今回は10戦目(w11、ホーム)と最終戦(w18、アウェイ)の相手、アリゾナ・カーディナルスです。まだ時期が早いので今後の補強で事情が変わるかもしれません。あくまでも現時点での状況ということで。同地区なので比較的良く見ていますが、事実誤認があったらごめんなさい。

実は今回の連載で、カーディナルスについて書くのを一番楽しみにしていました。カーディナルスはこのオフに大補強をしています。今季に「オール・イン」という感じです。あと余談ですが、このブログでの表記を今季からこっそり「カージナルス」から「カーディナルス」に変更しています。

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昨季勝敗:8勝8敗(NFC西地区3位)

2020攻撃守備
得点/失点25.6(13)23.1(13)
総ヤード384.6(6)351.9(13)
パス244.8(17)226.4(10)
ラン139.8(7)125.5(22)

赤太字は新規加入、青太字はルーキーです。アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。


20202021
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBK.マレー
ストレベラー
A
F
K.マレー
マッコイ
A
C
WRホプキンズA+ホプキンズA+
RBドレイク
エドモンズ
C
C+
エドモンズ
コナー
C+
C+
LTハンフリーズA+ハンフリーズA+
LGピューCピューC
Cコール
D+ハドソンB
RGJ.マレー
ゲイラード
スウィージー
D+
E+
D
J.マレー
ウィンタース
D+
D+
RTビーチャム
C+ビーチャムC+
TEダニエルズ
ウィリアムズ
アーノルド
D+
C+
C
ダニエルズ
ウィリアムズ
D+
C+
WR2カークCカークC
WR3
フィッツジェラルド
イザベラ
D+
D+
A.J.グリーン
イザベラ
C+
D+
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
LDE
ブラックソン
ピータース
E
C
J.J.ワットA+
NTフォトゥ
コーリー
E
D
ローレンス
ウィリアムズ
E+
E+
RDEアレン
フィリップス
D
D
アレン
フィリップス
D
D
WLBジョーンズ
キャンベル

C
E+
ジョーンズC
LILBヒックスDコリンズ
ヒックス
-
D
RILB
レディック
シモンズ
B
D+
シモンズD+
SLB
ゴールデン
ケナード
D+
C
ゴールデン
ケナード
D+
C
LCB
ピーターソン
D+バトラー
B
RCBカークパトリックEデナード
C+
SSJ.トンプソン
バンジョー
B
C
J.トンプソン
バンジョー
B
C
FSベイカー
D.トンプソン
B+
D
ベイカー
D.トンプソン
B+
D
DBマーフィーCマーフィー
アルフォード
S.ウィリアムズ
C
-
C
STレギュラーPFFレギュラーPFF
KゴンザレスD+プレイターC
PリーD+リーD+
KRイザベラ-イザベラ-
PRエドモンズ-エドモンズ-
LSブリュワー-ブリュワー-


・大補強で今季にオールイン、鍵は結局QBマレーか

昨季台風の目として下馬評がかなり高かったカーディナルスですが、結局勝率5割、プレイオフには出場できずに終わりました。この理由は攻守それぞれにあると思いますが、今季こそはプレイオフへ、とカーディナルスは今オフ大補強をしてきました。

その代表は何と言ってもJ.J.ワットです。彼のプレイはもちろん、周りに好影響を与える彼のキャプテンシーは本当に素晴らしいものがあります。これまではほぼチャンドラー・ジョーンズの一枚看板というのがカーディナルスの守備でしたが、JJ.ワットとの両輪で非常に強くなりました。

攻撃側ではA.J.グリーンの加入が大きいです。QBカイラー・マレーはランでは著しい進境を見せたものの、パスはまだまだだと思います。昨季加入したホプキンズに加えて、A.J.グリーンというもう一枚が加わったことで攻撃に大きなバリエーションができました。

さらに、攻撃ではCハドソン、RBコナー、守備ではCBマルコム・バトラー、デナードなど、大きな補強をしています。ここまで来るとあとはQBカイラー・マレーがどれだけ成長するかにかかって来るでしょう。マレーも今季3年目、ルーキー契約は来季(オプション行使で再来季)までですから、年俸の安いルーキー契約のうちにチームをスーパーボウルまで進めたいところです。

キッカーにはあのロングキッカーKマット・プレイターを獲得して、ここでも今季に賭けているところを見せています。

・最後のピース、WRフィッツジェラルドはどうする?

そしてカーディナルスの最後のピースは、リビングレジェンドWRフィッツジェラルドの去就です。現在はフリーエージェントの状態ですが、私は、カーディナルスが一番盛り上がるタイミングで再契約を発表するのではないかと思っています。これで勢いが付けば、本当に今季のカーディナルスは怖いです。スーパーボウルまで行く可能性も十分あります。

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カーディナルスは上に書いたように大補強をしましたが、改めてこうやってきちんと見てみると、RBドレイクやCBパトリック・ピーターソンらが離脱していて、思ったほど選手層(デプス)が強化されてはいないな、というのが私の感想です。去年もチャンドラー・ジョーンズが怪我でシーズンの1/4しか出られなかったのがチームの停滞に繋がっていますし、怪我人が出た時が問題でしょう。

シーホークスとしては、どうやってJ.J.ワットとチャンドラー・ジョーンズの壁を突破するか。これはかなりの難問だと思います。QBカイラー・マレーのランを止めた上で、ロースコアの勝ちに持っていくしかないのかなと思います。カーディナルス戦はいつも熱戦になりますね。そしてシーズン終盤に負けることが多い気がします。最低でも1勝1敗で行きたいです。