最初に、シーホークスの新しいコーチ陣についてお伝えします。次のコーチたちが就任予定と報道されています。
・アシスタントヘッドコーチ:レスリー・フレイジャー (64)…1981-1985年にベアーズでCBとしてプレイ、1985年にはスーパーボウルチャンピオンになっています。コーチとしてはカレッジを経てイーグルス、ベンガルズ、コルツと経験し、バイキングスで2011-2013年にヘッドコーチ、その後バッカニアーズ、レイヴンズ、ビルズとコーチを経験して来ました。レイヴンズ時代にHCマクドナルドと同僚で、そこからマクドナルドのメンターとして親交があったようです。非常に経験豊富ですので頼れる相談役になりそうです。
・スペシャルチーム・コーディネーター:ジェイ・ハーボウ (34)…彼は、先日チャージャーズのHCになったジム・ハーボウの息子です。ジムがずっとHCをしていたミシガン大で2015年からコーチ、2019年からスペシャルチーム・コーディネーターを務めて来ました。ミシガン大でHCマクドナルドと同僚だったことになりますね。
・ラインバッカーコーチ:カーク・オリヴァドッティ (50)…様々なチームでコーチを歴任し、2019年からはパッカーズのILBコーチでした。HCマクドナルドとは2011-2013年ジョージア大学時代に同僚だったようです。
・シニア・ディフェンシブ・アシスタント:カール・スコット (38)…2022年からシーホークスに在籍、昨季はセカンダリー・コーチ&パスゲーム・コーディネーターでした。イーグルスから声がかかっていましたがどうも残留するようです。
オフェンシブ・コーディネーター(OC)やディフェンシブ・コーディネーター(DC)はまだ決まっていません。慎重に選択をしているようですね。OCとしてジャイアンツにOCマイク・カフカのインタビューを要求しましたが、ジャイアンツにブロックされました。今までより上の地位で雇う場合は無条件に交渉できますが、同じ地位以下だと相手チームの同意が必要です。
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では、シーホークスの2023年シーズンを振り返る、第3回は攻撃編の後半です。
◆TE
TEはファントが570、パーキンソンが494、ディズリーが378スナップで出場。ほぼこの3人で回しました。
ノア・ファントは今季は獲得414ヤードTDなしに終わりました。厳しい状況でキャッチを決めていた印象はありますが、昨季ほどのインパクトはありませんでしたね。ただ、ブロッキングではPFFで自身過去最高のポイントを稼ぎ成長しています。来季は無制限フリーエージェントになりますが、シーホークスとの再契約はおそらくないかと思います。
コルビー・パーキンソンは247ヤード2TD。タッチダウンは3人の中で一番多かったですね。今季がルーキー契約最終年だからという配慮もあったかと思います。プレイもこれまでよりは良かったですが、ドラフト時に聞いていた、カレッジ最終年でドロップなしというキャッチ力は4年間を通じてあまり感じませんでした。無制限フリーエージェントになりますが、どこか取るところがあるでしょうか。練習選手枠ならあるかもしれません。
ウィル・ディズリーは172ヤード1TD。スペシャルチームでも多くのスナップに出場し、献身的な働きはしていました。ブロッキングも相変わらず高い評価(PFFでパスブロック83.5、ランブロック77.2)でしたが、$9.22Mのキャップを考えるともう少し働いて欲しいと思います。契約は来季までありますが、契約再構築、または、リリースの可能性まであると思います。
※最終戦が今季唯一のタッチダウンでした。
◆OL
LTクロス、LGルイス、Cブラウン、RGヘインズ、RTルーカスというユニットが正メンバーでしたが、この5人が揃うことは滅多にありませんでした。クロスが第2週から第5週まで、ルーカスが第2週から第12週まで欠場しましたが、影響が大きかったのはRTルーカスの方でしたね。
