ドラフトも3日目になりました。今日は4巡以下の指名です。

4巡102位 トレードダウン(デンバー・ブロンコスへ)



4巡118位 LBタイリス・ナイト テキサス・エルパソ大

2023年には140タックル4.5サックを決めたタックルマシーン。ラン守備が得意ですがパスカバーは苦手で、ポジショニングとプレイへの直感が課題。もともとはOLBでしたが昨季はMLBでプレイ。カンファレンスがややマイナーですので、ドラフトにかかるかどうか、もしかしたらドラフト外という予想でした。4巡で指名したのは相当な高評価です。HCマクドナルドの育成枠と言えそうですね。top 30 visit(30人の事前訪問枠)に入っています。



シーホークスのLBはドッドソンとベイカーが今季のスターターですが、2人とも1年契約ですので、育成できる若いLBが必要でした。HCマクドナルドは彼を将来のキャプテンとして育てて行くことになるでしょう。OLBとしての起用もあるかもしれません。

4巡121位 TE AJ.バーナー インディアナ大→ミシガン大

ブロッキングが得意なTE。レシーブについてはこれから努力が必要でしょうが、身長と腕の長さがあるので困った時の武器になりそうです。アスリートとしてはもう一つという評価です。HCマクドナルドも元ミシガン大コーチですが、重なってはいないようです。



シーホークスのTEはキャッチングでファント、ブロッキングでブラウン、さらにラッセル、メイブリーといますが、まずは第3TEをラッセルやメイブリーと争うことになるでしょう。最初はスペシャルチームで修業ということになるかもしれません。

5巡136位(ブロンコスより) CBネヘミヤ・プリチェット オーバーン大

やはり5巡でCBを獲るのは縁起が良いということでしょうか。今年はトレードで得た5巡でCBを獲得しました。彼の長所はスピードですね。パスカバーでは高い能力を示しています。タックル力が今後の課題。HCがマクドナルドですからタックルは鍛えないといけませんね。最初はリターナーとしての起用があるかもしれません。185cmということで、キャロル時代に獲得して成功したCBシャーマンやCBウーレンよりは背が低いです。



シーホークスのCBはデプス(選手層)が厚いのでスターターになるには壁が高いと思いますが、縁起の良い5巡のCBですし、最初はスペシャルチームから頑張ってぜひスターターを目指して欲しいですね。

6巡179位 Gサタオア・ラウメア ユタ大

登録はガードになっていますが、昨季は主にRTとしてプレイしていました。2021年はRG、2022年からRTです。ランブロックは比較的得意ですが、パスプロテクトはこれから。スピードもまだまだ。そう考えるとタックルよりはガードの方が合っていそうですね。



このドラフトで2人目のガードの指名となりました。3巡のヘインズはRG専ですので、このラウメアはTもできる枠ということになるでしょう。まずは控えの座をフォーサイスやアンクラム、カーティスやオニールと争うことになります。

6巡192位 CB D.J.ジェームズ オレゴン大→オーバーン大

オーバーン大のCBを2枚指名しました。マンツーマンのパスカバーに長けた瞬発力のあるCBです。約80kgと体重が軽いのでブロッキングがもう一つ。PFFでの評価は5巡のプリチェットよりこのジェームズの方がかなり上です。



NFLで体重を増やしつつスピードを維持、アップできれば良いCBになりそうですね。シーホークスのDBはさらに層が厚くなりましたが、ぜひ頑張って欲しいものです。

6巡207位(ブロンコスより) Tマイケル・ジェレル フィンドレー大

あまり聞かない名前の大学ですね。オハイオ州フィンドレーにある大学です。ディビジョン2所属ということでややレベルは低いですが、最近だとコルツのTEオグレツリーがこの大学の出身です(その後ヤングスタウン州立大へトランスファー)。現時点ではNFLでの活躍は難しいですが、育成すれば素晴らしいOLに成長するポテンシャルを持っています。ドラフトではもしかしたら下位で指名されるかも、という評価でした。ポジションは主にRTのようです。top 30 visit(30人の事前訪問枠)に入っています。



まずは控えからはじめて、将来的には育てばスターターに、という感じでしょうか。ガードでの起用も示唆されています。成長に期待したいですね。MBAを持っている英才のようです。

7巡235位(ブロンコスへトレード)

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結局指名は以下の通りになりました。

1巡16位 DTバイロン・マーフィーII
3巡81位 Gクリスチャン・ヘインズ
4巡118位 LBタイリス・ナイト
4巡121位 TE AJ.バーナー
5巡136位 CBネヘミヤ・プリチェット
6巡179位 Gサタオア・ラウメア
6巡192位 CB D.J.ジェームズ
6巡207位 Tマイケル・ジェレル

1巡と3巡は順当に指名し、4巡以下で冒険したような感じですね。LBタイリス・ナイトの4巡指名は本人も予想してなかったらしく一度電話に出ませんでした。それぐらいのサプライズだったので、HCマクドナルドはぜひ彼をトップLBに育てて欲しいですね。現在の戦力はこちらをご覧下さい。

今季は1年契約のFA選手を多く獲得したので、今回のドラフト獲得選手は来季に重要な役割を担うことになります。CBを2枚指名したのはこれが理由でしょう。このドラフトでDLはかなり強化されたと思いますが、OLの整備はまだまだこれからだと思います。来季以降のドラフトやFAでさらにOLを強化して、ジーノ・スミスの次のQBを守ってあげて欲しいですね。

私から見て今回のシーホークスのドラフトの評価は「B」です。1巡と3巡は文句なしですが、4巡以下で指名した選手がどれだけ働くかが今後の見どころですね。シーホークスは下位指名の選手が名プレイヤーになることが多いですから、ぜひ頑張って欲しいです。