まずシーホークスのニュースから。CBフラワーズがリリースされました。

フラワーズは2018年ドラフト5巡でシーホークス入団の今年4年目です。ドラフト下位の新人選手はある程度活躍すると4年目には自動的に年俸が上がります(PPE)。このため今季のフラワーズの年俸は$2.183Mとかなり高額でしたが、これに見合う働きはこれまでしていませんでした。私は開幕前にリリースされると思っていましたが、今になったのは、今年のドラフトで獲得したCBブラウンの怪我や、今季前に獲得したもののチームにアジャストせず開幕前にリリースされたCBウィザースプーンの影響があったのだと思います。フラワーズにとっては最後のチャンスでしたが、残念ながら結果を出せず、リリースとなりました。

その後フラワーズはウェーバーでベンガルズが獲得しました。ベンガルズはマンツーマンディフェンスがメインだそうなので、それならフラワーズも活躍できるかもしれません。頑張って欲しいですね。

上に書いたようにフラワーズは年俸が比較的高額でしたので、キャップヒットも$2.257Mありました。これがなくなるわけで、シーホークスのキャップスペースは$13M程度まで増えました。新たな選手の獲得があるかもしれません。

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さて、シーホークスはここまで2勝3敗というところでフランチャイズQBラッセル・ウィルソンを欠くことになりました。今週からしばらくは控えQBジーノ・スミスが先発することになります。その初戦は敵地でピッツバーグ・スティーラーズ戦になります。さっそくスタッツを。

【攻撃】シーホークススティーラーズ
得点24.0(14)18.8(27)
総ヤード351.0(18)319.6(27)
パス247.0(17)246.0(19)
ラン104.0(19)73.6(31)


【守備】シーホークススティーラーズ
失点25.2(22)22.4(10)
総ヤード450.8(32)361.0(16)
パス305.6(30)260.6(19)
ラン145.2(31)100.4(9)

シーホークスは、今週からQBがジーノ・スミスになりますので、攻撃のこれまでのスタッツはあまりあてにならないと思います。守備は崩壊中です。スティーラーズは、ラン攻撃の不振が深刻です。これは、昨季から大きく選手が入れ替わったOLに原因がありそうです。ただ、先週は光が見えてきました。守備は、失点はある程度防げていますが、特にパス守備がもう一つと言った感じです。

次に両チームの戦力です。ポジションは基本公式のデプスチャート(SEA/PIT)に拠っていますが一部修正を入れています。COVIDはコロナウィルス接触・感染者リスト入り、Qは怪我のため出場可能性50%、Dは出場可能性25%、OUTは怪我のため欠場です。インジュリー・レポート(怪我人一覧)は(SEA/PIT)。

アルファベットは2021年今季のPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。青太字はルーキーです。


シーホークススティーラーズ
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBジーノ・スミス
ルートン
C
-
ロスリスバーガー
ルドルフ
ハスキンズ
D+
-
-
WRメトカーフ
スウェイン
A
C
クレイプール
B
RBコリンズ
ダラス
ホーマー
(FB)ベロア
C+
B
C+
B
ハリス
スネル
バラージ
(FB)D.ワット
C+
E
D
E+
LTブラウン
ジョーンズ
フォーサイス
C+
D
-
ムーア
ヘイグ
C
C+
LGルイス
(ジョーンズ)
D+
D
ドットソンD+
Cフラー
ポシック
シェプリー
D
E+
-
グリーン
ハッセナウアー
D
C
RGジャクソン
(ジョーンズ)
C+
D
ターナー
フィニー
D+
C
RTシェル
オブウェイヒOUT
(ジョーンズ)
カーハン
B
C+
D
F
バナー
オコラフォー
(ヘイグ)
ー
D+
C+
TEエヴェレット
ディズリー
パーキンソン
メイブリー

C
D+
E+
D+
イーブロン
フライアムース
ジェントリー
E
B
C+
WR2ロケットBD.ジョンソン
B+
WR3
ハート
トンプソン
ドーセット
C+
C
D
ワシントン
マクラウド
D+
E+
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
LDEハイダー
コーリアー
C+
E+
ワームリー
デーヴィスOUT
B+
D+
DT
ウッズ
モネー
A+
D+
ヘイワード
ラウダーミルク
S
D+
DT
フォード
キムディーチ
B+
E+
バグズ
モンドー
B+
F
LEO
OLB
メヨワ
グリーン
ダンラップ
C+
C
C+
T.J.ワット
イングラム
トゥツカ
A+
B
C
WLB
ILB
ブルックス
バートン
E+
F
ブッシュ
アレン
ギルバート
D
-
-
MLB
ILB
ワグナー
(ベロア)
C+
B
ショバート
スピレン
B.ジョンソン
C+
D+
-
SLB
OLB
テイラー
ロビンソン
ラティガン
B
B
-
ハイスミスD+
LCB
S.ジョーンズ
J.リード
F+
C
ヘイデン
レイン
ウィザースプーン
C
E
F
RCBD.J.リード
オースティン
ブラウン
C+
-
-
サットン
ピエール
モーレット
D+
C
B+
SSアダムズ
ニール
D+
A
エドマンズ
カイルブリュー
ジョセフ
C
C
D+
FSディグズ
ブレア
アマディ
C
D+
E
フィッツパトリック
ノーウッド
F
D+
STレギュラーPFFレギュラーPFF
KマイヤーズEボスウェルB+
PディクソンD+ハーヴィンD
KRダラス
D.J.リード
-
-
マクラウド
スネル
ピエール
-
-
-
PRスウェイン
D.J.リード
-
-
マクラウド
D.ジョンソン
ピエール
-
-
-
LSオット-カンツ-
IR主なIR選手PFF主なIR選手PFF
IR
(故障者)
QBウィルソン
RBカーソン
LBバー=カーヴェン
RBペニー
WRエスクリッジ
S
B

