開幕前になってシーホークスは動いて来ています。

今朝、OLBテイラーをベアーズへトレードすることを発表しました。



ダレル・テイラーは2020年ドラフト2巡でシーホークスへ加入、初年度は怪我のためほとんど働けず、2年目からはパスラッシャーとして成長しはじめ、2021年には6.5サック、2022年には自己最高の9.5サックを記録し期待されましたが、2023年は5.5サックとやや期待外れの成績に終わりました。

2023年オフには制限付きフリーエージェント(RFA)となりましたが、チーム側はRFAテンダー(クオリファイイング・オファー)とは別の方法で今季の契約を結びました。

テイラーの長所はパスラッシュですが、ランディフェンスが弱いという大きな欠点があります。HCマクドナルドはおそらくこれを嫌ったのだと思います。また、先週のプレシーズンマッチでは2023年2巡のOLBホールが成長を見せ、昨季9サックと活躍した2022年2巡OLBマフェとともに若いラッシャーが充実して来ていました。

ベアーズへ行くテイラーの対価は2025年の6巡。かつて2巡で指名したことを考えればシーホークスとしては残念な対価ですが、ラン守備に欠点があることや今季の年俸が$3.116Mと低いことを考えれば仕方ないところかと思います。ベアーズでも頑張って欲しいですね。このトレードで$0.02Mとほんのわずかのデッドキャップは発生しますが、$3.1Mのキャップをセーブできます。

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また、シーホークスは先日、CBマイケル・ジャクソンをパンサーズへトレードしました。対価は7巡ルーキーLBマイケル・バレットです。



CBマイケル・ジャクソンは2019年5巡でカウボーイズに入団。2019年にはライオンズ、2020年にはペイトリオッツへと移った後、2021年にシーホークスと契約。2022年にはCBのスターターとなって63タックル1インターセプトを記録。2023年は開幕時は控えだったものの後半怪我人が出てスターターとなり、28タックルを記録しました。

今季もCBのスターター争いをしていましたが、シーホークスのCBはウーレン、ウィザースプーン、ブラウン、そして5巡ルーキーのプリチェット、6巡ルーキーのジェームズと非常に層が厚く、ジャクソンはトレードされるのではないか?という噂が立っていました。

対価は今季パンサーズに7巡240位で加入したLBマイケル・バレットです。ミシガン大出身ということでHCマクドナルドの下で1年間プレイしています。ポジションはインサイド・ラインバッカー。シーホークスのILBは今季獲得したベイカーとドッドソン、4巡ルーキーのナイト、さらにラティガン、オコネルらがいますが、LBジェローム・ベイカーが昨季の怪我からまだ十分回復しておらず、選手層が不安視されていました。LBバレットはまずはスペシャルチームからということになりそうです。

CBマイケル・ジャクソンはスターターも経験したプレイヤーなので、対価が7巡のルーキーLBというのは小さすぎるのでは?という意見もあるようです。ただ、近年のシーホークスは守備がNFLで最も悪いレベルでしたし、その中でCBジャクソンは昨季と今季は確実なスターターを勝ち得ておらず、堅実にはプレイするものの目覚ましい成績とまでは言えないので、仕方ないところかと思います。もう少し交渉すればもうちょっと良くはなったかもしれませんが、LBバレットはミシガン大出身ということでHCマクドナルドが欲しかったのでしょう。今季の年俸はマイケル・ジャクソンが$1.05M、バレットは$0.795Mです。わずかですがキャップをセーブできます。

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開幕前になってシーホークスは大きく動いて来ました。トレードしたのが両方とも守備の選手ということで、HCマクドナルドがチーム作りに積極的に関与しはじめた感じがあります。日本時間では来週水曜日朝5時に開幕の53人ロースターが決まりますが、それまでにまだまだ動きがありそうです。注目ですね。