが増える)になります。HCキャロルも退任しましたし、このタイミングでリリースするのが妥当だと思います。



・コービー・ブライアント(147スナップ)

2022年ドラフト4巡のブライアント。本来はCBですが、今季は昨季のファンブルフォースの多さも考慮してセイフティでもプレイするということで、出場時は主にスロット、WLBでもプレイしました。しかし、上に書いたウィザースプーンやラヴとの競争に負けた格好で、昨季4つあったファンブルフォースは今季1つのみ。プレイとしてもPFFで34.0ポイントと低調に終わってしまいました。来季もDBは層が厚くなかなか厳しい競争となりますが、頑張って欲しいところです。



・ジェリック・リードII(29スナップ)

今季ドラフト6巡で加入のリードは、9タックルを記録するなどスペシャルチームで大活躍し、今季のオールルーキーチームにも選出されました。ただ11月に膝前十字靭帯断裂の怪我で故障者リスト入り、そのままシーズンエンドとなってしまいました。来季は怪我を治してまずはスペシャルチーム、そしてレギュラーへの道を歩んで欲しいですね。


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次のスペシャルチーム&コーチ編で振り返りは最終回になります。










シーホークス 2023年シーズンを振り返る(4)

スーパーボウル、見ていましたが、良い試合でしたね。結局はQBの差が出たような気がします。

さて、シーホークスの2023年シーズンを振り返る、今回は守備編の前半、DLとLBを振り返ります。

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◆DL・OLB

・DLジャラン・リード(809スナップ)

今季からシーホークスに復帰したジャラン・リードですが、良い働きをしていたように思います。31歳のベテランだけあって途中へばるところもありましたが、DEレオナード・ウィリアムズの加入もあり、全試合に出場して良いパフォーマンスでした。サックも7つと自己2番目に多い年になりました。来季もこの調子で頑張って欲しいですね。



・EDボーイエ・マフェ(808スナップ)

2022年ドラフト2巡のマフェにとっては今季が成長の年となりました。昨季は3サックだったものが、今季は7週連続サックを含む全9サック、ファンブルフォース1、ファンブルリカバー2、パス守備6とすべて昨季を上回りました。連続サックのあとは一時調子が落ちていましたが、終盤タイタンズ戦で2サックを決めたのは良かったですね。PFFでの評価も昨季の64.6から今季73.9へと上昇、特にパスラッシュは77.8の高評価でした。来季はHCがパスラッシュを重視するマクドナルドになりますので、さらに成長してリーグを代表するエッジラッシャーになって欲しいですね。



・EDドレモント・ジョーンズ(762スナップ)

昨オフに鳴り物入りで加入した前ブロンコスのジョーンズでしたが、サック数は4.5、タックル数は49に終わりました。平均的なプレイはしていて必要な戦力ではありますが、3年$51.5Mという巨額の契約に見合う活躍だったかというと、ちょっと微妙だったと思います。PFFでもポイントは61.7と平均的な評価です。怪我無く安定してプレイしてくれたのは良いですが、来季は年俸を切り下げて契約再構築はして欲しいかな、と思います。



・DLレオナード・ウィリアムズ(524スナップ)

29歳のDLウィリアムズは今季第8週からトレードでシーホークスに加入しました。加入前のジャイアンツ時代と足してバイウィークなしの全18試合でプレイしました。これは1930年以来の記録だったようです。プレイぶりもジャイアンツ時代と遜色なく、特に今季のシーホークスが悩まされていたラン守備で気を吐いていたように思います。PFFの評価も全体76.2、ラン守備68.5、パスラッシュ76.2、パスカバー69.0と安定していました。

今季後は無制限フリーエージェントとなります。今季の活躍と来季HCがマクドナルドになることを考えれば、来季もぜひ契約したいところですが、契約にはおそらく年間$17M程度の契約が必要になります。シーホークスがそれだけのキャップスペースを捻出できるかどうか。シーホークス側が再契約希望であることは伝えられています。



・EDダレル・テイラー(522スナップ)

テイラーは2020年ドラフト2巡、昨季9.5サックを挙げて今季期待されましたが、今季は5.5サック、PFFでも昨季より低評価の50.9と振るわず、上に書いたマフェに出番を奪われた格好になってしまいました。期待していたんですけどね。来季は制限付きフリーエージェントになりますが、オリジナルラウンドテンダーでの再契約が妥当かと思います。

・DLマリオ・エドワーズJr.(393スナップ)

