まずは試合展開からです。

先攻はラムズでしたがシーホークス守備は3アンドアウトで幸先の良いスタート。シーホークスの最初の攻撃はサードダウンを3度更新し、8分近くかけて最後はメトカーフへのパスでタッチダウン。非常に良いスタートです。



返しのラムズの攻撃、シーホークス守備は反則が多く陣地をどんどん進まれますが、レッドゾーンで4thダウンギャンブルまで行ったラムズの攻撃を封じます。



前半残り2分を切ってラムズは陣地を一気に進め、最後はWRナクアへのパスでタッチダウン。13-7と詰め寄られて前半終了です。



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後半、お互いに攻め手がなく、シーホークスのFG1本のみでパントが続く展開になりますが、4Qに入る直前、QBジーノ・スミスがラムズDLアーロン・ドナルドの激しいタックルを受けて下がってしまいます。QBは控えのロックへ。

次のラムズの攻撃で、CBウーレンがインターセプトを決めます。



しかしシーホークスの攻撃はパント。次のラムズの攻撃、WRロビンソンへのパスなどで進まれ、最後はRBヘンダーソンが走りこんでタッチダウン。16-14。


QBロックに期待がかかりますが、WRロケットへのロングパスをラムズCBケンドリックにインターセプトされてしまいます。



そのチャンスでラムズはFGを追加。16-17とこの試合初めてリードを奪います。

残り1:31、シーホークスはQBジーノ・スミスが怪我を押して戻って来ます。WRメトカーフへのパスやRBシャーボネイのランで進み、最後バタバタしながら55ヤードFGの機会を得ますが、Kマイヤーズが残念ながら失敗。そのまま16-17で試合終了、痛い敗北となりました。



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◆この敗戦には大きな落胆、今季への期待値を下げざるを得ない

今季ラムズに2敗となりました。いくらラムズに近年相性が悪いとは言っても、再建期である今季のラムズの戦力を考えると、最低でも1勝1敗では行かないとプレイオフ進出も厳しいと思います。今週の結果には非常に落胆しました。私は今季はスーパーボウルも狙えるとこのブログでも再三言ってきましたが、今週の結果を見ると非常に難しいと言わざるを得ません。

もちろん審判の判定の不利やQBジーノ・スミスの怪我など不運なところもありましたが、このくらいの不運は吹き飛ばすぐらいの戦力差があると思っていました。しかし、僅差ですが負けは負けです。以下ではこの敗北の理由はどこにあるのか、見て行きたいと思います。

◆敗北の理由

1.ペナルティの多さ

試合結果のスタッツを見るとまず目につくのがペナルティの多さです。反則は12回130ヤード。ヤード数で言えばやはり守備でのパスインターフェアで大きなヤードを稼がれています。相手はわざとこれを狙っていることも多いので、ラムズにやられてしまっているとも思います。また、オフサイドやエンクローチメントなど、細かいペナルティも多かったです。これはなくしていくべきです。

チームの規律はコーチ陣が責任を負うべきです。HCキャロルもコメントで反省の弁を述べていますが、シーホークスの反則の多さは以前より何度も指摘されている課題で、今季もこのブログで何度か指摘しています。ある意味リージョン・オブ・ブームの悪い面を受け継いでしまっていると言えるかもしれません。

2.攻撃の攻め手のなさ

今週のQBジーノ・スミスも、前半は良かったですが後半がもう一つでした。RBウォーカーが試合序盤で怪我のために下がってしまったということもありますが、後半に3点しか取れていないのはやはり攻撃陣に問題があると思います。急遽出場した控えのQBロックも残念ながら結果が出ず、無理やりジーノを戻して最後のドライブに臨むということになってしまいました。

細かい戦術のことは私にはわからないのでこれを指摘するのはなかなか難しいのですが、やはりOCウォルドロンが元上司であるラムズHCマクヴェイの戦術に負けてしまっているように思います。終盤はパスプレイが多くなってしまうとか、チェックダウンはあまり使って来ないとか、まあ私は素人なのでこういうおおざっぱな指摘しかできないですが、もっと細かい戦術の癖を見抜かれてしまっているのではないでしょうか。

3.危機管理不足

今週はQBジーノ・スミスが怪我で下がってQBドリュー・ロックが出て来ました。プレシーズンマッチでは彼のプレイは非常に良く見えるのでいつも期待するのですが、いざ本番となると残念なプレイをすることが多いです。今週もそうなってしまいました。控えQBはこういう急な出番が仕事なのですから、こういう時にあわよくば正QB以上の仕事ができるような準備をしていて欲しいです。

また、試合終了間際のFG前のプレイ。本来はコーチはパスプレイの指示だったものが、どうもジーノ・スミスのインカムの調子が悪く、すぐできるランプレイを選んだということのようですが、そういう時でも動じずに正しい判断ができるよう、普段から危機管理をしておくべきでしょう。私はスパイクすべきだったと思います。

4.個々のポジション、選手について

PFFのグレードが出たので見てみると、まず最初に目についたのはワグナーのグレードです。この試合では39.6とディフェンスで一番悪いポイントでした。具体的に何が悪かったかと言えば、パスカバー(30.0)です。ワグナーは昨季はラムズにいましたが、シーホークス側がラムズの情報を得られるだけでなく、ラムズがワグナーの弱点を知ってしまったとも言えるでしょう。ただ彼はこの試合で12年連続100タックルを記録するなど、これまで非常によくやっているので、責められない面はあります。

また、この試合でもQBスタッフォードには1サックとプレッシャーをかけられませんでした。ラムズのOLもそう強いとは言えないだけに残念です。第4週ジャイアンツ戦ぐらいのパスラッシュが次にかけられるのはいつになるのでしょうか。OLBヌウォスが欠けてからどうにもDLは迫力不足な気がします。戦力的には十分あるのですから使い方次第のような気もします。

攻撃側の問題点としては、やはりOLになるでしょう。現在のシーホークスのOLは、RGをヘインズとブラッドフォードの併用、RTをピータースとフォーサイスの併用と言う形になっていますが、やはり代役であっても固定した方が良いように思います。RTルーカスが戻って来ればまた変わるのでしょうが、その時ピータースの扱いがどうなるかなど、不安な点もあります。

今週はOLのランブロックが良くありませんでした。RBウォーカーの怪我で主戦となったRBシャーボネイは頑張ってはいましたが、1プレイあたりのヤード数は3.1とランが出ませんでした。RBウォーカーはしばらく出られないと思いますので、RBシャーボネイには大きな期待がかかります。

あと、昨季は良く使っていた、TE3人を使った攻撃が今季はあまり出ないですね。今週のTEはむしろパスを落としたり反則をしたり、悪い面が目立ちました。TEの活用方法も見直して欲しいところです。

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普段は要点を短めにまとめて書こうと思って記事を上げていますが、今週は耐えられず思いついたことをとりとめなく書いてしまいました。それだけ今週の敗北はショック、落胆が大きいです。

次の試合は感謝祭マッチとなって日本時間では金曜日午前です。休む間もなくすぐ次の試合がやってきます。相手は最強の49ナーズです。現状では勝ち目はなかなか見えて来ませんが、選手・コーチ一丸となって勝利への道を切り開いて欲しいものです。