また、Gヘインズも怪我がちで、ルーキーGブラッドフォードや途中加入した大ベテランG/Tピータースが代役を務めていました。昨季から継続して控えのフォーサイス、カーハンも、代役のスターターとしては良い場面があったものの、継続したスターターとしては力不足感が否めませんでしたね。
ルイス、ブラウン、ヘインズがフリーエージェントになりますので、IOLは総入れ替えになります。ドラフトで全員固めて若いOLにするのか、それとも一人ベテランを入れて締めるのか、どちらにしろ今季より良いユニットにして欲しいものです。
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・LTチャールズ・クロスは832スナップに出場。開幕戦でいきなり怪我で下がった時は、今季もOLが厳しいなあ…、と思ったものです。結局4週だけ休んで戻って来たものの、プレイとしては昨季と同等レベルにとどまった印象です。2022年ドラフト全体9位ですから、できればリーグを代表するLTに育って欲しいです。今後に期待したいですね。
・LGダミアン・ルイスは926スナップに出場。第6週で休みましたが、それ以外はすべて出場しました。ルーキー契約最終年ということもあり活躍を期待しましたが、結果としてはもう一つに終わった印象です。特にラムズのアーロン・ドナルドにかなりやられていましたね。まあ彼が相手だと仕方ないとも思いますが。。。無制限フリーエージェントとなりますが、年俸次第ではシーホークスとの再契約もあるかもしれません。でもできればIOLはドラフトで一新して欲しいですね。
・Cエヴァン・ブラウンは955スナップに出場。怪我で一時下がることもありましたが、全試合に出場しました。また、ルイスやヘインズの欠場時にはガードとしても出場してくれました。プレイぶりとしては、まずまず、という感じですね。年俸から考えると十分な働きをしているかと思います。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約するかは微妙でしょう。
・RGフィル・ヘインズは437スナップに出場。第13週以降は故障者リストと、やや期待外れな結果に終わりました。プレイぶりもやはり今一つという感じで、昨季再契約したのは結果としてやや失敗だったかな、と思います。彼も無制限フリーエージェントとなりますが、再契約はなさそうです。
・RTアブラハム・ルーカスは273スナップのみ出場。昨季は彼がOLの中で一番良いパフォーマンスを見せていただけに、彼の不在が今季のOLに大きく響きました。今季終了後に膝の手術を受けています。来季は万全な状態で活躍して欲しいものですね。
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以下は控えです。
・アンソニー・ブラッドフォードは659スナップに出場。今季の4巡ルーキーですが、ヘインズやルイスが欠場した穴を埋めました。彼らと同等レベルのプレイはしていたので良かったですが、特にパスプロテクトが弱く(PFF:38.9)、常時レギュラーと言われるともう少し物足りない気がします。今後の成長に期待したいですね。
・ストーン・フォーサイスは497スナップに出場。LTクロスやRTルーカスが怪我をした際の代役として、最初は非常に良く頑張っていましたが、やはり控えだけあって徐々にパフォーマンスが落ちて行った印象ですね。来季も控えの便利屋として起用されることになるかと思います。
・ジェイク・カーハンは296スナップに出場。こちらもRTルーカスの代役として最初は良かったですが、やはり調子が落ちて行きましたね。結果一旦チームからリリースされ、ウェイバー通過後に練習選手枠で再契約されることになりました。来季の再契約は微妙なところです。
・ジェイソン・ピータースは往年の名手で42歳の大ベテラン、215スナップに出場しました。第8週から起用されて最初はフォーサイス、カーハンを上回るパフォーマンスを示していましたが、やはり年齢のせいもあってパフォーマンスが落ちて行き、最後は怪我で欠場していました。ただ、選手の精神的支柱となるなど、獲得した甲斐はあったように思います。来季の再契約はおそらくないでしょう。
