今年の感想は試合展開については軽めにしたいと思います。早めに結果を書きますので、ネタバレが嫌な方は試合結果を見てからこのページをご覧下さい。
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開幕戦、前半はお互いに攻撃が通らない展開でした。シーホークス守備は昨季とは見違えるようなプレイで非常に良く守り、ブロンコスQBニックスはプレッシャーのせいでパスが乱れ、シーホークスのDBも特にSラヴやCBウィザースプーンが素晴らしい運動量で相手パスを防いでいました。前半の失点は13ですが、FG3つセイフティ2つですから、まともに与えた点数はなかったと言っても良いです。
一方シーホークスの攻撃は、最初のドライブでいきなりQBジーノ・スミスのパスが相手守備にディフレクト(向きを変える)されインターセプト、その後もセイフティを2回食らいました。この前半の攻撃の不振の原因は確実にOLのプロテクトの不調でした。なんとかタッチダウンを決めたのはQBジーノ・スミスが自ら34ヤード走ったものです。
前半終了時には、このOLではこの試合に勝つのは厳しいな、と思っていました。
しかし後半、OCライアン・グラブはオフェンスをうまくアジャストします。打開策はRBウォーカーのランでした。
後半最初のドライブでウォーカーに走らせまくってタッチダウンまで持って行き、その後もウォーカーのランを多用。OLもランブロックであればそこそこ機能し、4QはじめにはRBシャーボネイへのパスでタッチダウンをもう一つ決めます。
守備の方は後半も非常に良く、前半あれだけ動いて疲れないかと思っていたDB陣も最後までよく動き、ブロンコスQBニックスをほぼ完封。CBウーレンのインターセプトも飛び出し、
最後に意地を見せたQBニックスに自ら走り込まれタッチダウンを奪われますが、そこまで。最後はWRロケットが勝利を決める素晴らしいパスキャッチを決めて、
20-26でシーホークスがHCマクドナルドの開幕戦を勝利で飾りました!
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開幕戦は勝ちましたが、まだまだ課題は多いと感じました。特に攻撃面ですね。
◆守備には大きな改善が見られた、HCマクドナルドの手腕は確か
守備は非常に良かったです。正直言って初戦からこんなに変わるとは思っていませんでした。良い方の驚きでしたね。特にDB陣、SラヴやCBウィザースプーンの身体能力を活かしたナイスセーブ、ナイスブロックが目立ちました。PFFで見ても、ラヴが93.4と素晴らしいポイントで、ウィザースプーンも85.3、ウーレンが83.8とDBが非常に良く動いて頑張っていました。
話題になっているのはブロンコスQBボー・ニックスのパスコースです(Next Gen Statsより)。

緑はパス成功、白は失敗、赤はインターセプトされたパスです。10ヤード以上のパスはほぼ完封されていますね。シーホークスDBが非常に良く守っているのがわかります。この試合では、QBニックスがNFL最初の試合でまだアドリブが効かずHCショーン・ペイトンらの言う通り投げている一方で、守備のコールをしているHCマクドナルドの読みが素晴らしく、またその戦術をラヴやウーレン、ウィザースプーンらDB陣が身体能力の高さゆえに体現できている、と感じました。
DLは、マフェとホールで2サックとスタッツ的にはそんなに目立ちませんでしたが、プレッシャーはかかっていたように思います。DEレオナード・ウィリアムズが4QBヒット、PFFで76.7ポイントと高いポイントでした。ただ、ルーキーDEバイロン・マーフィーの存在感がやや薄かったですね(PFF:70.5)。来週以降も注目したいと思います。
◆OCグラブのアジャスト力は見事だったが、OLはなんとかしないといけない
前半だけでセイフティ2つ、最初のジーノのインターセプトもOLが防ぎ切れてなかったですし、前半はOLの弱さが目立ちました。後半はランを攻撃のメインにして(前半パス12ラン10、後半パス13ラン23)、ランブロックではOLがある程度機能し得点できましたが、パスプロテクトはずっとダメでした。ここはなんとかしないといけません。
PFFでOLの評価を見ると(カッコ内はパスプロの評価/ランブロの評価)、
・LTクロス 94.8(79.5/96.1)
・LGトムリンソン 71.1(55.8/72.0)
・Cウィリアムズ 68.4(66.2/67.6)
・RGブラッドフォード 53.8(30.9/73.4)
・RTファント 65.8(59.1/68.3)
・RTフォーサイス 61.1(64.5/66.1)
