まずは試合経過から。

シーホークスは最初の攻撃でいつものスリーアンドアウト…、かと思いきや、パントフェイクでそのままホーマーが73ヤード駆け抜けてタッチダウン!0-7と先制します。


その次の攻撃でTEエヴェレットがファンブルしターンオーバー、すかさずQBガロッポロがTEキトルへタッチダウンパス。すぐ同点にされます。


しかしシーホークスはLBワグナーがインターセプト!


そのあとのチャンスはDEボサのサックなどで2nd&43まで下げられ、56ヤードFGも決まらず無得点に終わります。


49ナーズはFBユースチェックやTEキトルでつなぎ、最後はRBミッチェルが飛び込んでタッチダウン。14-7とリードされます。


49ナーズにFGを追加され17-7。そのあとのシーホークスの攻撃、ようやくウィルソンらしい攻撃が見られたような気がします。途中メトカーフへのロングパスも挟みつつ進んで、


最後はシーホークス初出場のレジェンドRBエイドリアン・ピーターソンが走りこんでタッチダウン。17-14とします。


49ナーズはTEキトルがライン際を48ヤード走りタッチダウン。PATははずし、23-14と9点差。


しかしシーホークスは攻撃がつながりはじめました。パスやラフィンザパサーの反則でヤードを稼いで、最後はルーキーWRエスクリッジが飛び込んでタッチダウン。23-21と2点差まで追い上げて前半終了です。


後半、キックオフで49ナーズリターナーベンジャミンがファンブル。いきなりチャンスを得ますが、


QBウィルソンからTEエヴェレットのタッチダウンパスをエヴェレットが掴み損ね、浮いたボールを49ナーズCBウィリアムズが取ってインターセプトとなってしまいます。


しかしその49ナーズの攻撃でDEダンラップがQBガロッポロをエンドゾーン内で抑えセイフティ。攻撃のミスを守備がカバーしました。これで23-23の同点となります。


その後Sディグズがきれいなインターセプトを決めて攻撃権を得、


その攻撃で最後はWRロケットへのパスでタッチダウン。23-30とついにリードします。


さらにシーホークスは7分かけて陣地を進めるも、最後はまたもTEエヴェレットのファンブルで無得点に終わったりしましたが、その返しの49ナーズの攻撃を守備陣が抑え切り、23-30でシーホークス久しぶりの勝利となりました。


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ターンオーバーが飛び交う粗い試合でしたが、とにかく勝って良かったです。QBウィルソンは確実に戻って来てるな、とも思える試合でした。

◆きれいな勝ち方ではなかったが、今は勝つこと自体が必要

パントフェイクでタッチダウンを奪ったり、また両チームともターンオーバーが3個ずつあったりという粗い試合ではありましたが、3連敗中のシーホークスにとっては勝ったことが一番重要です。課題だったタイムオブポゼッション(攻撃時間)も33分と49ナーズより多かったですし、QBウィルソンが意識して素早い短めのパスを多用していたり、スペシャルプレイやパントフェイクなどなりふり構わず勝ちにこだわるところも見えたので、現状を打開するには良かったと思います。LTブラウンが話していたそうですが、


"It wasn’t pretty by any means, but we’ll take that ugly win any day of the week."

「決して美しいものじゃなかったけど、でもこういう醜いものでもいいから何が何でも勝利が欲しかった」

ただ、やはりまだまだ課題も多いですね。短めのパスを多用と言っても、慣れてないのかなかなか対応できていない場面が多かったように思いました。パスが短いということは、ヤードを稼ぐためにはランアフターキャッチを長くできないといけないですが、パスを投げる側もそこまでの正確性がなかったり、受ける側も体制が崩れてそのあと走れなかったりなど、チームがこういう攻撃のやり方にもっと慣れないといけないだろうなと思いました。ドラフトでWRエスクリッジを獲得したように、今後そういう攻撃のできるチーム作りをして行ければいいかと思います。

◆QBラッセル・ウィルソンは復調傾向が続いているが本調子にはまだまだ


ラッセル・ウィルソンは30/37、237ヤード、2タッチダウン、レーティング99.4です。復帰後一番良いスタッツですが、本調子ならレーティングは3桁ですよね。まだまだだと思います。実際、タッチダウンを決め切れない攻撃も多かったですし、ロングパスのコントロールも好調時までは行っていないと思いました。さらに、短めのパスのコントロールも正確性を増さないと、レシーバー側がランアフターキャッチを狙いにくいですね。向上が必要だと思います。

ディフェンスは、前半23点取られた時点では、今週はちょっとダメか、と思っていましたが、後半粘りましたね。相手のファンブルやインターセプトなどミスにも救われましたが、最近出場機会が減っていたDEダンラップがセイフティを決めましたし、最後の49ナーズのドライブも良く止めました。勝ちたい、という一心だったんだと思いますね。良かったです。

その他、RBホーマーがパントフェイクタッチダウンからラッキーボーイになっていましたし、AD(エイドリアン・ピーターソン)もタッチダウンを決め、RBペニーまでAD加入効果なのかいいランを数度見せていました。TEエヴェレットはファンブルやレシーブミスなど3ターンオーバーの災難な日でしたが、これまでは良い働きをしていましたのでまた頑張って欲しいです。

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シーホークスはこれで4勝8敗となりました。プレイオフ進出確率は1%未満だったものが2%まで上がりましたが、ほぼ絶望なのは変わりません。このあと全勝すれば9勝8敗でプレイオフ進出が叶うでしょう。厳しい戦いですが、希望を捨てずに戦って行って欲しいですね。