最初にシーホークスのニュースを一つ。薬物規定違反で出場停止中だったWRジョシュ・ゴードンがw16から復帰できることになりました。



ゴードンは去年シーホークスで5試合出場139ヤード獲得でしたが、12月に薬物使用が発覚し出場停止処分を科されていました。もう何度目かわからない程の薬物使用ですが、今度こそ立ち直ってほしいものです。実力は高いものを去年も見せていましたので、出場してくれれば戦力になることは間違いありません。ロケット、メトカーフ、ゴードン、ムーアと揃えばすごいレシーバー陣になります。

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シーホークスの地区外4連戦、今週はホームでNFC東地区のジャイアンツ戦です。ジャイアンツは現在4勝7敗と負け越していますがNFC東地区で同率トップです。NFC東地区は激しい地区優勝争いが続いていますので、ジャイアンツとしてはぜひ勝ちたい一戦です。

まずはスタッツを。

【攻撃】シーホークスジャイアンツ
得点31.0(3)19.5(30)
総ヤード391.0(4)313.8(28)
パス273.8(5)200.5(28)
ラン117.2(12)113.4(15)


【守備】シーホークスジャイアンツ
失点28.7(26)23.0(10)
総ヤード418.1(32)340.1(10)
パス328.8(32)244.7(19)
ラン89.3(3)95.4(5)


シーホークスは攻撃一辺倒のチームですが、守備は少しずつ良くなってきて総被ヤードはもう少しで最下位から脱出できそうです。ジャイアンツは得点力が低いですね。やはりRBバークリーの離脱が大きかったです。守備は、昨季はNFL最低レベルでしたが、今季はFA選手の補強でかなり改善しました。

次に両チームの戦力です。

アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。名前の青太字はルーキーです。


シーホークスジャイアンツ
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBウィルソンSジョーンズ
マッコイ
A
E
WRロケットB+シェパードB+
RBカーソン
ハイド
ダラス
A
C+
B
ギャルマン
ルイス
(バークリー)
C
D+
C
LTブラウンA+トーマス
C
LGアイウパティ
シモンズ
B+
E+
ヘルナンデス
レミュー
D+
F
Cポシック
C
ゲイツD+
RGルイス
ジョーンズ
B+
D
ザイトラーC
RT(シェル)
オブウェイヒ
C
E+
フレミングD+
TEディズリー
ホリスター
C+
B
エングラム
スミス
トイロロ
D+
C+
D
WR2メトカーフAテイトC+
WR3
ムーアBスレイトンB
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
LDEコーリアー
グリーン
ロビンソン
D+
E+
D+
ローレンス
(カーター)
A
C+
LDT
フォード
(モネー)
ハリソン
A
C+
E+
トムリンソン
B
RDT
リードD+ウィリアムズ
ヒル
B+
B
LEO
LILB
ダンラップ
メヨワ
D+
E+
クラウダー
メヨー
F
E
SLB
ライトB(ファックレル)
ブラウン
D+
E+
MLB
ワグナーA+マルチネスB+
WLB
ブルックスFダウンズ
ハリス
E+
E+
LCB
グリフィン
CブラッドベリーB
RCB(フラワーズ)
リード
D
C
イアドムD+
SSアダムズ
ニール
C
D
ペッパーズC
FSディグズ
D+ライアン
B
DBアマディ
C+
ラブ
ホルムズ
シャード
D
E+
D
STレギュラーPFFレギュラーPFF
KマイヤーズAガノーA
PディクソンBディクソンC+
KRリード-ホルムズ-
PRリード-テイト-
LSオット-クライター-


ジャイアンツは現在3連勝中です。3連勝した相手がワシントンFT(4勝7敗)、イーグルス(3勝7敗1分)、ベンガルズ(2勝8敗1分)ですのでそこまでの強さは感じませんが、それでもチームは勢いに乗ってきているでしょう。開幕当初はエースRBセイクワン・バークリーの離脱で攻撃がうまく行かず連敗しましたが、その後QBダニエル・ジョーンズを中心に攻撃を立て直し、徐々にチーム力は向上して来ています。決して侮れません。

2年目QBダニエル・ジョーンズは、見かけは細く優しい感じに見えますが、実はかなり攻撃的なようで、どんどん走ってきます。そして、背が高いこともあって足が早いです。
w7のイーグルス戦では相手守備陣をぶち抜き80ヤードを走りました。最後足がもつれてしまいましたが、このときの走る速さは去年MVPのQBラマー・ジャクソンより速かったそうです。w10のイーグルス戦では今度はこけずに34ヤードランでタッチダウンをもぎ取っています。


