シーホークス 2023年シーズンを振り返る、今回はDB編です。
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◆CB
・リク・ウーレン(940スナップ)
ウーレンは昨季はドラフト5巡ながらプロボウル選出と大活躍しましたが、今季はやや2年目のジンクスにハマってしまった感じがありました。今季も主に右側のCBとして出場しましたが、タックルが弱くラン守備に難があるという弱点を突かれ、49ナーズ戦やイーグルス戦で出場スナップ数が少なくなる場面がありました。これはウーレンだけの責任ではないですが、ウーレン自身もタックルの質を高めて行く努力はすべきだと思います。
パス守備については、インターセプトは6から2へ減ったものの、プレイとしては昨季と同等の成績を残していますので、守備全体をうまくアジャストすればウーレンはまた光ると思います。DB出身のHCマクドナルドの手腕に期待したいですね。
・デヴォン・ウィザースプーン(883スナップ)
今季ドラフト1巡全体5位で獲得したCBウィザースプーン。開幕週は怪我で欠場し出遅れましたが、第2週から主にスロット(ニッケルバック)として出場し大活躍。ジャイアンツ戦ではインターセプトから97ヤードのタッチダウンを決めました。惜しくも守備のルーキー・オブ・ザ・イヤーには届かなかった(投票では4位)ものの、プロボウルに選出されるなど、ドラフト全体5位に恥じない大活躍でしたね。
彼の長所は非常に強いタックル力です。上のウーレンと比べるとわかりますが、PFFではウーレンのラン守備が37.3ポイントに対し、ウィザースプーンは80.0ポイント。パスラッシュもウーレンが53.7に対し、ウィザースプーンは90.8ポイントです。さらにパスカバーも79.7ポイント(ウーレンは75.0)と何でもできるところが魅力です。下に書くSジャマール・アダムズに期待していたプレイを彼がすべてやってしまいましたね。素晴らしいです。
来季も大きく期待したいですね。今度はディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを目指して欲しいです。
・トレ・ブラウン(603スナップ)
ブラウンは2021年ドラフト4巡、今季は主に左側のCBとして出場し、ウーレンやウィザースプーンに隠れていましたが、34タックル2INT1サック2ファンブルフォースと自身過去最高のシーズンを過ごしました。ライオンズ戦ではインターセプトからピック6も決めました。PFFでもパスラッシュが80.5の高評価、全体でも62.8と平均以上でした。
来季はルーキー契約最終年ですので、さらに活躍して再契約を勝ち取りたいところですね。期待したいです。
・マイケル・ジャクソン(474スナップ)
今季は主にブラウンやウーレンが怪我をした時の代役として両CBに入っていましたが、シーズン後半はタックルの良さを買われて出番が多くなりました。結果としてレギュラーだった昨季よりは出場スナップ数が減りましたが、プレイはとても良かったです。シーホークスには欠かせない戦力ですね。制限付きフリーエージェントとなりますが、オリジナルラウンドテンダーでの再契約が期待されます。
・オーティー・バーンズ(232スナップ)
バーンズは主にスロットの控えとして出場し、プレイとしては安定していましたがさすがにウィザースプーンにはかなわず、出場機会は多くありませんでした。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約されるかは微妙なところでしょう。
◆S
・クアンドレ・ディグズ(1155スナップ)
ディグズももう31歳、シーホークスでは5シーズン目になります。今季もシーホークスの最後の砦として、LBワグナーの次に多い守備スナップ数に出場しました。ただ、今季はプレイの質としてはもう一つ、インターセプトはシーホークスに来て最小の1、PFFのポイントでも55.1とライオンズ時代の2016年に次いで過去2番目に悪いポイントとなってしまいました。本人はシーズン序盤に、自分の評価が低すぎる、とコメントしていたように記憶していますが、実際見ていても昨季ほどの安定感や目立った場面はなかったように思います。
契約は来季までありますが、キャップを考えるとリリースまでありえます。DBのキャプテンとして選手の精神的支柱になっていますが、シーズン最終戦直後の若手選手だけが集まったラヴの子供誕生祝いなど、ベテランと若手の断絶を伺わせる場面もありました。HCがマクドナルドへ若返ったこともあり、このタイミングで若い選手へ舵を切るのかどうか。ただ、どうもHCマクドナルドは2024年は現有戦力で戦いたい気持ちのようですので、残留する可能性も高いと思います。
・ジュリアン・ラヴ(937スナップ)
