GMシュナイダーはここで動きました。



コルツからGクエントン・ネルソンをトレードで獲得しました。対価は2027年の3巡+2028年の5巡です。

ネルソンはノートルダム大出身、2018年ドラフト1巡全体6位でコルツに加入の現在30歳。以来コルツ不動のLGとして、8年連続プロボウル選出、オールプロファーストチーム3回、セカンドチーム3回選出。現在NFL最高のガードの一人です。コルツは今季これまで2勝5敗、QBリチャードソン獲得の失敗などもあってGMバラードが解任され、チームをいったん解体し再建モードに入ると言われています。現在コルツの暫定GMドッズが2016年までシーホークスのスカウト担当役員でしたので、そのつながりもあって、コルツと何らかのトレードが成立するのでは、と言われていました。

そのトレード候補が、GネルソンとRBテイラーでした。そしてGMシュナイダーは今日、Gネルソンを獲得したわけです。ネルソンの契約は今季まで、トレードの際は以前のチームの契約をそのまま引き継ぐので、シーホークスとの契約も今季までになります。ただ、過去トレードで獲得したアーネスト・ジョーンズやシャヒード、もっと前だとジャマール・アダムズやクラウニーも、契約最終年度にトレードで獲得しプレイを見てから契約延長の可否を評価しました。Gネルソンも今季のプレイを評価した上で、契約延長を図ることになるでしょう。



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ファンの中では、どちらかと言うとRBの獲得の方が希望されていたように思います。私もトレードではRBの獲得の方が必要だと思っていました。その中でGMシュナイダーがまずGネルソン獲得に動いた理由は、いくつか考えられます。

まずは、RBは今からRBシャーボネイ、1巡ルーキーRBプライスと、どんどん怪我から復帰して来るというところ。現有戦力のRBウィルソン、RBホラーニらに彼らが加われば十分戦えると踏んだのでしょう。

もう一つは、対価がリーゾナブルだったというところだと思います。当代最高レベルのガードがドラフト3巡+5巡でトレードできるとは、私も安いな、と思いました。シーホークスは2027年のドラフトの権利(ピック)が、補償ピックも含めて現在12個あると予想されています。ここで3巡を1個放出してもルーキーを十分補強できます。

あとは、OLを強化すれば、QBダーノルドが安定し、ランも出て、オフェンス全体に大きな好影響をもたらすだろう、と考えたのでしょう。今週の試合では、RGがヘインズ/スティーブンスからブラッドフォードに戻っただけで、あれだけの攻撃の安定性がもたらされました。Gネルソンが入ればもっともっと良くなる、と考えても不思議ではないです。

私がOLよりRBの獲得を望んでいた理由の一つは、OLは5人の共同作業なので、強力な選手を一人追加してユニットとして大きな強化が期待できるのか、という危惧を感じていたのがあります。ネルソン級の選手ならシーホークスのOLにもすぐアジャストするでしょうし、OLコーチのベントンは信頼できるコーチですから、そこは心配はいらないと思います。

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とはいえ、トレードはこれだけでは終わらない可能性もあります。GネルソンはNFLではほぼLG専でした。シーホークスでは現在ゼイベルがLGを守っていますが、彼はカレッジではRGやRT、LTの経験もあります。基本的には彼がRGに回るものだと思いますが、そうするとGブラッドフォード(契約は今季まで)やGヘインズ(契約は来季まで)、さらに兼ねてからトレードの可能性があると言われているCオルワティミ(契約は今季まで)、彼らのうち誰かが余剰戦力になります。これをトレードの駒に含めて、上に書いたようにまだ潤沢にある来年のドラフトのピックと交換に、もう一つトレードがあるかもしれません。

※その後Gヘインズはリリース、ウェイバー公示されました。RGはゼイベル、ブラッドフォード、スティーブンスということになるようです。



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シーホークスは11/10のトレード期限を前に早めに大きく動きました。これで攻撃が安定すれば、スーパーボウル連覇も十分可能性があります。今後のシーホークスにも注目ですね!