-
D
C+
WRスミス-シュスター
DEアルアル
DTクリスマス
QBドブス
RBマクファーランド
DEトゥイット
D+
D+
-
-
-
-

シーホークスはQBラッセル・ウィルソンを現状では故障者リスト(IR)には入れずOUT(欠場)扱いにしていますが、明日IR入りするようです(IR入りしました)。IRに入れると3ゲームの間出場できません。復帰は早くてw10のパッカーズ戦になります。ロースターにはPSからQBルートンが上がってくるようです。

シーホークスはQBウィルソン含め、RBカーソンが今週も欠場(カーソンもIR入りしました)、Tオブウェイヒも欠場です。TEエヴェレットはコロナウィルス接触・感染者リストから今週復帰、ルーキーCBブラウンとCポシックも故障者リストから今週復帰しました。

一方スティーラーズは、エースWRスミス-シュスターが肩を痛めおそらくシーズンエンドとなる模様です。DLデーヴィスも欠場です。WRクレイプールは出場が危ぶまれていましたが出場するようです。また、IRからTザック・バナーが戻って来ました。これは結構重要です。

◆今週からジーノ・スミスがスターター、彼の真価が試される

シーホークスはQBウィルソンの指の怪我に伴って今週からQBジーノ・スミスがスターターです。彼の紹介は前回のブログに掲載しましたが、やはり問題はインターセプトを投げてしまわないかということです。とっさの判断力が不足していたり、パスターゲットへの思い込みみたいなものが強かったりするのだと思います。

しかし、2年前バッカニアーズでインターセプト王だったQBウィンストンは今季セインツで相当な改善を見せていますし、環境やチーム力、コーチング次第で改善できると思います。シーホークスは新OCウォルドロンになって、テンポ感を重視した攻撃を目指しています。早めに短めのパスを投げてテンポよく攻撃をつないで行ってチームのリズムとモメンタムを作る、先週のジーノ・スミスを見ると、これが十分できると感じました。むしろロングパスを投げたい癖のあるウィルソンよりこの戦術が合っているかもしれません。ぜひ期待して見てみたいですね。スティーラーズもT.J.ワット、ヘイワードらDLを筆頭に非常に強いディフェンスですので、いい試金石になります。

◆先週攻撃が復調してきたスティーラーズをシーホークスディフェンスが抑えられるか

スティーラーズは開幕から攻撃が不振で、開幕戦は勝ったもののその後3連敗、QBロスリスバーガーのレートも低調で、やはり年齢的にもう限界なのか、と言われていましたが、先週のブロンコス戦でようやく改善を見せ、パサーレーティング120.9を記録しました。この攻撃の不振はロスリスバーガーだけの責任ではなく、大きく若手に入れ替わったOLの影響も大きいと思います。シーホークスとしてはやはりこのOLに強いプレッシャーをかけて行きたいですね。シーホークスは守備が崩壊中ですが、DTだけは信頼できます。2年目テイラーや不調のSアダムズもどんどんプレッシャーをかけて欲しいです。(ブリッツボーイならブリッツボーイでいいじゃない、それを極めなさいよ、と思います。)

また、スティーラーズはランが出るかどうかが攻撃の鍵になります。先週は1巡ルーキーRBハリスが122ヤードと初の3桁ヤード獲得でチームを勝利に導きました。シーホークスはここを抑えることも重要です。若手ラインバッカー陣は踏ん張って欲しいですね。キャプテンLBワグナーは、ウィルソンが欠場した今こそ守備のターンなんだ、と言っています。これを有言実行して欲しいところです。

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各種予想ではシーホークス圧倒的に不利と言われていますが、ウィルソンが欠場している間を勝率5割で行きプレイオフへの望みをつなごうと考えると、この試合は落とせない一戦です。試合はサンデーナイトフットボール、日本時間で月曜日朝9時20分から。ジーノ・スミスの頑張りに期待しましょう!GO!HAWKS!!