束の間の休みも明け、シーホークスは今週からついに地区内の戦いが始まります。

まずは補強のニュースから。先日ここでも書いたLBケンドリックスと練習選手(PS)で契約しました。またPSに加入していたSランドールをロースター登録しています。これに伴いSヒルが故障者リスト(IR)入りしました。



ケンドリックスは前十字靭帯断裂の怪我も癒えたようですし、昨年のレギュラーですから期待したいです。経済犯の裁判の判決は早くて来年初めということで、レギュラーシーズンは活躍できそうです。

また、あのWRアントニオ・ブラウンと契約するのではないか?という話が出てきています。



アントニオ・ブラウンはABの愛称でおなじみ、プロボウル7回出場、オールプロ選出4回、本物のトップワイドレシーバーでした。ただ、素行に問題があり、例えばスティーラーズ所属当時の2018年レギュラーシーズン最終戦でQBロスリスバーガーらと諍いを起こして練習をボイコットし試合も休まされそのままレイダースへトレード、そのレイダースでもヘルメットにケチをつけて練習を休んだりしたため開幕前にリリースされていました。その後ペイトリオッツに加入しましたが、彼は性的暴行の疑いなど裁判も抱えていて、その相手に脅迫的なメッセージを送ったという話が出てペイトリオッツを解雇されました。

なぜシーホークスなのかというと、彼は同じフロリダ出身のQBジーノ・スミスと仲が良いです。今年7月にはさらにラッセル・ウィルソンも入って3人でサンディエゴのウィルソン宅で練習をしている様子が報道されています。


彼はフロリダでの暴行の件でNFLから8試合出場停止の処分を受けていますが、それが近く明けます。シーホークスには一度失敗した人にチャンスを与えようというポリシーがあるようですので、加入するならばまず練習選手からということになるでしょう。これまでの素行を見ると戦力になるかどうかはわかりませんが、もしちゃんと働くのであればウィルソンの助けになることは間違いありません。
(その後ブラウンはバッカニアーズと契約することになった模様です。)

なお、シーホークスには薬物規定違反で再三に渡って出場停止処分を受けているWRゴードンも所属していますが、こちらの無期限出場停止はまだ解けないようです。

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さて、今週はアウェイでカージナルス戦です。さっそく両チームのスタッツを。カッコ内はNFLチーム順位です。

【攻撃】シーホークスカージナルス
得点33.8(1)27.7(11)
総ヤード395.8(8)402.5(5)
パス280.4(4)241.4(19)
ラン115.4(17)161.0(4)


【守備】シーホークスカージナルス
失点27.0(18)18.7(2)
総ヤード471.2(32)346.2(13)
パス370.4(32)226.5(11)
ラン100.8(7)119.7(17)

次に両チームの戦力です。

アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。名前の青太字はルーキーです。


シーホークスカージナルス
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBウィルソンSK.マレーB+
WRロケットBホプキンズA+
RBカーソン
ホーマー
B+
D+
ドレイク
エドモンズ
C
C
LTブラウンA ハンフリーズB+
LGアイウパティ
シモンズ
B
D
プーD+
CポシックC+コールB
RGルイス
ジョーンズ
B+
D
J.マレーD
RTシェルC+ビーチャムC+
TE1
TE2
ディズリー
オルセン
B
C
ダニエルズ
アーノルド
C+
D+
WR2メトカーフB+カークC+
WR3
ムーアBフィッツ
ジェラルド
D+
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
DE
LDE
コーリアー
ロビンソン
D+
D+
アレン
フォトゥ
D+
E+
DT
NT
リードD+ピータース
C
DT
フォード
モネー
C
C
フィリップス
コーリー
ブラックソン
D
C
D
LEO
OLB
メヨワ
ムーア
D+
C
レディックC
SLB
ライトA+ケナードB
MLB
ワグナーAヒックスD
WLB
バートンE+キャンベルD
LCB
グリフィンCピーターソンD
RCBダンバー
フラワーズ
C
F
マーフィーC+
SS(アダムズ)
ニール
C+
C
トンプソンD
FSディグズ
Dベイカー
A
DBアマディ
C+カーク
パトリック
E+
STレギュラーPFFレギュラーPFF
KマイヤーズB+ゴンザレスC
PディクソンC+リーD+
KRホーマー-エドモンズ-
PRムーア-カーク-
LSオット-ブリュワー-


