まずシーホークスの選手の異動からです。

RBペニーが今季絶望の怪我をしましたので、代わりにセインツからウェーバーされたRBトニー・ジョーンズJr.を獲得しロースターへ入れました。RBジョーンズは2020年ドラフト外でセインツ入団、ランだけでなくキャッチもいける、シーホークスならRBホーマーに近いタイプに見えます。そのRBホーマーももうすぐ故障者リストから復帰できる予定とのことです。

また、練習選手枠に前シーホークスのLBブルース・アーヴィンが入りました。OLBに怪我人が多く、またLBテイラーの調子が今ひとつということもあり、経験豊富なアーヴィンの力を再度借りようということになったようです。アーヴィンは2012年のシーホークスドラフト1巡15位、以前からのシーホークスファンにはおなじみの選手かと思います。昨季はベアーズにいましたが出場は6試合にとどまっています。

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さて、今週はシーホークスのホーム、ルーメンフィールドでカーディナルス戦です。まずは両チームの今季の勝敗を。

勝敗シーホークス (2-3)カーディナルス (2-3)
w1vsブロンコス
17-16 勝
vsチーフス
44-21 負
w2@49ナーズ
7-27 負
@レイダース
29-23 OT 勝
w3vsファルコンズ
27-23 負
vsラムズ
20-12 負
w4@ライオンズ
48-45 勝
@パンサーズ
26-16 勝
w5@セインツ
39-32 負
vsイーグルス
20-17 負

次に両チームのチームスタッツを。

【攻撃】シーホークスカーディナルス
得点25.4(7)21.0(18)
総ヤード368.0(8)352.2(15)
パス246.0(11)237.8(17)
ラン122.0(12)114.4(17)


【守備】シーホークスカーディナルス
失点30.8(31)24.6(22)
総ヤード430.0(32)345.6(17)
パス259.8(26)248.2(21)
ラン170.2(32)97.4(5)

シーホークスの攻撃力はNFL上位と言えます。カーディナルスの攻撃はNFL平均程度です。一方シーホークスの守備力は惨憺たるものです。NFL最下位と言っていいでしょう。カーディナルスの守備は平均程度ですが、ラン守備が良いです。

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そして両チームの戦力です。ポジションは基本的にESPNのデプスチャート(SEA/ARI)に拠っています。Qは怪我のため出場可能性50%、Dは出場可能性25%、OUTは怪我のため欠場です。インジュリー・レポート(怪我人一覧)はこちら。

アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。青太字はルーキー、紫は今季加入の新戦力です。


シーホークスカーディナルス
攻撃ロースターPFFロースターPFF
QBG.スミス
ロック
S
-
マレー
マッコイ
マクソーリー
C+
-
-
RBウォーカー
ダラス
ジョーンズ
D+
F+
D
コナーOUT
ベンジャミン
D.ウィリアムズOUT
K.イングラム
クレメント
C+
B
C+
-
-
WRロケット
エスクリッジQ
A
D
M.ブラウン
ドーチ
B+
C
WRメトカーフ
ハートOUT
B
B
ムーアD+
WR
グッドウィンQ
ヤング
D
D+
A.J.グリーンD
TEディズリー
ファント

パーキンソン
B
C+
C+
アーツ
マクブライド
アンダーソン
C
D+
E
FB----
LTクロス
フォーサイス
D+
-
ハンフリーズ
ジョーンズ
B
C
LGルイスDピュー
グラシアQ
ハーロウ
C
D
E
Cブライス
フラー
E
-
ハドソンQ
プライス
スミス
D+
-
D
RGジャクソンD
ヘインズ
D+
E+
ヘルナンデス
C+
RTルーカス
カーハン
C
-
ビーチャム
C+
守備ロースターPFFロースターPFF
LDEハリスQ
ジェファーソン
B
E+
J.J.ワット
ドグビー
B
E+
NT
LDT
ウッズD
モネー
コーリアー
C
D
-
ローレンスQ
フォトゥ
B
F+
RDT
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RDE
フォード
アダムズ
D
F
アレン
レッドベター
B+
F
WLB
テイラー
マフェ
F+
C
ガーデック
ディムキジ
サンダース
B
C
C+
LILB
MLB
ブルックス
ベロア
ジラスピア
ラティガン
D
A
-
-
コリンズ
ニーマン
D
D+
RILBバートン
ミューズ
F+
C
シモンズ
ヴァレホ
ターナー
D
D+
F
SLBヌウォス
Bゴールデン
トーマス
ルケタ
D+
C+
-
LCBジャクソン コールマン ブライアント S.ジョーンズ
D+
D+
E
D+
マーフィーJr.
マレンOUT
C+
E
SSニール
J.ジョーンズ
テイバー
D
E+
C
トンプソン
シモンズ
D+
D
FSディグズ
ブローントQ
C
-
ベイカー
C
RCB
ウォーレン バーンズQ
C
C+
ウィルソン
ハミルトン
マシュー
F+
D
B+
STロースターPFFロースターPFF
KマイヤーズC+プレイターOUT
アメンドーラ
B
F
PディクソンCリーC+
KRダラス
ウォーカー
-
-
ドーチ
ムーア
-
-
PRエスクリッジ-ベンジャミン
ウォード
-
-
LSティンカー-ブリュワー-
IR主なIR選手PFF主なIR選手PFF
IR
(故障者)
Sアダムズ
RBペニー
RBホーマー
LBジョンソン
CBブラウン
A+
B
C
D+
-
WRホプキンズ
Sワシントン
LBヴィジル
SUSP
-
F