今季ジャイアンツから加入のラヴは、主にFS、またスロットでも出場し、2ファンブルフォース1ファンブルリカバー4インターセプト10パス守備と大活躍しました。PFFでの評価も72.8と高く、特にパスラッシュでは90.0と素晴らしい評価になりました。もともと次に書くジャマール・アダムズが働かない時の抑えで獲得したものだと思いますが、アダムズを大幅に上回る大活躍でしたね。
※イーグルス戦で勝利を決めたインターセプト。すごかったですね。
ただ一方ではラン守備が55.2と甘いところも見せました。タックルミスが多かったと思いますね。HCマクドナルドの指導でこれが強化されれば、さらに素晴らしいセイフティになると思います。来季も大きく期待したいです。契約は来季までですが、契約年数を延長して来季のキャップヒットは下げてもらう、というのが有力かと思います。
・ジャマール・アダムズ(518スナップ)
2020年にドラフト1巡の権利2個他とのトレードでシーホークスに来たSアダムズもシーホークスでは4シーズン目。今季はWLBでの出場が一番多く、次にスロット、そしてFSでの出場もありましたが、全体的に振るわないシーズンとなってしまいました。昨季の怪我のため出場は第4週からになりましたが、明らかに怪我の影響が残っておりプレイが冴えず、結局第15週から再び欠場、故障者リスト入りしてシーズンを終えました。
契約は2025年まであります。このオフにカットしてもキャップは$7.3M、6/1以降にリリースする扱いにすれば$17Mのセーブ(使えるキャップが増える)になります。HCキャロルも退任しましたし、このタイミングでリリースするのが妥当だと思います。
・コービー・ブライアント(147スナップ)
2022年ドラフト4巡のブライアント。本来はCBですが、今季は昨季のファンブルフォースの多さも考慮してセイフティでもプレイするということで、出場時は主にスロット、WLBでもプレイしました。しかし、上に書いたウィザースプーンやラヴとの競争に負けた格好で、昨季4つあったファンブルフォースは今季1つのみ。プレイとしてもPFFで34.0ポイントと低調に終わってしまいました。来季もDBは層が厚くなかなか厳しい競争となりますが、頑張って欲しいところです。
・ジェリック・リードII(29スナップ)
今季ドラフト6巡で加入のリードは、9タックルを記録するなどスペシャルチームで大活躍し、今季のオールルーキーチームにも選出されました。ただ11月に膝前十字靭帯断裂の怪我で故障者リスト入り、そのままシーズンエンドとなってしまいました。来季は怪我を治してまずはスペシャルチーム、そしてレギュラーへの道を歩んで欲しいですね。
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次のスペシャルチーム&コーチ編で振り返りは最終回になります。
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◆CB
・リク・ウーレン(940スナップ)
ウーレンは昨季はドラフト5巡ながらプロボウル選出と大活躍しましたが、今季はやや2年目のジンクスにハマってしまった感じがありました。今季も主に右側のCBとして出場しましたが、タックルが弱くラン守備に難があるという弱点を突かれ、49ナーズ戦やイーグルス戦で出場スナップ数が少なくなる場面がありました。これはウーレンだけの責任ではないですが、ウーレン自身もタックルの質を高めて行く努力はすべきだと思います。
パス守備については、インターセプトは6から2へ減ったものの、プレイとしては昨季と同等の成績を残していますので、守備全体をうまくアジャストすればウーレンはまた光ると思います。DB出身のHCマクドナルドの手腕に期待したいですね。
Riq Woolen sniffs out the trick play and gets an INT!
— NFL (@NFL) November 19, 2023
📺: #SEAvsLAR on CBS
📱: Stream on #NFLPlus https://t.co/jckqnJwdb2 pic.twitter.com/FLDgC7zPdJ
・デヴォン・ウィザースプーン(883スナップ)
今季ドラフト1巡全体5位で獲得したCBウィザースプーン。開幕週は怪我で欠場し出遅れましたが、第2週から主にスロット(ニッケルバック)として出場し大活躍。ジャイアンツ戦ではインターセプトから97ヤードのタッチダウンを決めました。惜しくも守備のルーキー・オブ・ザ・イヤーには届かなかった(投票では4位)ものの、プロボウルに選出されるなど、ドラフト全体5位に恥じない大活躍でしたね。
DEVON WITHERSPOON 97-YARD PICK-6!