となっています。LTクロスが非常に良い評価をされている一方で、特にRGブラッドフォードのパスプロテクトの低さが目立ちます。この左右のアンバランスさがOLユニット全体の弱さとなって表れていると思います。これを今後どのように調整するのか、途中怪我で下がったRTファントがもし離脱するなら補強はあるのか、OLコーチハフ、OCグラブ、さらにGMシュナイダーが編成も含めて考えて欲しいところです。
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来週の相手はニューイングランド・ペイトリオッツです。ペイトリオッツは今週QBバロウ率いるベンガルズを破ってアップセット。今週のブロンコスより難敵だと思いますが、特にOLをアジャストして、来週もぜひ勝って欲しいですね!
HCマクドナルドは、まずは1勝、と言っていました。頼もしいですね。
初勝利のボールをジーノがマクドナルドに渡していました。良い光景ですね。いろいろ見るとHCマクドナルドは非常に真面目、冗談は下手、でも非常に有能、という感じがします。キャロルとは違った魅力がありますね。キャロルが今のチームにまったく口を出さないのはさすがの慧眼だと思います。
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開幕戦、前半はお互いに攻撃が通らない展開でした。シーホークス守備は昨季とは見違えるようなプレイで非常に良く守り、ブロンコスQBニックスはプレッシャーのせいでパスが乱れ、シーホークスのDBも特にSラヴやCBウィザースプーンが素晴らしい運動量で相手パスを防いでいました。前半の失点は13ですが、FG3つセイフティ2つですから、まともに与えた点数はなかったと言っても良いです。
一方シーホークスの攻撃は、最初のドライブでいきなりQBジーノ・スミスのパスが相手守備にディフレクト(向きを変える)されインターセプト、その後もセイフティを2回食らいました。この前半の攻撃の不振の原因は確実にOLのプロテクトの不調でした。なんとかタッチダウンを決めたのはQBジーノ・スミスが自ら34ヤード走ったものです。
And he does it himself 💨 pic.twitter.com/8nfgmHbf9j
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
前半終了時には、このOLではこの試合に勝つのは厳しいな、と思っていました。
Halftime from @LumenField #GoHawks x @CocaCola pic.twitter.com/qtC4aGfCbG
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
しかし後半、OCライアン・グラブはオフェンスをうまくアジャストします。打開策はRBウォーカーのランでした。
All aboard the K9 train 🚂 pic.twitter.com/dCv6sT9IWr
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
後半最初のドライブでウォーカーに走らせまくってタッチダウンまで持って行き、その後もウォーカーのランを多用。OLもランブロックであればそこそこ機能し、4QはじめにはRBシャーボネイへのパスでタッチダウンをもう一つ決めます。
OH HELLO, @zachcharbon! pic.twitter.com/4sdw4kZ0wk
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
守備の方は後半も非常に良く、前半あれだけ動いて疲れないかと思っていたDB陣も最後までよく動き、ブロンコスQBニックスをほぼ完封。CBウーレンのインターセプトも飛び出し、
RIQ PICKS NIX pic.twitter.com/pnzcjFAeK6
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
最後に意地を見せたQBニックスに自ら走り込まれタッチダウンを奪われますが、そこまで。最後はWRロケットが勝利を決める素晴らしいパスキャッチを決めて、
.@TDLockett12's one-handed catch sealed it. pic.twitter.com/OaTCMcmCYz
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
20-26でシーホークスがHCマクドナルドの開幕戦を勝利で飾りました!
