まずはシーホークスのニュースを。

シーホークスのOTA(Organized Team Activity、オフシーズン中のミーティング・練習)が行われました。ラッセル・ウィルソンは、もちろん参加です!

この場でラッセル・ウィルソンは例の騒動後初めてマスコミの前で話しました。



チームとウィルソンとのわだかまりはもう完全に解けているようで良かったです。あとは勝つだけ、ということですね。新OCウォルドロンとのコミュニケーションも取れているようです。いろいろな話を見ると、ウォルドロンの戦略はかなり複雑なもののようです。今季の攻撃に期待が持てますね。

-----------


さて、今回は開幕5戦目(ホーム、TNF)と15週目(アウェイ)の相手、ロスアンゼルス・ラムズです。まだ時期が早いので今後の補強で事情が変わるかもしれません。あくまでも現時点での状況ということで。同地区なので比較的よく見ていますが、事実誤認があったらすみません。

-----

昨季勝敗:10勝6敗(NFC西地区2位)
プレイオフ:WCシーホークスに勝利、DIVパッカーズに敗北


2020攻撃守備
得点/失点23.3(23)18.5(1)
総ヤード377.0(11)281.9(1)
パス250.9(13)190.7(1)
ラン126.1(10)91.3(3)

赤太字は新規加入、青太字はルーキーです。アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。


20202021
攻撃レギュラーPFFレギュラーPFF
QBゴフ
ウォルフォード
B
B
スタッフォード
ウォルフォード
A
B
WRウッズBウッズB
RBブラウン
ヘンダーソン
エイカーズ
D+
A
B+
ヘンダーソン
エイカーズIR
A
B+
LTホイットワース
ノートブーム
A+
C
ホイットワース
ノートブーム
A+
C
LGエドワーズBエドワーズB
CブライスC+コルベット
アレン
B
-
RGコルベットBエヴァンスE
RTヘイヴェンシュタインAヘイヴェンシュタインA
TEヒグビー
エヴェレット
マント
C+
C
C
ヒグビー
マント
C+
C
WR2カップAカップA
WR3
レイノルズ
ジェファーソン
C+
C+
ジャクソン
ジェファーソン
C+
C+
守備レギュラーPFFレギュラーPFF
LDE
ジョセフ=デイ
B+
ジョセフ=デイB+
LDTブロッカーズCロビンソンD
RDTドナルド
フォックス
S
C
ドナルドS
WLBエブカム
ホリンズ
D+
C+
オコロンクォ
ホリンズ
C+
C+
LILB
リーダー
ヤング
C
F
リーダー
ヤング
C
F

RILB
カイザーEカイザーE
SLB
フロイドC+フロイドC+
LCB
ラムジーB+ラムジーB+
RCBヒルBウィリアムズA
SSラップC+ラップC+
FSジョンソン
フラー
A+
C+
フラー
ヒューズ
C+
C+
DBウィリアムズAスコットC
STレギュラーPFFレギュラーPFF
Kゲイ
スローマン
B
D
ゲイB
Pヘッカー
C
ヘッカー
ボホルケス
C
C+
KRウェブスター-ウェブスター-
PRウェブスター-ウェブスター-
LSマクウェイド-オーゼッチ-


・QBスタッフォード獲得で攻撃はどうなる?

ラムズはついにQBゴフを諦め、ライオンズからQBスタッフォードをトレードで獲得しました。しかしこの結果ラムズは$40M近くの巨大なデッドマネー(使えない年俸・キャップスペース)を抱えてしまいました。これが確実に戦力に響いています。

攻撃側で大きいのはCブライスのリリースです。ドラフトでもOLの指名はありませんでした。現状では後任のセンターはGコルベットをコンバートする予定になっていますが、NFLトップレベルだったOLの弱体化は否めません。QB変更とともにOLが弱くなるというのはちょっと厳しい話です。まあ去年のライオンズのOLもそこまで強くはありませんでしたが...。

厳しいキャップスペースの中、WRにデショーン・ジャクソンを補強しました。WRウッズ・カップに加えてスタッフォードの武器が一つ増えた格好です。ラムズはこのオフにシーホークス新OCウォルドロンを含めコーチ陣を多く引き抜かれていますが、それでもHCマクヴェイはスタッフォードとともにまたすごい戦術を編み出してくるでしょう。攻撃面は予想も付きません。

・守備はやや弱体化 しかし主要メンバーは健在

巨大なデッドマネーの影響で守備もやや弱体化している印象が否めません。DLブロッカーズ・フォックス・エブカム、CBヒル、Sジョンソンらをリリースしましたが、十分な補強があったとは言えない状態です。核となるDTアーロン・ドナルド、CBラムジーは健在ですので守備力の高さは維持していますが、特にSジョンソンの離脱が大きく、去年のようにNFLトップ1とまでは言えない気がします。そこに今年のラムズの隙はありそうです。

スペシャルチームでは、長年ラムズのパンターを務めているヘッカーに対して競争相手としてボホルケスらを契約しています。また、LSマクウェイドは前ラムズSTコーディネーター・ファッセルのいるカウボーイズへ移籍し、タイタンズをリリースされたオーゼッチと契約しています。

-----

シーホークスは昨季ラムズにプレイオフで苦杯を舐めました。今季は絶対にリベンジしたいところです。幸いゴフとスタッフォードのトレードの影響で戦力に隙はあります。QBがパフォーマンスの不安定なゴフから安定したスタッフォードになったことで、攻撃の隙は少なくなったように思えます。しかし、私見を述べるならば、スタッフォードは素晴らしいQBですが、本当に素晴らしいQBならライオンズはプレイオフで勝利しているはず(スタッフォードはプレイオフ0勝3敗)です。

ただ、HCマクヴェイと化学反応が起これば、結果どうなるかまったくわかりません。シーホークスとしては、なんとか守備を崩して点の取り合いに持っていければ、ラッセル・ウィルソンならスタッフォードには負けないと思います(過去3勝1敗、直近3連勝)。レギュラーシーズン2勝をぜひ、期待したいです。