・オル・オルワティミは128スナップに出場。ドラフト5巡ルーキーですが、センターの控えとして出場し、まずまずの結果を残しました。ただ、スナップが不安定だったり等、スターターとしてはもう一回りのレベルアップが必要ですね。来季は期待したいところです。
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次回は守備編の前半になります。
・アシスタントヘッドコーチ:レスリー・フレイジャー (64)…1981-1985年にベアーズでCBとしてプレイ、1985年にはスーパーボウルチャンピオンになっています。コーチとしてはカレッジを経てイーグルス、ベンガルズ、コルツと経験し、バイキングスで2011-2013年にヘッドコーチ、その後バッカニアーズ、レイヴンズ、ビルズとコーチを経験して来ました。レイヴンズ時代にHCマクドナルドと同僚で、そこからマクドナルドのメンターとして親交があったようです。非常に経験豊富ですので頼れる相談役になりそうです。
・スペシャルチーム・コーディネーター:ジェイ・ハーボウ (34)…彼は、先日チャージャーズのHCになったジム・ハーボウの息子です。ジムがずっとHCをしていたミシガン大で2015年からコーチ、2019年からスペシャルチーム・コーディネーターを務めて来ました。ミシガン大でHCマクドナルドと同僚だったことになりますね。
・ラインバッカーコーチ:カーク・オリヴァドッティ (50)…様々なチームでコーチを歴任し、2019年からはパッカーズのILBコーチでした。HCマクドナルドとは2011-2013年ジョージア大学時代に同僚だったようです。
・シニア・ディフェンシブ・アシスタント:カール・スコット (38)…2022年からシーホークスに在籍、昨季はセカンダリー・コーチ&パスゲーム・コーディネーターでした。イーグルスから声がかかっていましたがどうも残留するようです。
オフェンシブ・コーディネーター(OC)やディフェンシブ・コーディネーター(DC)はまだ決まっていません。慎重に選択をしているようですね。OCとしてジャイアンツにOCマイク・カフカのインタビューを要求しましたが、ジャイアンツにブロックされました。今までより上の地位で雇う場合は無条件に交渉できますが、同じ地位以下だと相手チームの同意が必要です。
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では、シーホークスの2023年シーズンを振り返る、第3回は攻撃編の後半です。
◆TE
TEはファントが570、パーキンソンが494、ディズリーが378スナップで出場。ほぼこの3人で回しました。
ノア・ファントは今季は獲得414ヤードTDなしに終わりました。厳しい状況でキャッチを決めていた印象はありますが、昨季ほどのインパクトはありませんでしたね。ただ、ブロッキングではPFFで自身過去最高のポイントを稼ぎ成長しています。来季は無制限フリーエージェントになりますが、シーホークスとの再契約はおそらくないかと思います。
Noah Fant showing off the hands 🙌#SEAvsDAL on Prime Video
— NFL (@NFL) December 1, 2023
Also available on #NFLPlus https://t.co/YcXzMZb8jY pic.twitter.com/iLyVdiBcgo
コルビー・パーキンソンは247ヤード2TD。タッチダウンは3人の中で一番多かったですね。今季がルーキー契約最終年だからという配慮もあったかと思います。プレイもこれまでよりは良かったですが、ドラフト時に聞いていた、カレッジ最終年でドロップなしというキャッチ力は4年間を通じてあまり感じませんでした。無制限フリーエージェントになりますが、どこか取るところがあるでしょうか。練習選手枠ならあるかもしれません。
Geno to Parkinson! These @Seahawks don't quit.
