今週からシーホークスはしばらく地区外との戦いになります。まずはアウェイでNFC東地区のイーグルス戦です。NFC東地区は勝ち越しているチームがなく、地区優勝しないとプレイオフ進出がほぼ不可能な状況になっていて、地区優勝争いが熾烈になっています。イーグルスは現在3勝6敗1分と地区2位、地区優勝のためには勝ちたい一戦です。

まずはスタッツを。

【攻撃】シーホークスイーグルス
得点31.8(2)22.0(24)
総ヤード400.0(4)330.1(26)
パス278.7(5)209.0(28)
ラン121.3(11)121.1(12)


【守備】シーホークスイーグルス
失点28.7(28)25.4(16)
総ヤード434.9(32)342.7(10)
パス343.7(32)209.3(6)
ラン91.2(4)133.4(25)


シーホークスは攻撃一辺倒のチームですが、先週は守備にも明るさが見えてきました。イーグルスはラン攻撃とパス守備が良く、パス攻撃とラン守備がダメですね。QBウェンツの不調が響いています。
次に両チームの戦力です。

アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。名前の青太字はルーキーです。


シーホークスイーグルス
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBウィルソンSウェンツC+
WRロケットB+フルガム
ワード
B+
D+
RBカーソン
ハイド
ダラス
A
C+
B
サンダース
スコット
ハントリー
C
C
C
LTブラウンA+マイラタ
D+
LGアイウパティ
シモンズ
B+
E+
ハービッグ
C
Cポシック
C
ケルシー
ジュリガ
B+
C
RGルイス
ジョーンズ
B+
D
ピータース (ブルックス)C+
-
RT(シェル)
オブウェイヒ
C
C
(ジョンソン)
プライアー
B
D+
TEディズリー
(オルセン)
ホリスター
B
C
B
ゴダート
ロジャース
(アーツ)
C+
S
D+
WR2メトカーフAリーガー
ハイタワー
C
D
WR3
ムーアBジェフリー
E+
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
LDEコーリアー
グリーン
ロビンソン
D+
E+
D+
バーネット
スウェット
C
C+
LDT
フォード
ハリソン
A
D+
ジャクソン
ハーグレイブ
C+
D+
RDT
リードD+コックス
(リッジウェイ)
B
C+
RDE
LEO
ダンラップ
メヨワ
ムーア
D+
D
D+
グラハム
カリー
(エイヴリー)
A
B+
D+
SLB
ライトBライリー
(ゲリー)
D
E+
MLB
ワグナーA+エドワーズD+
WLB
バートン
ブルックス
D
E
シングルトンC
LCB
グリフィン
フラワーズ
D+
D
スレイC+
RCB(ダンバー)
リード
E+
C
マドックスF
SSアダムズ
ニール
D+
D
ミルズC
FSディグズ
Dマクレオド
B
DBアマディ
スティーブンス
C+
C+
(ルブラン)
ロビー=コールマン
E+
D
STレギュラーPFFレギュラーPFF
KマイヤーズAエリオットE+
PディクソンC+ジョンストンC+
KRリード-スコット-
PRムーア-ワード-
LSオット-ロバト-


イーグルスはここまで3勝6敗1分。昨季は9勝7敗で地区優勝してプレイオフに進出していますから、今季は不調と言えます。この不調の原因は、やはり攻撃にあるでしょう。QBウェンツはこれまでパス成功率58.4%、14TD、14INT、パサーレーティングは73.3です。QBウィルソンは70.7%、30TD、10INT、レーティング111.5ですから、随分違いますね。

この成績から、QBウェンツのスタメンを剥奪すべきという話があちこちのメディアで出ています。ウェンツの不調の原因は本人自身にもあると思いますが、OLの弱さにもあるでしょう。ウェンツはこれまで被サックが40。ウィルソンも被サックは多いですが33です。今季のイーグルスOLは怪我人が非常に多いです。去年のドラフト1巡ルーキーLTジラードが怪我で今季欠場、プロボウラー3回RGブルックスが開幕前にシーズンエンドの怪我、さらに今週、同じくプロボウラー3回のRTレーン・ジョンソンまでもシーズンエンドの怪我というニュースが流れました。OLのレギュラーが大きく欠けています。今週はLTの大ベテランピータースがRGに回り、RTはプライアー、LTはマイラタということになりそうです。さらに、先週の試合中には不動のCケルシーまで怪我で途中欠場していました。今週ケルシーは連続出場100試合目ということで出場はするでしょうが、なかなか厳しいです。