— NFL (@NFL) October 3, 2023
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彼の長所は非常に強いタックル力です。上のウーレンと比べるとわかりますが、PFFではウーレンのラン守備が37.3ポイントに対し、ウィザースプーンは80.0ポイント。パスラッシュもウーレンが53.7に対し、ウィザースプーンは90.8ポイントです。さらにパスカバーも79.7ポイント(ウーレンは75.0)と何でもできるところが魅力です。下に書くSジャマール・アダムズに期待していたプレイを彼がすべてやってしまいましたね。素晴らしいです。
来季も大きく期待したいですね。今度はディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーを目指して欲しいです。
・トレ・ブラウン(603スナップ)
ブラウンは2021年ドラフト4巡、今季は主に左側のCBとして出場し、ウーレンやウィザースプーンに隠れていましたが、34タックル2INT1サック2ファンブルフォースと自身過去最高のシーズンを過ごしました。ライオンズ戦ではインターセプトからピック6も決めました。PFFでもパスラッシュが80.5の高評価、全体でも62.8と平均以上でした。
来季はルーキー契約最終年ですので、さらに活躍して再契約を勝ち取りたいところですね。期待したいです。
・マイケル・ジャクソン(474スナップ)
今季は主にブラウンやウーレンが怪我をした時の代役として両CBに入っていましたが、シーズン後半はタックルの良さを買われて出番が多くなりました。結果としてレギュラーだった昨季よりは出場スナップ数が減りましたが、プレイはとても良かったです。シーホークスには欠かせない戦力ですね。制限付きフリーエージェントとなりますが、オリジナルラウンドテンダーでの再契約が期待されます。
・オーティー・バーンズ(232スナップ)
バーンズは主にスロットの控えとして出場し、プレイとしては安定していましたがさすがにウィザースプーンにはかなわず、出場機会は多くありませんでした。無制限フリーエージェントとなりますが、再契約されるかは微妙なところでしょう。
◆S
・クアンドレ・ディグズ(1155スナップ)
ディグズももう31歳、シーホークスでは5シーズン目になります。今季もシーホークスの最後の砦として、LBワグナーの次に多い守備スナップ数に出場しました。ただ、今季はプレイの質としてはもう一つ、インターセプトはシーホークスに来て最小の1、PFFのポイントでも55.1とライオンズ時代の2016年に次いで過去2番目に悪いポイントとなってしまいました。本人はシーズン序盤に、自分の評価が低すぎる、とコメントしていたように記憶していますが、実際見ていても昨季ほどの安定感や目立った場面はなかったように思います。
Quandre Diggs gets his first pick of the year!
— NFL (@NFL) October 3, 2023
📺: #SEAvsNYG on ESPN/ABC
📱: Stream on #NFLPlus https://t.co/3ctCY8GbRh pic.twitter.com/Ko3KFDp4bZ
契約は来季までありますが、キャップを考えるとリリースまでありえます。DBのキャプテンとして選手の精神的支柱になっていますが、シーズン最終戦直後の若手選手だけが集まったラヴの子供誕生祝いなど、ベテランと若手の断絶を伺わせる場面もありました。HCがマクドナルドへ若返ったこともあり、このタイミングで若い選手へ舵を切るのかどうか。ただ、どうもHCマクドナルドは2024年は現有戦力で戦いたい気持ちのようですので、残留する可能性も高いと思います。
・ジュリアン・ラヴ(937スナップ)
今季ジャイアンツから加入のラヴは、主にFS、またスロットでも出場し、2ファンブルフォース1ファンブルリカバー4インターセプト10パス守備と大活躍しました。PFFでの評価も72.8と高く、特にパスラッシュでは90.0と素晴らしい評価になりました。もともと次に書くジャマール・アダムズが働かない時の抑えで獲得したものだと思いますが、アダムズを大幅に上回る大活躍でしたね。
JULIAN LOVE CLUTCH SIDELINE INT! pic.twitter.com/GnIyn1KeEG
— NFL (@NFL) December 19, 2023
※イーグルス戦で勝利を決めたインターセプト。すごかったですね。
ただ一方ではラン守備が55.2と甘いところも見せました。タックルミスが多かったと思いますね。HCマクドナルドの指導でこれが強化されれば、さらに素晴らしいセイフティになると思います。来季も大きく期待したいです。契約は来季までですが、契約年数を延長して来季のキャップヒットは下げてもらう、というのが有力かと思います。
・ジャマール・アダムズ(518スナップ)
2020年にドラフト1巡の権利2個他とのトレードでシーホークスに来たSアダムズもシーホークスでは4シーズン目。今季はWLBでの出場が一番多く、次にスロット、そしてFSでの出場もありましたが、全体的に振るわないシーズンとなってしまいました。昨季の怪我のため出場は第4週からになりましたが、明らかに怪我の影響が残っておりプレイが冴えず、結局第15週から再び欠場、故障者リスト入りしてシーズンを終えました。
契約は2025年まであります。このオフにカットしてもキャップは$7.3M、6/1以降にリリースする扱いにすれば$17Mのセーブ(使えるキャップが増える)になります。HCキャロルも退任しましたし、このタイミングでリリースするのが妥当だと思います。
・コービー・ブライアント(147スナップ)
2022年ドラフト4巡のブライアント。本来はCBですが、今季は昨季のファンブルフォースの多さも考慮してセイフティでもプレイするということで、出場時は主にスロット、WLBでもプレイしました。しかし、上に書いたウィザースプーンやラヴとの競争に負けた格好で、昨季4つあったファンブルフォースは今季1つのみ。プレイとしてもPFFで34.0ポイントと低調に終わってしまいました。来季もDBは層が厚くなかなか厳しい競争となりますが、頑張って欲しいところです。
・ジェリック・リードII(29スナップ)
今季ドラフト6巡で加入のリードは、9タックルを記録するなどスペシャルチームで大活躍し、今季のオールルーキーチームにも選出されました。ただ11月に膝前十字靭帯断裂の怪我で故障者リスト入り、そのままシーズンエンドとなってしまいました。来季は怪我を治してまずはスペシャルチーム、そしてレギュラーへの道を歩んで欲しいですね。
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次のスペシャルチーム&コーチ編で振り返りは最終回になります。