エドワーズは今季からシーホークスに加入した30歳。DLのローテーション要員としてほぼ全試合に出場、PFFの評価でも68.0と安定した働きをしていました。年俸を考えれば十分すぎるほどの活躍と言えます。こういう選手は必要ですよね。今季後に無制限フリーエージェントになりますが、選手層と年俸次第で再契約もあるかと思います。

・EDデリック・ホール(308スナップ)

今季ドラフト2巡で加入したホールは主にDLで出場していましたが、残念ながらドラフト2巡に見合うような活躍とは言えなかったように思います。前半は積極的に起用されていましたが、後半は出場スナップが減ってしまいました。特にラン守備に欠点があり、PFFでもラン守備32.7の低評価でした。この欠点を補わない限り活躍は難しいかと思います。新HCマクドナルドや新DCで元DLコーチのダーデの指導で良くなればいいな、と思います。

・EDウーチェナ・ヌウォス(283スナップ)

今季は彼の離脱がシーホークス守備の悪化に直結してしまいました。今季開幕前に3年の契約延長をし、開幕から6試合で2サック2ファンブルフォースと今季も活躍していましたが、そこで胸部の怪我で手術、今季終了となってしまいました。その後シーホークスの守備のパフォーマンスは目に見えて落ち、ヌウォスがここまでシーホークスの守備を支えていたんだな、と驚いたものです。

来季はHCがマクドナルドになりますし、怪我から復帰してまたあの守備を見せてほしいですね。

・DLキャメロン・ヤング(201スナップ)

今季ドラフト4巡のヤングは、主にDTジャラン・リードの控えとして出場していました。今季はある程度の経験を積めて、来季への足掛かりになったシーズンだと思います。来季はブレイクして欲しいですね。

・DLマイルズ・アダムズ(87スナップ)

DLアダムズはDLの控えとして87スナップに出場。やはりラン守備に難があり、あまり起用されませんでした。独占フリーエージェントになりますが、来季も契約されるでしょう。

・DLマイク・モリス(26スナップ)

モリスは今季ドラフト5巡ルーキー。しかし開幕週だけ出場し肩の怪我でシーズン終了となりました。来季はHCがミシガン大で一緒だったマクドナルドになります。活躍を期待したいです。

◆ILB

・ボビー・ワグナー(1170スナップ)

ワグナーは今季も183タックルと衰え知らずのタックラーぶりを見せていましたが、ただ今季はパス守備の弱点を突かれて、特にラムズ戦でやられてしまう場面が目立ちました。シーホークスのラン守備が崩壊する中でラン守備では一人気を吐いていましたが、終盤はやや疲れが見える場面もあり、ワグナーも33歳ではさすがに衰えて見えて来たかな、と思わざるを得ませんでした。

来季は無制限フリーエージェントとなります。シーホークスとの再契約はあるのかどうか。HCマクドナルドはどう考えるでしょうか。



・ジョーディン・ブルックス(802スナップ)

ブルックスは2020年ドラフト1巡、今季は111タックルと昨季よりは落ちましたが、サックは4.5とワグナーの助けもあって増えパスラッシュは好調でした。ただラン守備ではタックルミスが目立ち、PFFでも49.3と低評価に終わりシーホークスのラン守備崩壊の一因となってしまいました。

ブルックスも来季は無制限フリーエージェントとなります。まだ26歳ですので、再契約は十分あり得るかと思います。



・デヴィン・ブッシュ(251スナップ)

今季スティーラーズからシーホークスに加入した元ドラフト1巡のブッシュ、本来はブルックスが開幕に間に合わない時のスターターという役割でしたが、ブルックスが開幕に間に合ったので結果的に控えILBとなりました。控えとしてはまずまずの働きだったかと思いますが、先発起用となると全体的にもう一つかな、と思います。頑張ってはいましたけどね。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約は微妙でしょう。

・ジョン・ラティガン(21スナップ)

ラティガンはドラフト外でシーホークスに加入して3年目。主にスペシャルチームでプレイしました。無制限フリーエージェントとなりますが、来季も同じ役回りで再契約されるのではないでしょうか。

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次はDB編になります。











シーホークスの新OCとDCが決まった模様

シーホークスの新しいオフェンシブ・コーディネーター(OC)とディフェンシブ・コーディネーター(DC)が決まった模様です。

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まず注目のOCですが、結局噂されていたライアン・グラブに決まったようです。グラブは今年からアラバマ大のOCに就任するということで挨拶までしていたのですが、公式ページにはそれがまだ掲載されておらず、シーホークスとはまだ交渉中である旨が伝えられていました。

そして今日、X(旧ツイッター)でGMシュナイダーとHCマクドナルドがグラブと食事をしている写真が流され、その直後にグラブがシーホークスのOCに就任することが各種メディアで報道された、という経緯です。