All that and a bag of chips.#GoHawks x @CocaCola pic.twitter.com/NmVk8VB8Ov
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
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開幕戦は勝ちましたが、まだまだ課題は多いと感じました。特に攻撃面ですね。
◆守備には大きな改善が見られた、HCマクドナルドの手腕は確か
守備は非常に良かったです。正直言って初戦からこんなに変わるとは思っていませんでした。良い方の驚きでしたね。特にDB陣、SラヴやCBウィザースプーンの身体能力を活かしたナイスセーブ、ナイスブロックが目立ちました。PFFで見ても、ラヴが93.4と素晴らしいポイントで、ウィザースプーンも85.3、ウーレンが83.8とDBが非常に良く動いて頑張っていました。
話題になっているのはブロンコスQBボー・ニックスのパスコースです(Next Gen Statsより)。

緑はパス成功、白は失敗、赤はインターセプトされたパスです。10ヤード以上のパスはほぼ完封されていますね。シーホークスDBが非常に良く守っているのがわかります。この試合では、QBニックスがNFL最初の試合でまだアドリブが効かずHCショーン・ペイトンらの言う通り投げている一方で、守備のコールをしているHCマクドナルドの読みが素晴らしく、またその戦術をラヴやウーレン、ウィザースプーンらDB陣が身体能力の高さゆえに体現できている、と感じました。
DLは、マフェとホールで2サックとスタッツ的にはそんなに目立ちませんでしたが、プレッシャーはかかっていたように思います。DEレオナード・ウィリアムズが4QBヒット、PFFで76.7ポイントと高いポイントでした。ただ、ルーキーDEバイロン・マーフィーの存在感がやや薄かったですね(PFF:70.5)。来週以降も注目したいと思います。
◆OCグラブのアジャスト力は見事だったが、OLはなんとかしないといけない
前半だけでセイフティ2つ、最初のジーノのインターセプトもOLが防ぎ切れてなかったですし、前半はOLの弱さが目立ちました。後半はランを攻撃のメインにして(前半パス12ラン10、後半パス13ラン23)、ランブロックではOLがある程度機能し得点できましたが、パスプロテクトはずっとダメでした。ここはなんとかしないといけません。
PFFでOLの評価を見ると(カッコ内はパスプロの評価/ランブロの評価)、
・LTクロス 94.8(79.5/96.1)
・LGトムリンソン 71.1(55.8/72.0)
・Cウィリアムズ 68.4(66.2/67.6)
・RGブラッドフォード 53.8(30.9/73.4)
・RTファント 65.8(59.1/68.3)
・RTフォーサイス 61.1(64.5/66.1)
となっています。LTクロスが非常に良い評価をされている一方で、特にRGブラッドフォードのパスプロテクトの低さが目立ちます。この左右のアンバランスさがOLユニット全体の弱さとなって表れていると思います。これを今後どのように調整するのか、途中怪我で下がったRTファントがもし離脱するなら補強はあるのか、OLコーチハフ、OCグラブ、さらにGMシュナイダーが編成も含めて考えて欲しいところです。
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来週の相手はニューイングランド・ペイトリオッツです。ペイトリオッツは今週QBバロウ率いるベンガルズを破ってアップセット。今週のブロンコスより難敵だと思いますが、特にOLをアジャストして、来週もぜひ勝って欲しいですね!
HCマクドナルドは、まずは1勝、と言っていました。頼もしいですね。
"That's one" pic.twitter.com/eqtP6hBixA
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 8, 2024
Geno wasn’t going to let coach get through his speech without showing him some love, too. pic.twitter.com/Nqsz2xIpEz
— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 9, 2024
初勝利のボールをジーノがマクドナルドに渡していました。良い光景ですね。いろいろ見るとHCマクドナルドは非常に真面目、冗談は下手、でも非常に有能、という感じがします。キャロルとは違った魅力がありますね。キャロルが今のチームにまったく口を出さないのはさすがの慧眼だと思います。