カージナルスはWRホプキンズの加入で今季の台風の目になると思われていましたが、実際にこれまで4勝2敗と昨季とは違うところを見せています。

スタッツを見ると、まず攻撃がうまく行っています。ランが出ている分だけ総ヤードでシーホークスを上回っています。これはQBカイラー・マレー自身が走りまくっているからです。マレーはこれまでラッシングで370ヤード獲得、これは昨季MVPのレイヴンズQBラマー・ジャクソン(今季これまで346ヤード)を超えています。

QBマレーはパスに関しても進境を見せていて、パサーレーティングが100を超える試合もこれまで2試合ありました。これはWRホプキンズの力も大きいでしょう。これまでNFLトップの601ヤードを獲得しています。さらに一発のあるWRカーク、大ベテランWRフィッツジェラルドも控えています。怖いです。

守備は最近のカージナルスの課題でしたが、今季はこれまでかなり守れています。LBレディックがすでに4サックを決めています。DEフィリップスも2サック2ファンブルフォースと怖いです。また、先週のカウボーイズ戦ではSブッダ・ベイカーが大活躍でディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを獲得しました。

ただ、大黒柱のLBチャンドラー・ジョーンズが故障者リスト入りしてしまいました。これは不安要素です。また、ドラフトの目玉だった1巡ルーキーLBシモンズにこれまで大きな出番がありません。チームにフィットしてないのが原因のようですが、今後の活躍を期待したいところです。

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あとで書きますが、今週もSアダムズは欠場ということになりました。そこで今週のポイントはやはりこの一点になるでしょう。

◆シーホークス守備陣がカージナルスの強力オフェンスを要所で止めることができるか?

シーホークスの守備陣は、ヤーデッジはNFL32チーム中最下位ですが失点は18位と、いざというところでは守れています。これが続けられれば、攻撃はウィルソンに任せれば問題ありませんので、勝っていくことができるでしょう。

しかし、カージナルスはQBマレーも含め走ってきます。そしてパスも、WRホプキンズはかなり厳しいパスでも取って来ます。これをどう止めるか。特にパス守備が問題です。Sアダムズは今週欠場となりましたので、パスラッシュは不足するでしょう。DB陣のパス守備に期待しなければなりません。さらに、WRカークへの一発も警戒すべきです。


DB陣には奮起を期待したいです。幸いCBダンバーは出場予定です。

また、QBマレー、RBドレイクの足は脅威です。シーホークスのランディフェンスは、スタッツは良いですが、w5のバイキングズ戦で不安なところを露呈しました。ランストッパーとして期待のかかるDTハリソンは今週はまだ練習選手(PS)から上がって来ません。リード、フォード、モネー、ラッシュの現有DT陣に期待です。リードも10.5サックした2018年の調子にはなかなか戻りませんが、休養は十分取れているでしょうから、高いパフォーマンスを期待したいものです。

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怪我人の情報です。


シーホークスは、Sアダムズが結局欠場になりました。来週はぜひ出場を期待したいというHCキャロルの言です。今週もSSのスターターはニールになるでしょう。クエスチョナブル(出場半々)はGアイウパティのみです>その後欠場となりました。代役はシモンズになります。休みを挟んで怪我人が随分戻ってきました。ただ、DTハリソン、WRドーセットは今週も出場しません。

あと、HCキャロルが先週膝の関節鏡手術を受けています。リハビリで無理をしてしまったそうで、試合には杖をついて出るようです。もう69歳ですから無理はしないで欲しいものですね。


カージナルスは、DTフィリップス、LBフィッツ、ガーデック、Tビーチャム、CBカークパトリック、そして、WRホプキンズがクエスチョナブル(出場半々)です。ホプキンズは必ず出場するでしょうが、足首が悪いのはパフォーマンスに影響がありそうです。

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私の試合予想は、35-34でシーホークス勝利です。シーホークスはBYEウィーク明けで休養十分ですがSアダムズが欠場、一方カージナルスは先週カウボーイズ相手に大勝して勢いに乗っています。やはり攻め合いになって試合はもつれるでしょう。

カージナルスには結構やられている印象があります。最近の対戦成績も、2017年以降で4勝2敗ですが、12月の重要な試合でよく負けています。ただ、レイダースでコロナウイルス感染者が発生した影響で、この試合はサンデーナイトフットボールへ時間が変更になりました。シーホークスはナイトゲームには強いですから、これは縁起の良い変更です。日本では月曜日朝9時20分からになります。今週も最後はウィルソンが投げ勝つと信じています。地区内初戦、ぜひ勝ちたいですね!