もしQBウェンツが下がった場合は、代役はドラフト2巡ルーキーQBハーツになるでしょう。彼はモバイル特化型のQBですので、チームの動きがガラッと変わるかも知れません。シーホークスも守りづらいですが、イーグルスも攻撃しづらくなりそうです。これはこれで要注意です。ただ、ウェンツは昨年イーグルスと巨額の4年契約を結んでいますし、そう簡単にスタメンを剥奪されることはないでしょう。

【※追記】どうもハーツが今週かなりのプレイをするようです。スターターまであるかもしれません。ハーツの去年カレッジ時代のハイライトはこちら。


イーグルスの守備の方は、これまでリーグ2位の34サックを決めていて、パスラッシュが強いです。今季7サックのDEグラハム、4.5サックのDTコックス・DEバーネットらがQBにプレッシャーをかけてきます。このおかげもあってパス守備は良いですが、上のスタッツにもあるようにラン守備が悪いです。先週もブラウンズRBチャブに114ヤードを稼がれています。

いくつかポイントを。

◆シーホークス守備陣が先週に続いて復調傾向を見せてくれるかどうか?

イーグルスQBウェンツは今季すでに14インターセプトを投げています。この原因は、上にも書きましたが、本人の不調とともに、OLの弱さにあると思われます。シーホークスはここを突くべきでしょう。先週に続いてパスラッシュを強くかけていけば、ウェンツのパスを乱れさせ、ターンオーバーが奪えます。DEダンラップのラッシュやSアダムズのブリッツに期待したいところです。今週からCBシャキール・グリフィンも帰ってきますので、乱れたパスを奪い取るのを期待したいところです。

イーグルスはむしろRBサンダースをはじめとしたラン攻撃の方が得意ですが、シーホークスは先週カージナルスのラン攻撃をほぼ封じましたし、こちらは止めてくれると思いたいです。いざとなればLBワグナーが止めてくれます。

◆ラン守備の弱いイーグルスをラン攻撃で攻めたい

先週シーホークスはRBハイドが攻撃のリズムを作り勝利しました。今週の相手イーグルスはラン守備が弱いですから、そこを突いて今週もラン攻撃でリズムを作って行きたいです。幸い今週からRBカーソンが戻ってきますので、カーソン・ハイドのタンデムでどんどん攻めたいところです。そして相手DLが弱ったところで、ウィルソンがどーんと一発投げれば今週もいい攻撃ができそうです。

---------

シーホークスの選手の異動の情報です。安定した働きをしていたベテランTEオルセンが故障者リスト(IR)入りしました。オルセンは引退も心配されるかなり大きな怪我ですが、ぜひ戻って来て欲しいものです。入れ替わりでロースター入りしたのはDTハリソンです。念願のシーホークスでの正式なロースター入りということで、これからもOLにプレッシャーをかけて欲しいです。

また、先週シーホークスデビューしてなかなかいい働きをしていた練習選手(PS)登録のRBスカボローと、ルーキーTE/DEサリバンが故障者リスト入りしています。

---------

怪我人の情報です。


シーホークス
は、TシェルとRBホーマーが欠場です。シェルの代役はTオブウェイヒになります。クエスチョナブル(出場半々)はWRムーア、スウェイン、CBリード、C/Gフラー、Gシモンズです。WRのデプスが薄くなっているのが少し気になります。ただ、RBカーソン・ハイドともに今週は出場できます。これは非常に心強いです。Cポシック、CBシャキール・グリフィンも戻って来ます。


イーグルスは、Sフォード、Gオペタ、そして、上に書いたTレーン・ジョンソンが欠場です。さらにTピータースがクエスチョナブル(出場半々)になっています。OLが本当に厳しいですね。

---------

試合はマンデーナイトフットボールということで、火曜日朝10時15分からです。私の試合予想は、35-21でシーホークス勝利です。イーグルス戦は2011年から6連勝中ですし、各種予想でもシーホークス圧倒的有利と言われていますが、足をすくわれないよう気を引き締めて行きたいところです。試合はアウェイのリンカーンフィナンシャルフィールドで、無観客で行われます。今季不調のイーグルスですから、できれば大勝して今後に勢いを付けたいですね!