いやー怖い試合でした。まずはざっと試合経過を。

いきなり最初のシリーズでTEオルセンがパスを弾きボールがすっぽりとD.マコーティの手に。そのままpick6されました。幸先悪いスタートです。


しかしさすがウィルソン、次のドライブでは落ち着いて8分12秒と時間をかけて、ウィルソン自身も走ってモメンタムを奪いつつ、


最後は矢のようなパスでWRロケットがTD。さっそく同点に戻します。


そのあとSディグズがWRハリーにヘルメットヒットを与えてしまい退場となります。FSはブレア、ニッケルバックはアマディに変わりました。そのドライブでニュートンはそのまま押し切り14-7。


2Qに入りパント合戦になりますが、ディグズの代わりにFSに入ったブレアが大きな声を上げて倒れてしまいます。かなり深刻な怪我のようです。ブレアが退場しFSはヒルになります。

しかし、ウィルソンはそんな暗い試合の雰囲気を吹き飛ばします。WRメトカーフへのロングパス一閃!ややショートだったもののメトカーフは去年のディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤーのCBギルモアを振り切ってそのままタッチダウン。これはメトカーフにとって価値あるタッチダウンです。


前半終了間際51ヤードFGの機会をペイトリオッツに与えますが、Kフォークが外してそのまま前半終了。14-14の同点で折り返します。

後半最初のドライブでペイトリオッツにFGを与えますが、そのあとすぐ反撃。今度はWRムーアへのロングパス。これはムーアが良く取りました。


さらについに今季初の守備のビッグプレイ、CBダンバーがインターセプトを決めて一気にモメンタムはシーホークスです。


ここを逃さないのがウィルソン。ワイドオープンだったルーキーWRスウェインへのパスで17-28と引き離します。


しかしペイトリオッツ、さすがにそのままでは終わりません。QBニュートンがロングパスを狙い始めます。ターゲットはこの人、WRエデルマンです。


49ヤードパスからそのままつないで最後はFBジョンソンへのパスでタッチダウン。


ただそのあとの2ポイントコンバージョンはQBニュートンのランを防ぎます。最終的にこれが大きかったですね。

4Qに入り
、今度はウィルソンがRBカーソンへの18ヤードパスでタッチダウン。カーソンは去年からパスキャッチもうまくなりました。


これで23-35。決まったかな、と思ったのですが・・・。

次のドライブ、一気にペイトリオッツに攻められます。またWRエデルマンへの33ヤードパスを決められ、最後はニュートンが走り込みタッチダウン。30-35です。


シーホークスのこの次の攻撃があっさりしすぎていました。これは反省すべき点ですね。残り1:42でペイトリオッツに攻撃権が移ってしまいます。タイムアウトも3つ残っています。これはやばいです。

案の定、WRエデルマンへのパスなどで繋がれ、残り3秒、タッチダウンまで残り1ヤード。


止めたああああああああああああ!!!

コーリアーとヒルがニュートンを止めて試合終了、シーホークスがギリギリで勝ちました。途中余裕で勝てるかと思ったのですが、さすがニュートン、さすがベリチックと言ったところです。

------------------

◆良かったところ

●ウィルソンはペイトリオッツ守備陣を料理成功

QBウィルソンは今週もほぼ完璧でした。21/28 288ヤード 5TD 1INTですがこのINTはオルセンのポカです。ロケット、メトカーフ、ムーア、スウェイン、カーソンと5人の選手にまんべんなくタッチダウンパスを投げました。これはすごいですね。全盛期と言っていいかと思います。これが1年続けばMVP間違いなしです。

また、メトカーフがギルモアを抜いてタッチダウンを奪ったプレイ、これは本当に2年目WRメトカーフには自信になったことでしょう。この試合92ヤード獲得、このままシーズン1000ヤードを超えて欲しいです。

●アダムズは今週もすごかった

途中でFSディグズが退場してしまったこともあって先週ほどの存在感はありませんでしたが、それでもアダムズはすごい働きでした。6タックル4アシスト1サック1TFL(ロスを誘うタックル)、要所でQBニュートンをよく止めていました。2ポイントコンバージョンを止めたのは大きかったですね。アダムズは自身対ペイトリオッツ初勝利だそうです。


●スペシャルチームがとても良い


目立ちませんが、スペシャルチームが今季はとても良いです。キックオフリターナーのRBホーマーがいいリターンを何度も見せていましたし、Pディクソンは試合を動かすナイスパントを連発、Kマイヤーズはこれまでノーミスです。コロナウイルスの影響でプレシーズンマッチがなかったせいか他のチームのキッカーが外すのをよく見る中で、マイヤーズはよくやっています。

◆悪かったところ

●ペナルティが多い

これはシーホークスが以前から持っている悪い癖ですね。Sディグズのヘルメットヒット退場を筆頭に、ペナルティ9つ・68ヤード罰退です。特にOLのペナルティは減らしてほしいですね。せっかくいいパスが通った!と思っても「オフサイド、オフェンス」とコールされるとがっくり来ます。

●守備陣に怪我人が多く出て心配

Sブレアの怪我は深刻なようです(結局ACL(前十字靭帯)断裂とのこと)。ブレアはニッケルバック、さらにセイフティのバックアップとして貴重な戦力でしたが、彼が欠けるのはかなり大きいです。今日は控えのヒル・アマディが気を吐いていい仕事をしていましたが、今後を考えると痛いですね。

4Q終了間際にアーヴィンが退場しましたが、こちらはあまり心配なさそうで良かったです。(※その後アーヴィンはACL(前十字靭帯)断裂でシーズン欠場が判明しました。これは補強必須ですね・・・。)


●パスカバーがいまいち

先週もライアンに450ヤード投げられましたが、今週もエデルマンにキャリアハイの179ヤードを獲得されました。今週はディグズが退場したということもありましたが、パスへの対策をさらに強化できれば安心できそうです。鍵はCB陣、グリフィン・ダンバーでしょう。シーズン前に心配されたパスラッシュはアダムズのおかげで思ったより良さそうなので、CB陣のさらなる奮起を期待したいですね。

-----------

この試合の直前にペイトリオッツRBホワイトの両親が命に関わる事故に遭ったというニュースが流れました。RBホワイトはこの試合欠場しましたが、ペイトリオッツの選手をだけでなく、シーホークスの選手も彼の両親の無事を祈っていました。QBウィルソンはホワイトの大学の先輩になります。


また、ペイトリオッツHCベリチックは先日母親を亡くしており、その弔いの試合でもありました。今週の試合の最後の攻防は、このあたりの心情が微妙に入っていたようにも思えます。

-----------

苦戦はしましたが、ともかく勝ちました。NFL西地区は、シーホークス・ラムズ・カージナルスが2連勝、カージナルスに開幕戦で破れた49ナーズも1勝1敗と、さっそく地獄の地区の様相です。来週のカウボーイズ戦も負けられません。このまま突き進んで行きたいですね!