諸事情でちょっと遅くなりましたが、さっそく試合経過から。

前半はお互いなかなか攻めきれない展開でした。そんな中、初のスターターとなったルーキーRBウォーカーは随所に良いところを見せます。


カーディナルスはFG成功1、シーホークスはFG成功3と、シーホークスがやや押し気味に前半を終えます。シーホークスの守備は開幕戦以来の良い出来でしたね。


後半もRBウォーカーが良いラッシュを見せ、


守ってもルーキーCBブライアントがQBマレーのボールをパンチアウト。ファンブルさせルーキーCBウォーレンがカバー。ルーキーが躍動します。


このようにシーホークスがいい感じで試合を進めていた時、パントでスペシャルチームがミス。ラインの真ん中がぽっかり空いてしまい、そこをカーディナルスSバンジョーに突っ込まれPディクソンはファンブル、そのままタッチダウンを奪われます。


真ん中を突破された時点でPディクソンがその場でダウンすればセイフティで失点は2点だけでしたが、これはパンターというよりはスペシャルチームのアサインメントのミスですね。これで9-12と3点差に迫られます。

しかしここでシーホークスの攻撃に火が付きました。TEファント、WRエスクリッジ、WRロケットとパスで繋ぎ、最後はRBウォーカーが11ヤードをうまく駆け抜けてタッチダウン。9-19と突き放します。


さらに4QにはルーキーCBウォーレンが今週もインターセプト。


このまま10点リードを守り抜き、9-19でシーホークス勝利となりました。


ルーキーが攻守に躍動、不振だった守備はほぼ完ぺきと、非常に得るものが多い試合でした。

◆カーディナルスをFG1本のみに抑え守備が躍動、特にルーキーCB2人の成長が著しい

守備は本当に良かったです。この試合の失点は9ですがそのうち6点はスペシャルチームがミスした点ですので、守備は試合最初のドライブのFG1本・3点だけに抑えています。WRホプキンズやRBコナーがいないとはいえ、カーディナルスの攻撃をよく抑えていました。QBカイラー・マレーには100ヤード走られましたが、DEウッズやLBブルックス、Sニールらが躍動していましたね。サックも6つ、QBへのプレッシャーも十分かかっていました。

そして上にも貼りましたが、両ルーキーCB、コービー・ブライアントとタリク・ウォーレンが凄かったですね。CBブライアントは6試合で4ファンブルフォース、CBウォーレンはこれで4試合連続インターセプトとなりました。シーホークスの未来は明るいです。

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具体的に何が良くなって守備が改善したのか、いくつか記事が出ています。





※下記は主にこちらの記事を参考にしています。

これらを読むと、次のような要因があるようです。

・DEをこれまでよりやや外側に配置し、DEフォードを活かしたこと

シーホークスは今季から3-4の守備体型に変更しました。これまでの試合では、DEは相手OLのガードとタックルの間に位置し、LBはその外側から相手に対応していた(3テク)とのこと。しかしこの試合では、時々DEをやや外側に配置し、DEは相手OLのタックルに相対し(5テク)、LBがその内側から対応するようにしていたということです。

おそらく今週NTウッズが怪我で休んだのでこういう配置にしたのだと思われますが、これが奏功し、これまで活きていなかったDEフォードが今週活躍しました。これまで5試合で7ソロタックルだったものが、この試合だけで4ソロタックルを稼いでいます。これが今週のラン守備の向上につながっているとの分析です。

・ILBバートンの守備機会を減らし、代わりにニッケルバックCBブライアントの守備機会を増やしたこと

ILBバートンは毎試合チームトップレベルの数のタックルをしてチームを助けてはいますが、ミスタックルも多くPFFでもグレードは60を切って平均以下です。今週はこのILBバートンの出場スナップ数を減らし(開幕から3週は94%以上のスナップで出場していましたが、今週は39%のスナップしか出ていません)、代わりにニッケルバックCBブライアントのスナップを増やしました(今週は75%のスナップに出場しています)。CBブライアントの活躍は上にも書いた通り、今週もファンブルフォースを記録してシーホークスのパンチアウト王と言われています。

・個々人の強化

これはデータでは出ないものですのでなんとも言えませんが、やはりモチベーションのアップや規律の強化がチーム力の向上に繋がっているということ。これはHCキャロルがよく話していることで、彼の得意分野だと思います。チームが若いので安定した力はまだ出ませんが、すべてが噛み合ったときにはすごい力が出るという感じですね。今週のような守備が安定して出せればスーパーボウルコンテンダーも近いです。

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来週もこのような守備ができるか、注目ですね。

◆攻撃はやや攻めあぐねたが最低限の得点はできた、RBウォーカー時代が始まった感あり

シーホークスの攻撃は、J.J.ワットらカーディナルス守備フロントセブンのプレッシャーが強く、QBジーノ・スミスが5サックを食らったこともありいまいち通りませんでしたが、19点と最低限の得点はできました。特にRBペニーの怪我で初のスターターとなったルーキーRBウォーカーが21キャリー97ヤード1TDと大活躍。ちょっとウォーカーばかり走り過ぎているきらいもありますが、今後も活躍して欲しいです。

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これでシーホークスは3勝3敗と五分の星に戻しました。来週は、今週ブロンコスを倒したチャージャーズ戦です。今週のような試合ができれば勝つ可能性は十二分にあると思います。来週も期待大です!