シーホークスはFGで先制したあと、WRメトカーフへの22ヤードパスからRBシャーボネイが飛び込んでタッチダウン。0-10とリードします。



QBジーノ・スミスはエンドゾーン際からの攻撃でドルフィンズSコフにインターセプトされてしまいターンオーバー、しかしシーホークス守備はドルフィンズをFGに抑えます。そしてその次の攻撃でQBジーノ・スミスは名誉挽回、WRメトカーフへの71ヤードパスで一気にタッチダウンを奪います。



2Q以降はお互いに攻撃が進まない展開で、シーホークスはDLマーフィーとDLウィリアムズが怪我で下がってしまいDLが厳しくなります。前半は3-17で終了です。

後半最初ドライブ、LBドッドソンが真ん中を抜けてドルフィンズQBトンプソンへすごいサック。


このサックでトンプソンが痛んでいたのか、次のドライブでQBトンプソンがDLジョーンズのタックルを受け立ち上がれず、サイドラインへ下がってしまいます(肋骨の怪我とのこと)。ドルフィンズQBは控えのティム・ボイルになります。

QBボイルの素早いパス回しにシーホークス守備はやや苦戦しますが、レッドゾーンまで進まれても4つのダウンをすべてきっちり守り切ります。そして4Q、ついにシーホークスの攻撃が目を覚ましました。残り10分からRBシャーボネイが相手DLを抜きはじめます。そして最後もシャーボネイが走り込んでタッチダウン。残り5分弱で3-24として勝利を確定させます。

あとはそのままシーホークスが守り切り、3-24でシーホークスが開幕3連勝としました!


◆シーホークス守備陣は素晴らしいプレイだったが、怪我人が多くなってきたのが心配

相手が控えQBとは言え、FG1本の3点に抑えたのですから、守備は素晴らしかったです。QBトンプソンは前評判通りボールを持ち過ぎる傾向がありましたので、DLが強いプレッシャーをかけて5サックを浴びせました。2年目OLBホールが2サック、3年目OLBマフェは1サック、この若手ペアが良く機能しています。

また、先週良くなかったラン守備は、今週ドルフィンズRBエイチェンを30ヤード、平均2.7ヤードに抑え、チーム全体でも65ヤードのみと、非常に良かったです。特に良かったのがNTハンキンス(PFF:全体78.5、ラン守備78.4)ですね。素晴らしいサックを決めたMLBドッドソン(PFF:77.3)とともに、守備の真ん中が活躍しています。兼ねてからHCマクドナルドは、守備は中央部分が重要、と言っていましたので、NTとMLBが活躍したこの結果には満足でしょう。

ただ、HCマクドナルドの守備は基本ゾーンですから、選手は激しく動かなければなりません。戦術も非常に複雑ですので、選手への負担も大きくなります。そうなると怪我人が心配です。この試合でも1巡ルーキーDLマーフィーとDLレオナード・ウィリアムズが怪我で退場しました。彼らの状況が心配です。現状では確たる情報はありません。ただ朗報が一つ、欠場していたOLBヌウォスが次のライオンズ戦へ向けて練習をはじめるとのことです。

◆シーホークスの攻撃はRBシャーボネイとTEファントの活躍で十分なものだったが、やはりOLに反則を含め問題あり

シーホークスの攻撃は2Q以降沈黙してしまいましたが、4QにRBシャーボネイ(PFF:74.5)とTEファント(PFF:83.7)が活躍して立ち直りました。3Qまでの攻撃の沈滞ムードを4Qで打開したOCグラブのアジャスト力は素晴らしいと思います。TEファントは6レシーブ60ヤード平均10ヤード獲得。RBシャーボネイは91ヤード平均5.1ヤード獲得と先週の不振を跳ね返しました。この調子が続けばRBは彼に任せてもいいと思いますね。先週指摘したランコースの偏りも今週は見られませんでした。(NextGenStatsより)

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ただ、問題はやはりOLです。特にやはりRGブラッドフォードが悪く見えますね。この日は両チームにそれぞれ11個の反則が飛び交うゲームでしたが、ブラッドフォードはホールディングとフォルススタートの2つの反則をもらいました。これでブラッドフォードはこれまで週に2つずつ、6つの反則を犯しています。これは多いですね。プレイ内容としても、PFFの評価でパスプロテクト27.4、ランブロック50.1、全体で37.5とシーホークスOLで一番低い点数になっています。今週はGヘインズを試すという話もありましたが、結局ヘインズは全く出場しませんでした。何らかのアクシデントがあったのかもしれませんが、この選手起用は不可思議と言わざるを得ません。

ブロッキングTEファラオ・ブラウンが出場すればプロテクトも少しは良くなるかと思いましたが、ブラウンも振るわず(PFF:37.1、パスプロ27.3、ランブロ47.2)、結局はQBジーノ・スミスの素晴らしいスキルとWR陣RB陣の頑張りがチームを引っ張っていました。このOLでは次のライオンズ戦に勝つのは厳しいと思いますが、このメンバーのままで行くのでしょうか。

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ともあれ、勝ちました。これが一番重要です。NFC西地区は、今週カーディナルスが負け、49ナーズとラムズの直接対決でラムズが劇的な勝利を収めたため、次のような順位表になりました。

1.シーホークス 3勝0敗
2.カーディナルス 1勝2敗
3.ラムズ 1勝2敗
4.49ナーズ 1勝2敗

シーホークスは2位以下に2ゲーム差を付けてトップです。この先シーズンはまだまだ長いですが、現時点でこの差があるのはかなり有利です。ぜひこのまま突っ走って新HCで地区優勝を果たして欲しいですね。

そのためには、次のライオンズ戦が大きな試練になります。正直言ってこれまでの相手チームにはそれぞれ問題がありました(DEN:ルーキーQB初戦、NE:新HC、MIA:フランチャイズQB欠場)。しかし次のライオンズは強豪、今季もQBゴフの元で現在2勝1敗、今週は好調だったカーディナルスを下しました。このライオンズに勝てれば今季のプレイオフ進出は堅いと思います。次の試合が山場です。ぜひ勝って欲しいですね。



2年目ホールはHCマクドナルドの元で素晴らしい成長を遂げています。RBシャーボネイも今週良かったですね。これを続けて欲しいです。