◆怪我人など

シーホークス
はWRハートが欠場。そして、DTウッズとGゲイブ・ジャクソンがダウトフル(出場可能性25%)となりました。DTウッズはシーホークスの特にラン守備のかなりの部分を請け負っていましたので、彼が欠場となると非常に痛いです。Gジャクソンが欠場した場合は、OLヘインズやOLカーハンが代わりとなります。クエスチョナブル(出場可否半々)の選手もWRエスクリッジ、WRグッドウィン、DEハリス、CBバーンズ、Sブローントと多いですね。シーズンが進んで怪我人が多くなってきました。

カーディナルスも怪我人が多いです。特にRB陣、エースRBコナーとRBダレル・ウィリアムズが欠場となりました。またKプレイターも右臀部の怪我で欠場し、先週に続きKアメンドーラがキックを蹴ることになります。CBマレンも欠場です。Gグラシア、Cハドソン、DTローレンスがクエスチョナブル登録になっています。またQBマッコイがIRから復帰しています。

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では試合の展望を。

◆シーホークスはQBマレーのランを止められるのか?WRホプキンズが不在のうちに1勝したい

シーホークスは特にラン守備が崩壊しています。本当にランが止まりません。今週カーディナルスはエースRBコナーとRB D.ウィリアムズが欠場しRBのデプスが薄くなっていますが、一番怖いのはQBマレー自身のランだと思います。彼は小回りが効いた非常に素早いランをしてきますので、シーホークスの守備陣が止められるかどうか。特に今週はDTウッズが怪我のため全力でプレイできない状態ですから、ブルックス、バートンら若手LB陣の奮起を期待したいです。

カーディナルスのここまでの試合を見ると、今季レイヴンズから獲得したWRマーキス・ブラウンやTEザック・アーツを中心としたオフェンス陣はもう一つ波に乗り切れてない感じです。そして、カーディナルスは現在エースWRホプキンズが薬物規定違反で開幕から6週間出場停止中です。WRホプキンズがいない間に試合をするのは僥倖ですから、このうちにぜひ1勝をもぎ取っておきたいところです。

◆シーホークスの攻撃力は本当に本物なのか?地区内の戦いで真価が問われる


QBジーノ・スミスはPFFの評価値がついに90を超え、レーティング他スタッツを見ても今季これまでNFLトップ1のQBと言えます。このままのペースでシーズンを通せればMVPも夢ではない成績です。これが本物なのか、地区内の対戦でも高得点が取れるのか、注目したいところです。

不安要因はRBペニーが怪我で今季絶望になってしまったことです。ラン攻撃はルーキーRBウォーカーを中心に組み立てることになると思いますが、ルーキーですからあまり無理をして怪我をされるのも怖いです。RBダラスや今週獲得したRBジョーンズをうまく併用してRBウォーカーの負担を軽くして欲しいですね。また、カーディナルスにはDE J.J.ワットがいます。彼をシーホークスのOLが止められるか、そこも注目ポイントです。

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試合はホームのルーメンフィールドで、日本時間10月17日(月)朝5時から予定されていますが、同時間にルーメンフィールドの隣にあるT-モバイルパークでMLBシアトル・マリナーズの地区シリーズの試合が行われる可能性があります(明日10/16朝の試合でマリナーズが勝てば試合があります。負けるとマリナーズは敗退となります)。その場合は混雑を避けるため、シーホークスの試合開始は1時間半繰り下げられ、朝6時半開始となります。

※マリナーズは残念ながら延長18回の末に負けて敗退となりました。明日の試合は朝5時からとなります。

ここでカーディナルスに負けると今季のプレイオフ進出はかなり厳しくなりそうです。カーディナルスから先に1勝をもぎ取っておきたいところですね。GO!HAWKS!!