ライアン・グラブは47歳。アイオワ州のブエナビスタ大でRBやWRとしてプレイしたあと、2003年からカレッジのコーチのキャリアを開始。2022年からはシーホークスの地元シアトルのワシントン大学のフットボールチーム(ハスキーズ)のOCを務め、そのオフェンスを大きく強化し、今季はドラフト上位候補のQBペニックスJr.を擁してCFPナショナルチャンピオンシップにまで進出しました。NFLのコーチは今回のシーホークスOC就任が初経験ということになります。

私はカレッジフットボールは見ることができていないので全く詳しくないのですが、シアトルのXのタイムラインではCFPチャンピオンシップの試合中は相当盛り上がっていましたね。HCマクドナルドは以前そのCFPチャンピオンシップの相手、ミシガン大学のDCでしたので、お互いの実力は良く知っているのだと思います。

※カレッジでのグラブについてはしゅうまい12さんのブログが詳しいです。

OCには他にもチップ・ケリーなどが候補に挙がっていましたが、若いことや地元のコーチだったということもあって、私はグラブが最善の選択肢だと思っていました。彼に決まって良かったと思います。そして、今年のドラフトでQBペニックスJr.を指名する確率もこれで上がったかと思います。

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DCはイギリス出身の44歳、エイデン・ダーデに決まった模様です。



ダーデはイギリスのミドルセクス出身。以前あったNFLヨーロッパのスコットランドや、NFLのパンサーズやチーフスの練習選手枠でLBとしてプレイしていました。

その後、NFLUK(英国)のフットボール振興の責任者を務めたあと、2018年からファルコンズでコーチを始め、2020年にはHCダン・クインの下でファルコンズのOLBコーチ、2021年からはカウボーイズでDCダン・クインの下でDLコーチでした。ダン・クインの系列のコーチということになります。

HCマクドナルドは、守備のコールは自分で行うことを公言しているので、ダーデは守備のコーチングに専念することになりますが、将来的にHCマクドナルドが彼にコールを任せられるようなコーチにすることが使命になるのかと思います。また、HCマクドナルドやアシスタントHCフレイジャーはDBコーチの出身ですから、DLコーチ出身の彼がDCということでバランスが取れる、ということもあると思います。

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シーホークスのコーチ陣もだいぶ形が出来てきました。みんな若いですね。来季、期待したいです。






シーホークス 2023年シーズンを振り返る(3)

最初に、シーホークスの新しいコーチ陣についてお伝えします。次のコーチたちが就任予定と報道されています。

・アシスタントヘッドコーチ:レスリー・フレイジャー (64)…1981-1985年にベアーズでCBとしてプレイ、1985年にはスーパーボウルチャンピオンになっています。コーチとしてはカレッジを経てイーグルス、ベンガルズ、コルツと経験し、バイキングスで2011-2013年にヘッドコーチ、その後バッカニアーズ、レイヴンズ、ビルズとコーチを経験して来ました。レイヴンズ時代にHCマクドナルドと同僚で、そこからマクドナルドのメンターとして親交があったようです。非常に経験豊富ですので頼れる相談役になりそうです。

・スペシャルチーム・コーディネーター:ジェイ・ハーボウ (34)…彼は、先日チャージャーズのHCになったジム・ハーボウの息子です。ジムがずっとHCをしていたミシガン大で2015年からコーチ、2019年からスペシャルチーム・コーディネーターを務めて来ました。ミシガン大でHCマクドナルドと同僚だったことになりますね。

・ラインバッカーコーチ:カーク・オリヴァドッティ (50)…様々なチームでコーチを歴任し、2019年からはパッカーズのILBコーチでした。HCマクドナルドとは2011-2013年ジョージア大学時代に同僚だったようです。

・シニア・ディフェンシブ・アシスタント:カール・スコット (38)…2022年からシーホークスに在籍、昨季はセカンダリー・コーチ&パスゲーム・コーディネーターでした。イーグルスから声がかかっていましたがどうも残留するようです。

オフェンシブ・コーディネーター(OC)やディフェンシブ・コーディネーター(DC)はまだ決まっていません。慎重に選択をしているようですね。OCとしてジャイアンツにOCマイク・カフカのインタビューを要求しましたが、ジャイアンツにブロックされました。今までより上の地位で雇う場合は無条件に交渉できますが、同じ地位以下だと相手チームの同意が必要です。

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では、シーホークスの2023年シーズンを振り返る、第3回は攻撃編の後半です。

