最初にいくつかニュースを。良いニュースと悪いニュースがあります。

良いニュースは、DTアトキンスがシーホークスを訪問したというニュースです。


アトキンスは33歳、これまでベンガルズ一筋、プロボウル8回、オールプロ2回、文句なくトップDTです。ただ、2020年からは肩の怪我で試合にはほとんど出ていません。もし怪我が完治して全盛期の力を発揮できるとすればこれはすごい補強になります。DEダンラップと同僚だったこともありますし、これは期待したいですね。

また、シーホークスファンにはおなじみ、TEルーク・ウィルソンと契約しました。プレシーズンマッチではTEの層の薄さが出ていましたので、チームを知るベテランに声をかけたのでしょう。

※ルーク・ウィルソンは1日でリリース、引退を表明しました。どうもルーク側から辞めることを申し出たようです。ルークは心臓の病気があったことをコメントしています。

悪いニュースは、先日のプレシーズンマッチで怪我をしたLBバー=カーヴィンとWRウスーアの件です。怪我は二人とも膝前十字靭帯断裂ということで、シーズンエンドとなりました。バー=カーヴィンはLBの控え1番手、ウスーアはWRの3から4番手を争っていただけに非常に残念です。二人とも故障者リスト入りしています。

あと、毎年恒例のNFL Top100。選手間投票で選ばれるものです。シーホークスからは、ウィルソン(12)、メトカーフ(22)、ワグナー(25)、アダムズ(31)、ロケット(76)、ディグズ(77)、あと、現在FAのライト(67)が選ばれました。ディグズはちょっと驚きましたね。でもわかる気もします。

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では、シーホークスの今季の現状を見ます。

昨季勝敗:12勝4敗(NFC西地区1位)
プレーオフ:WCラムズに敗退


2020攻撃守備
得点/失点28.7(8)23.2(15)
総ヤード369.5(17)380.6(22)
パス246.3(16)285.0(31)
ラン123.2(12)95.6(5)

赤太字は新規加入、青太字はルーキーです。アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。Qは怪我あり。IRは故障者リスト入り。


20202021
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBウィルソン
スミス
S
C
ウィルソン
スミス
S
C
WRロケットB+ロケットB+
RBカーソン
ハイド
ダラス
B+
C+
B
カーソン
コリンズ
ダラス
B+
C+
B
LTブラウンA+ブラウンA+
LGシモンズ
アイウパティ
D
C+
ルイス
シモンズ
B
D
CポシックD+ポシック
フラー
D+
-
RGルイスBジャクソンC
RTシェル
オブウェイヒ
B
C+
シェル
オブウェイヒ
B
C+
TEディズリー
オルセン
ホリスター
C
C
C
エヴェレット
ディズリー
パーキンソンQ
C
C
C+
WR2メトカーフAメトカーフA
WR3
ムーア
スウェイン
C+
D+
スウェイン
エスクリッジ
ウスーアIR
D+
-
-
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
LDE
コーリアー
グリーン
C
D+
ハイダー
グリーン
C+
D+
LDTリード
モネー
D+
D+
コーリアー
モネー
ウッズ
C
D+
-
RDTフォードB+フォードB+
LEOメヨワ
ロビンソン
ダンラップ
C
C+
C
メヨワ
ロビンソン
ダンラップ
テイラー
C
C+
C
-
WLBブルックスDブルックスD
MLB
ワグナーA+ワグナーA+
SLB
ライトB+バートン
バー=カーヴィンIR
D
A+
LCB
グリフィン
CウィザースプーンA
RCBDJ.リード
フラワーズ
ダンバー
B+
D
E
DJ.リードQ
フラワーズ
B+
D
SSアダムズCアダムズC
FSディグズCディグズC
DBアマディ
ニール
C+
D+
アマディ
ニールQ
C+
D+
STレギュラーPFFレギュラーPFF
KマイヤーズB+マイヤーズB+
PディクソンAディクソンA
KRホーマー
リード
スウェイン
-
-
-
スウェイン
エスクリッジ
-
-
PRムーア
リード
-
-
DJ.リード
ブラウン
-
-
LSオット-オット-


・QBウィルソンが要求したOL強化はできたのか?カギはGゲイブ・ジャクソン

このオフ、QBラッセル・ウィルソンはチームに対してOLの強化を要求、一時はトレードもあるのではないかと言われていましたが結局雨降って地固まるという感じで、HCキャロルとの絆はさらに深まったと各所で話しています。しかし、実際にOL強化はできたのか。昨季から変わったのは、Gゲイブ・ジャクソンの加入です。彼はパスプロテクションに長けているという評価ですので、ぜひ期待したいところです。

攻撃のもう一つの目玉はTEエヴェレットです。キャンプでも評判が良いようです。昨季ウィルソンは短いパスのターゲットに困っていましたので、エヴェレットがその役割を担ってくれるとありがたいところです。また、ムーアがいなくなった第3WR争いが熾烈になっていて、エスクリッジがつま先の怪我をしてしまったため、スウェインとハートの争いになっています。

・K.J.ライトと再契約せず、LBは若手を起用して世代交代を図る

LB K.J.ライトとは現在までに再契約していません。ライトはフリーエージェントの状態ですが、レイダースと話をしているという報道もあります。今季はライトがいないと考えるべきでしょう。そこで起用されるのは、LBバートン、バー=カーヴィン、さらにブルックスにも大きな期待がかかります。大黒柱LBワグナーのもとで成長を期待したいところです(バー=カーヴィンは上に書いたようにシーズンエンドの怪我をしてしまいました…)。

今季はDLが、地味ですが充実している感じがします。PFF等の評価は低いですが、デプスが揃っていて昨季より良いと思います。そこに後ろから走ってくるSアダムズがブリッツをかければ、昨季後半のようなNFL上位レベルの守備がさらに強化できそうです。ただ、CBがやや弱いです。今朝、このオフ獲得していたCBデシーアをリリースし、テキサンズから2023年ドラフト7巡(条件次第)と交換でCBリードをトレードで獲得しました。

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シーホークスは今季地味ながらなかなか良い補強をしていると思います。チームが、特にOLががっちり嚙み合えばスーパーボウルも夢ではありません。新OCウォルドロンもテンポを重視した複雑なプレイをチームに浸透させようとしているようですし、昨季とは一味違った攻撃が見られそうです。今季に期待は大きいです。