このようにQBジョーンズは見どころのある選手だとは思うのですが、パスの正確性とボールセキュリティがもう一つです。今季のパサーレーティングは78.7でNFL29位、INTは9つ、さらにファンブルが7つと多いです。ジャイアンツがジョーンズをフランチャイズQBとなかなか言いにくいのはこのあたりでしょう。レシーバー陣には、シーホークスファンにはおなじみWRゴールデン・テイトやシェパード、TEエングラムと揃っており、OLもルーキーの加入で強化されているだけに、ジョーンズの成長が必要です。

ただ、先週ダニエル・ジョーンズはハムストリングを怪我してしまいました。今週は出場しない可能性が高いです。その際の先発QBは控えのベテランマッコイになります。マッコイは安定した良いバックアップですが、怖さはあまりないのでジョーンズよりは与しやすそうです。

ジャイアンツの守備は昨年よりかなり良くなっています。LBマルチネス・CBブラッドベリー・Sライアンらの加入が大きいです。守備コーディネーターが変わったのも良くなった理由でしょう。さらに、去年のドラフト1位DLローレンスも進歩を見せており、チーム全体の守備力が上がっているのを感じます。このジャイアンツの守備の改善を見ると、シーホークスの守備ももっと良くなっていいんじゃないかな、と思ったりしますね。

いくつかポイントを。

◆シーホークス守備陣は今週も強いパスラッシュをかけることができるか?

DEダンラップ加入後、シーホークスのサック数が飛躍的に増えました。ダンラップ加入前の7試合で12サック、加入後の4試合で19サックです。ただ、今週はDEダンラップがクエスチョナブル(出場半々)登録です。ダンラップが欠ける可能性のあるDLでQBにプレッシャーをかけることができるか、一つの試金石になりそうです。Sアダムズは出場しますので、セーフティブリッツに頼ることにもなりそうです。パスカバーに不安が残ります。

ジャイアンツのラン攻撃は、RBバークリー、フリーマンが怪我で欠場したあとはRBギャルマンがメインですが、指標的に考えればシーホークス守備陣はこのラン攻撃を止めることができると思います。QBジョーンズが出場しないとなればマッコイの足はそんなに警戒しなくてもいいでしょうから、スクランブルも脅威ではないでしょう。

◆攻撃は今週も適度にランを混ぜた効率的なパスで行きたい

シーホークスの攻撃はここ2週、パス攻撃の比率を50%程度まで下げてラン攻撃を重視し、QBウィルソンは効率的なパスを投げることに集中しているように見えます。これはRBカーソン・ハイドが怪我から復帰したこともありますし、ウィルソンがパス中毒(?)のような感じになって一時不調だったこともあります。今は昨季までによく見た感じの攻撃になっていますね。

今週の相手ジャイアンツも守備はなかなか強力です。ラン攻撃で相手守備陣を弱らせて、ここぞという時にロングパス、という最近の攻撃パターンでいいような気がします。先週はWRメトカーフが大活躍でしたが、今週はジャイアンツCBブラッドベリーがメトカーフの相手になります。ブラッドベリーはシングルカバーで現在PFF指標1位だそうですが、先週のCBスレイやペイトリオッツのCBギルモアを抜いたのですから、今週もぶち抜いてくれることでしょう。

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怪我人の情報です。


シーホークスは、CBフラワーズとRBホーマー、Tシェルがダウトフル(75%欠場)です。シェルの代役はTオブウェイヒ、フラワーズの代役はリードになります。クエスチョナブル(出場半々)はDEダンラップ、G/Cフラー、RBハイド、Gルイスです。DEダンラップは欠場は免れましたが無理はしないでほしいですね。OLに怪我人が多いのでちょっと心配です。

【※追記】 CBフラワーズが故障者リスト入りしました。良くなってきてただけに残念です。代わりにTウィーラーがロースター入りしました。また、故障者リストに入っていたDTモネーがコロナウイルス接触・感染者リストに登録されました。シーホークス初のリスト使用です。リストの人数が増えないことを祈ります。あと、Tオブウェイヒもクエスチョナブルとなりました。欠場の際はRTはジャマルコ・ジョーンズになるでしょう。



ジャイアンツは、QBダニエル・ジョーンズがダウトフル(75%欠場)登録になりました。出場するか微妙です。LBメヨーがクエスチョナブル(出場半々)になっています。

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試合はホームのルーメン(旧名センチュリーリンク)フィールドで、月曜日朝6時5分からです。今週も無観客になります。私の試合予想は、35-20でシーホークス勝利です。シアトルはこの日雨が降ることはなさそうですね。今週も勝って地区優勝、そしてカンファレンス優勝にまた一歩近づきたいです。GO!HAWKS!