◆TE


TEはファントが570、パーキンソンが494、ディズリーが378スナップで出場。ほぼこの3人で回しました。

ノア・ファントは今季は獲得414ヤードTDなしに終わりました。厳しい状況でキャッチを決めていた印象はありますが、昨季ほどのインパクトはありませんでしたね。ただ、ブロッキングではPFFで自身過去最高のポイントを稼ぎ成長しています。来季は無制限フリーエージェントになりますが、シーホークスとの再契約はおそらくないかと思います。



コルビー・パーキンソンは247ヤード2TD。タッチダウンは3人の中で一番多かったですね。今季がルーキー契約最終年だからという配慮もあったかと思います。プレイもこれまでよりは良かったですが、ドラフト時に聞いていた、カレッジ最終年でドロップなしというキャッチ力は4年間を通じてあまり感じませんでした。無制限フリーエージェントになりますが、どこか取るところがあるでしょうか。練習選手枠ならあるかもしれません。



ウィル・ディズリーは172ヤード1TD。スペシャルチームでも多くのスナップに出場し、献身的な働きはしていました。ブロッキングも相変わらず高い評価(PFFでパスブロック83.5、ランブロック77.2)でしたが、$9.22Mのキャップを考えるともう少し働いて欲しいと思います。契約は来季までありますが、契約再構築、または、リリースの可能性まであると思います。



※最終戦が今季唯一のタッチダウンでした。



◆OL


LTクロス、LGルイス、Cブラウン、RGヘインズ、RTルーカスというユニットが正メンバーでしたが、この5人が揃うことは滅多にありませんでした。クロスが第2週から第5週まで、ルーカスが第2週から第12週まで欠場しましたが、影響が大きかったのはRTルーカスの方でしたね。

また、Gヘインズも怪我がちで、ルーキーGブラッドフォードや途中加入した大ベテランG/Tピータースが代役を務めていました。昨季から継続して控えのフォーサイス、カーハンも、代役のスターターとしては良い場面があったものの、継続したスターターとしては力不足感が否めませんでしたね。

ルイス、ブラウン、ヘインズがフリーエージェントになりますので、IOLは総入れ替えになります。ドラフトで全員固めて若いOLにするのか、それとも一人ベテランを入れて締めるのか、どちらにしろ今季より良いユニットにして欲しいものです。

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・LTチャールズ・クロスは832スナップに出場。開幕戦でいきなり怪我で下がった時は、今季もOLが厳しいなあ…、と思ったものです。結局4週だけ休んで戻って来たものの、プレイとしては昨季と同等レベルにとどまった印象です。2022年ドラフト全体9位ですから、できればリーグを代表するLTに育って欲しいです。今後に期待したいですね。

・LGダミアン・ルイスは926スナップに出場。第6週で休みましたが、それ以外はすべて出場しました。ルーキー契約最終年ということもあり活躍を期待しましたが、結果としてはもう一つに終わった印象です。特にラムズのアーロン・ドナルドにかなりやられていましたね。まあ彼が相手だと仕方ないとも思いますが。。。無制限フリーエージェントとなりますが、年俸次第ではシーホークスとの再契約もあるかもしれません。でもできればIOLはドラフトで一新して欲しいですね。

・Cエヴァン・ブラウンは955スナップに出場。怪我で一時下がることもありましたが、全試合に出場しました。また、ルイスやヘインズの欠場時にはガードとしても出場してくれました。プレイぶりとしては、まずまず、という感じですね。年俸から考えると十分な働きをしているかと思います。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約するかは微妙でしょう。

・RGフィル・ヘインズは437スナップに出場。第13週以降は故障者リストと、やや期待外れな結果に終わりました。プレイぶりもやはり今一つという感じで、昨季再契約したのは結果としてやや失敗だったかな、と思います。彼も無制限フリーエージェントとなりますが、再契約はなさそうです。

・RTアブラハム・ルーカスは273スナップのみ出場。昨季は彼がOLの中で一番良いパフォーマンスを見せていただけに、彼の不在が今季のOLに大きく響きました。今季終了後に膝の手術を受けています。来季は万全な状態で活躍して欲しいものですね。

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以下は控えです。

・アンソニー・ブラッドフォードは659スナップに出場。今季の4巡ルーキーですが、ヘインズやルイスが欠場した穴を埋めました。彼らと同等レベルのプレイはしていたので良かったですが、特にパスプロテクトが弱く(PFF:38.9)、常時レギュラーと言われるともう少し物足りない気がします。今後の成長に期待したいですね。

・ストーン・フォーサイスは497スナップに出場。LTクロスやRTルーカスが怪我をした際の代役として、最初は非常に良く頑張っていましたが、やはり控えだけあって徐々にパフォーマンスが落ちて行った印象ですね。来季も控えの便利屋として起用されることになるかと思います。