— NFL (@NFL) December 24, 2023
📺: #SEAvsTEN on CBS
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ウィル・ディズリーは172ヤード1TD。スペシャルチームでも多くのスナップに出場し、献身的な働きはしていました。ブロッキングも相変わらず高い評価(PFFでパスブロック83.5、ランブロック77.2)でしたが、$9.22Mのキャップを考えるともう少し働いて欲しいと思います。契約は来季までありますが、契約再構築、または、リリースの可能性まであると思います。
Will Dissly's first TD of the season comes at a very important time
— NFL (@NFL) January 7, 2024
📺: #SEAvsAZ on FOX
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※最終戦が今季唯一のタッチダウンでした。
◆OL
LTクロス、LGルイス、Cブラウン、RGヘインズ、RTルーカスというユニットが正メンバーでしたが、この5人が揃うことは滅多にありませんでした。クロスが第2週から第5週まで、ルーカスが第2週から第12週まで欠場しましたが、影響が大きかったのはRTルーカスの方でしたね。
また、Gヘインズも怪我がちで、ルーキーGブラッドフォードや途中加入した大ベテランG/Tピータースが代役を務めていました。昨季から継続して控えのフォーサイス、カーハンも、代役のスターターとしては良い場面があったものの、継続したスターターとしては力不足感が否めませんでしたね。
ルイス、ブラウン、ヘインズがフリーエージェントになりますので、IOLは総入れ替えになります。ドラフトで全員固めて若いOLにするのか、それとも一人ベテランを入れて締めるのか、どちらにしろ今季より良いユニットにして欲しいものです。
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・LTチャールズ・クロスは832スナップに出場。開幕戦でいきなり怪我で下がった時は、今季もOLが厳しいなあ…、と思ったものです。結局4週だけ休んで戻って来たものの、プレイとしては昨季と同等レベルにとどまった印象です。2022年ドラフト全体9位ですから、できればリーグを代表するLTに育って欲しいです。今後に期待したいですね。
・LGダミアン・ルイスは926スナップに出場。第6週で休みましたが、それ以外はすべて出場しました。ルーキー契約最終年ということもあり活躍を期待しましたが、結果としてはもう一つに終わった印象です。特にラムズのアーロン・ドナルドにかなりやられていましたね。まあ彼が相手だと仕方ないとも思いますが。。。無制限フリーエージェントとなりますが、年俸次第ではシーホークスとの再契約もあるかもしれません。でもできればIOLはドラフトで一新して欲しいですね。
・Cエヴァン・ブラウンは955スナップに出場。怪我で一時下がることもありましたが、全試合に出場しました。また、ルイスやヘインズの欠場時にはガードとしても出場してくれました。プレイぶりとしては、まずまず、という感じですね。年俸から考えると十分な働きをしているかと思います。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約するかは微妙でしょう。
・RGフィル・ヘインズは437スナップに出場。第13週以降は故障者リストと、やや期待外れな結果に終わりました。プレイぶりもやはり今一つという感じで、昨季再契約したのは結果としてやや失敗だったかな、と思います。彼も無制限フリーエージェントとなりますが、再契約はなさそうです。
・RTアブラハム・ルーカスは273スナップのみ出場。昨季は彼がOLの中で一番良いパフォーマンスを見せていただけに、彼の不在が今季のOLに大きく響きました。今季終了後に膝の手術を受けています。来季は万全な状態で活躍して欲しいものですね。
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以下は控えです。
・アンソニー・ブラッドフォードは659スナップに出場。今季の4巡ルーキーですが、ヘインズやルイスが欠場した穴を埋めました。彼らと同等レベルのプレイはしていたので良かったですが、特にパスプロテクトが弱く(PFF:38.9)、常時レギュラーと言われるともう少し物足りない気がします。今後の成長に期待したいですね。
・ストーン・フォーサイスは497スナップに出場。LTクロスやRTルーカスが怪我をした際の代役として、最初は非常に良く頑張っていましたが、やはり控えだけあって徐々にパフォーマンスが落ちて行った印象ですね。来季も控えの便利屋として起用されることになるかと思います。
・ジェイク・カーハンは296スナップに出場。こちらもRTルーカスの代役として最初は良かったですが、やはり調子が落ちて行きましたね。結果一旦チームからリリースされ、ウェイバー通過後に練習選手枠で再契約されることになりました。来季の再契約は微妙なところです。
・ジェイソン・ピータースは往年の名手で42歳の大ベテラン、215スナップに出場しました。第8週から起用されて最初はフォーサイス、カーハンを上回るパフォーマンスを示していましたが、やはり年齢のせいもあってパフォーマンスが落ちて行き、最後は怪我で欠場していました。ただ、選手の精神的支柱となるなど、獲得した甲斐はあったように思います。来季の再契約はおそらくないでしょう。
・オル・オルワティミは128スナップに出場。ドラフト5巡ルーキーですが、センターの控えとして出場し、まずまずの結果を残しました。ただ、スナップが不安定だったり等、スターターとしてはもう一回りのレベルアップが必要ですね。来季は期待したいところです。
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次回は守備編の前半になります。