さっそく試合経過から。

前半は、お互いパント合戦のあとシーホークスは4thダウンギャンブル失敗、ラムズはインターセプトをSディグズへ投げるなど、お互い攻め切れない展開でした。しかし2Qに入り、シーホークスはメトカーフへのパスでタッチダウンを奪い先制します。


その後ラムズにFGを返され3-7。前半終了間際にはシーホークスにチャンスがありましたが、WRロケットへのタッチダウンが決まったかと思ったらLTブラウンのホールディングの反則で取り消され、そのあとのFGをKマイヤーズが失敗するという、大変もったいない攻撃になりました。ただ前半は3-7とシーホークスのリードで折り返します。

後半に入って、シーホークスの守備が粘れなくなりました。ラムズQBスタッフォードのパスがどんどん決まり始めます。スタッフォードは指に怪我があったようですが、それを感じさせないパスでした。

WRジャクソンへの68ヤードパスで一気に陣地を稼がれたあと、RBヘンダーソンが走り込んでラムズがタッチダウンを奪い逆転します。


続いて20ヤードパスや29ヤードランなど、守備を一気に抜かれて最後はTEヒグビーへのパスでタッチダウン。この日ヒグビーに対していたSアダムズは体格の差もあり精彩がありませんでした。


このあとシーホークスPディクソンが、パントをブロックされたあと自ら持ち直して蹴り直すという、さすがオーストラリアンフットボール出身と思わせるようなプレイが出ます。


これはスクリメージラインの手前から蹴っているのでルール的には問題なかったようです。

しかしこのあと、QBラッセル・ウィルソンがサイドラインへ下がります。この前の攻撃でDTアーロン・ドナルドと交錯した時に指を捻挫してしまったとのこと。4QからQBは控えのジーノ・スミスへ。

観客からはジーノへ大声援が飛び、ジーノ・スミスは頑張ります。5分かけて85ヤードを奪い、最後はメトカーフへのパスでタッチダウン。これで16-14と2点差に迫ります。


しかしこの日は守備が粘れません。WRカップへの33ヤードパスなどで一気に進まれ、RBミシェルが走り込んでタッチダウン。


シーホークスはFGを返し、ラムズの攻撃はパントに終わって6点差で残り2分強。シーホークス最後のチャンスがジーノ・スミスに託されますが、WRロケットが倒される不運もありインターセプトを投げてしまいます。


これで万事休す。このあとラムズにFGを奪われ26-17で敗北となりました。

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先週は、行けるか?と思われたシーホークス守備でしたが、やはりダメなのか、と思わせる今日の試合でした。

◆シーホークスの守備はやはり根本から考え直すべきかもしれない

前半は守備が持っていたが、後半崩壊するという、タイタンズ戦と同じような展開でした。DLについてはサックはテイラーの1個のみ、強力なラムズOLに対して後半は特になかなか通用していなかったように思います。またパスカバーも、前半にSディグズのインターセプトはありましたが、後半はまったく振るわず、結局スタッフォードには365ヤードも投げられてしまいました。ラン守備もヘンダーソンに82ヤード、ミシェルに37ヤード。ゲームでの合計喪失ヤードは476ヤードです。これでは勝てないです。

期待されていたCBシドニー・ジョーンズももう一つの動きでしたし、あとやはりSアダムズがセイフティとしてNFLトップの年俸をもらっているとは思えないようなレベルのプレイになってしまっています。これはアダムズにも問題があると思いますが、活かせていないコーチ陣にも問題があります。結局ディフェンシブ・コーディネーター(DC)ケン・ノートンJr.をどうするか、というところまで考えたくなります。

このあと次の試合までは休みが1週間半ありますので、チームとして守備をどうするか、考え直して欲しいところです。幸いキャップスペースは$11Mほどありますので補強は可能です。トレードもあるかもしれません。

◆QBラッセル・ウィルソンの怪我は大丈夫か?

ラッセル・ウィルソンが指を捻挫し、4Qからは控えQBのジーノ・スミスが出てきました。彼は非常に良くやっていたと思います。OCウォルドロンのやりたいことを忠実にやればああいう感じになるのかな、というテンポ感でした。ただジーノ・スミスは、最後のインターセプトにもあるように、とっさの判断力ではやはりウィルソンより劣ります。QBラッセル・ウィルソンが帰って来ないことにはプレイオフも危ないでしょう。

ウィルソンの怪我の状態についてはまだ詳しい情報が出ていませんが、次戦に出られるようであれば幸いです。休みも長めにありますし、休息を取って体調を万全にして欲しいところです。

チームの攻撃自体は悪くないと思います。RBカーソンの欠場が響いてRBコリンズらのランはあまり出ませんでしたが、この日はWRメトカーフがラムズCBラムジーに対してとても良い動きで振り切って活躍していました。今後もこの調子で頑張って欲しいです。あと、RTシェルが戻ってきたこともあり、アーロン・ドナルドらラムズ強力DLに対してOLがよく耐えていました。これも良かったところです。

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結果、シーホークスは現在2勝3敗、再び地区最下位になりました。危機感を持って今後を戦っていかなければならない状況だと思います。この休みの間にチームを立て直して次の試合に臨んで欲しいですね。