・ジェイク・カーハンは296スナップに出場。こちらもRTルーカスの代役として最初は良かったですが、やはり調子が落ちて行きましたね。結果一旦チームからリリースされ、ウェイバー通過後に練習選手枠で再契約されることになりました。来季の再契約は微妙なところです。

・ジェイソン・ピータースは往年の名手で42歳の大ベテラン、215スナップに出場しました。第8週から起用されて最初はフォーサイス、カーハンを上回るパフォーマンスを示していましたが、やはり年齢のせいもあってパフォーマンスが落ちて行き、最後は怪我で欠場していました。ただ、選手の精神的支柱となるなど、獲得した甲斐はあったように思います。来季の再契約はおそらくないでしょう。

・オル・オルワティミは128スナップに出場。ドラフト5巡ルーキーですが、センターの控えとして出場し、まずまずの結果を残しました。ただ、スナップが不安定だったり等、スターターとしてはもう一回りのレベルアップが必要ですね。来季は期待したいところです。

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次回は守備編の前半になります。












HCマイク・マクドナルド 就任記者会見の内容

今朝、HCマクドナルドの就任後初の記者会見が行われました。この中から注目すべき内容を挙げてみます。









↑こちらがよくまとまっていますので、英語ができる方はこちらを読むと良いかと思います。

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・GMシュナイダー「未来がここにある。これが我々の行く道だ。彼は特別な男だ。」

※まずはシュナイダーから挨拶。プレイオフでレイヴンズが負けるのを祈っていた、という余計なジョークも言っていましたが。



以下はすべてHCマクドナルドのコメントです。

・シアトルは特別な街だ。世界一のファンを我々は得ている。

※マクドナルドの姉妹の一人が一時シアトルに住んでいたらしく、地縁はあるようです。


・私はチームの行きたい方向を理解しているし、我々はそこへ向かう方針で一致している。私はそのプロセスを始めることにとてもワクワク(juiced)している。

※オーナーのジョディ・アレンの寄与もかなりあったようです。


・私が守備のコールを行う

※ここは重要な点ですね。HCですが、守備のコールは自身が行うとのこと。ただ、いずれは守備コーディネーター(DC)に譲るかも、とも話しています。


・「殿堂入りコーチ」キャロルは尊敬しているが、私のパーソナリティは彼と違うので、彼のようになろうとは試みない。

※自分の色を出したい、というのは当然だと思いますね。


・すでに多くのコーチたちとコンタクトしている。NFLでの経験は最優先事項ではない。

※自身が2021年にミシガン大でコーチをしていましたので、カレッジからコーチを連れて来ることも十分考えられます。


・今季の試合で当たった時に見たが、QBジーノ・スミスは強く尊敬している。

※HCが変わってQBも変えるのではないか、という観測もありますが、ここではまずQBジーノ・スミスに尊敬の念を述べています。また、フリーエージェントになるQBロックへの言及もあったようです。


・CBウィザースプーンをコーチングできることに興奮している。

※ドラフト時にはレイヴンズもウィザースプーンを強く狙っていました。その彼をコーチできることが嬉しいとのこと。


・レイヴンズ時代と同じ守備のやり方をやるとは限らない。個々の選手にあったことをやる。

※マクドナルドは選手個人個人のパーソナリティを重視するコーチです。選手の個性にあったプレイコールを考えて行くことがマクドナルドの方針なのでしょう。


・攻撃はフィジカル重視、爆発的な攻撃をしたい。選手の力を見て攻撃を組み立てたい。

※これまではずっと守備のコーチでしたので、彼が攻撃のことをどう考えているかは未知数でしたが、まずはフィジカルという言葉が出ました。また、やはり選手の個性を重視する発言が出ています。


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今後はコーチ選びが進められることになります。HCキャロル時代のコーチ陣は、キャロル退任とともに全員が新しい職を探して良いということで、ある意味フリーエージェントになっています(前OCウォルドロン(ベアーズOC)やDCハート(イーグルスDLコーチ)など、すでに次の職が決まっているコーチもいます)。

現在のシーホークスのコーチ陣は、HCマクドナルドのみが決まっている状態です。今後攻撃・守備コーディネーターから決まって行くと思いますが、攻撃コーディネーターの人事が一番の注目でしょう。

攻撃コーディネーターとして現在噂されているのは、アラバマ大の攻撃コーディネーター兼QBコーチ、ライアン・グラブです。会見でHCマクドナルドも述べていたように、NFLだけでなくカレッジも含めた広い範囲でコーチを探しているようです。完全に新しいシーホークスになりそうですね。期待は大きいです。






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