NFLはフランチャイズタグを設定できる期間に入り、選手の契約更新やリリースが活発になって来ました。シーホークスでも、Gヘインズ、FBベロアとの再契約が発表されました。契約については随時こちらのページを更新していますので、ご参照下さい。

【追記】今朝シーホークスにいくつかのニュースがありました。

・デサイーがイーグルスのディフェンシブ・コーディネーターに就任

今季シーホークスでアソシエイト・ヘッドコーチを務めていたショーン・デサイーがイーグルスのDCに就任しました。シーホークスに来る前はベアーズでDCでしたので、DCに戻った格好ですね。今後の活躍を期待したいです。シーホークスとしてはデサイーに代わる守備の補佐役が誰か欲しいですね。

・Cブライスが引退を表明

オースティン・ブライスが引退を表明しました。ブライスはまだ30歳、早い引退となりました。これはちょっと驚きましたね。ジーノ・スミスもリアクションをしています。



これで来季のセンターはおそらくドラフトで獲得することになるでしょう。

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さて今季の総括、今回からはディフェンスです。

今季からシーホークスは3-4のフォーメーション(DL3人・LB4人)に取り組み始めましたが、それは今のところ成功したとは言い難いです。

3-4のフォーメーションの特徴は、変幻自在に動くことで相手QBへのプレッシャーを強めることだと思いますが、今季は残念ながらQBにそこまでのプレッシャーはかけられていなかったように思います。逆に3-4の弱点である相手のラン攻撃にやられてしまっていました。これまでは4-3で運用してきたわけですから、3-4向きの人材が集まるまでは守備は完成しないのかもしれませんね。

以下、DLの個々の選手について書いて行きます。DLとOLBを両方やっている選手もいますが、今回書かなかった選手は次回OLB編で書く、ということになります。出場スナップ数の多い順に並べています。ポジション表記は公式の表記に則りました。TFLはロスタックル(タックル・フォー・ロス)数、PDはパス・ディフレクト(パスを手に当てた)数です。

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◆DTプーナ・フォード

35タックル 3サック 6TFL 1PD

PFF:56.6(ラン守備:52.9 パスラッシュ:60.1 カバレッジ:56.6)

出場スナップ数:642

フォードは主にDLとして、左側(DLTやLE)に配置されることが多かったようです。ただ残念ながら昨季までのクオリティは維持できず、今季はタックル数やPFFの評価でも成績がかなり落ちる結果になってしまいました。おそらく今の3-4のフォーメーションには合っていないのでしょう。シーズン途中、第5週から第9週にかけてはやや好調でしたが、それが続きませんでした。

HCキャロルは、フォードをDL(3テクや5テク)として酷使してまった、彼は本来ノーズタックル(相手センターに対する位置)で使うべきだった、と発言しています。

実はフォードは今季のシーホークスのディフェンス最高年俸の選手でした。その年俸にはちょっと見合ってなかったな、というのが今季の結果だと思います。

現在は無制限フリーエージェントですが、来季契約更新するかどうかは微妙なところでしょう。元々はドラフト外からシーホークスが発掘、育成した選手ですので、機会はあげたいところなんですけどね。

◆DEクイントン・ジェファーソン

29タックル 5.5サック 6TFL 2PD

PFF:47.3(ラン守備:39.0 パスラッシュ:55.6 カバレッジ:66.5)

出場スナップ数:565

今季シーホークスに再び出戻って来たジェファーソン。彼もどちらかと言えば左側のDLで起用されることが多かったですが、上のPFFの評価に出ているようにラン守備がダメでした。ただ、下のツイートにもあるようにQBにはなかなか良いプレッシャーをかけられていました。サックも5.5を決めています。

彼の契約は来季までありますが、今カットすると$4.485Mのキャップスペースを生み出せます。ドラフトの結果次第ではカットされる可能性が十分あるでしょう。

◆DEシェルビー・ハリス

44タックル 2サック 5TFL 4PD

PFF:74.8(ラン守備:78.5 パスラッシュ:61.2 カバレッジ:58.5)

出場スナップ数:562

ブロンコスとのトレードで今季からシーホークスに新加入した9年目のベテランDEハリスは、主に右側のタックルとして起用されていました。上のPFFの評価にも出ていますが、良いプレイをしたシーズンだったと思います。特にラン守備で気を吐いていましたね。

彼はこれまでレイダースやブロンコスでプレイして来ましたが、勝ち越してプレイオフに進んだことがありませんでした。今季は9年目にして初めてプレイオフに進出、ワイルドカードでプレイできて嬉しかったことでしょう。

▲ドイツにも行けました。

ハリスの契約は来季まであります。来季のキャップヒットはかなり大きくなってしまうので、年俸をカットしての再契約があるかもしれません。リリースすると得られるキャップスペースも大きい($8.94M)ので、ドラフト次第ではリリースの可能性もあります。

◆DTアル・ウッズ

39タックル 2サック 5TFL 1PD

PFF:69.9(ラン守備:67.8 パスラッシュ:66.3 カバレッジ:59.3)

出場スナップ数:375

ウッズは昨季からシーホークスに再加入しましたが、今季はディフェンスのキャプテンの一人としてチームを引っ張りました。主にノーズタックル、また左右DTとしても出場していましたが、安定した成績を残したと思います。動くぬりかべぶりはすごかったです。

ただ、すでに35歳ということもあって怪我での欠場がやや多かったですね。契約は来季まであります。来季もこのペースで頑張って欲しいですね。

◆DTブライアン・モネー

25タックル 2TFL 1PD

PFF:52.7(ラン守備:48.9 パスラッシュ:60.9 カバレッジ:73.0)

出場スナップ数:270

モネーは2019年にシーホークスへドラフト外で加入、昨季から準スターターとしてプレイ機会を増やして来ました。今季もローテーションの一員としてノーズタックルやDLで起用されていましたが、昨年の年末に膝前十字靭帯断裂の怪我をしてしまい、それ以降は欠場となりました。どうも難しい手術になるらしく、来季復帰できるかどうかわかりません。

▲ほんとでかいですね。

彼の契約
は2024年まであります。貴重な戦力ですので、早く戻って来て欲しいところですね。

◆DTマイルズ・アダムズ

16タックル 1TFL 1PD

PFF:56.7(ラン守備:45.7 パスラッシュ:68.6 カバレッジ:61.2)

出場スナップ数:190

DTアダムズは2020年からシーホークスへ加入。上に書いたDTモネーが欠場してからは、彼の代わりにプレイしていました。控えとしてはなかなか良いプレイぶりだったと思います。来季は出番が増えるでしょう。

◆DE L.J.コーリアー

7タックル 1TFL 2PD

PFF:38.2(ラン守備:34.4 パスラッシュ:56.7 カバレッジ:60.0)

出場スナップ数:149

2019年ドラフト1巡27位でシーホークスが獲得したコーリアー。これまでは怪我が多く、出場しても低調なプレイぶりで、チームから契約の5年目オプションを破棄され、今季はルーキー契約最終年となっていました。今季活躍しなければNFLでの人生も危うい、という状態でしたが、十分な活躍はできませんでした。残念ながらバスト(期待外れ)という評価を下さざるを得ません。

契約更新はないでしょう。どこかのチームが拾ってくれるでしょうか。

・DTジャロッド・ヒューイット

今季は出場がありませんでしたが、来季フューチャーコントラクトですでに契約を結んでいます。

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次回はOLB編です。水曜朝にニュースが来ることが多いので、次は木曜朝に更新しようかと思います。