ついに今シーズンの大一番!49ナーズ戦です。シーズン前の下馬評は必ずしも高くなかった49ナーズですが、シーズンが始まってからあれよあれよと言う間に8連勝してしまいました。その原動力は、まずはやはりQBガロッポロの復活でしょう。

ガロッポロはもともとペイトリオッツでブレイディの控えQBでしたが、2017年から49ナーズに移籍。ただ移籍後も怪我が続き満足に働けないシーズンが続いていました。復活にかける今季は、最初は今ひとつ調子が出てなかったように思いますが、先週の@カージナルス戦ではQBレートが136.9と素晴らしいプレイをしました。決戦へ向けて調子を上げてきています。

もう一つの原動力は、ルーキーDEニック・ボサです。ここまで7サック4アシスト1インターセプト1ファンブルフォース1ファンブルリカバーと素晴らしい成績です。49ナーズの各選手がこのボサを称賛していて、チームの雰囲気をより良くしているのがわかります。


このボサに影響されてかDEフォード、DTアームステッド他DL陣もすごい活躍をしています。また、シーホークスファンとしては見逃すことができないディフェンスキャプテンCBシャーマンもいますし、もちろんTEキトル、先週加入したWRサンダース、そして今週帰ってくるFBユースチェックなど攻撃陣も強烈です。

ここで49ナーズのデプスを見ておきます。※アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。

QB ガロッポロB+ マレンズC
WR サンダースA ボーンC+ サミュエルC グッドウィンC ジェームズJr D+ ペティスD+
HB ブレイダB+ コールマンB モスタートB
FB ユースチェックA
TE キトルS トイロロD+ ドウェリーE+
OL トムリンソンB ブランスキルB ステイリーB パーソンC+ スカルC+ マグリンチーD+ リッチバーグD+
CB シャーマンA  ウィリアムズA ウィザースプーンB+ モズリーB
S ワードC+ ムーアD+ タートD
LB アレクサンダーC グリーンロウC ワーナーD エンザチャD+
DL アームステッドA+ ボサA+ フォードA+ ブレアB+ バックナーB+ ジョーンズC トーマスC 
K ゴールドE+
P ウィシュノウスキーC

いやー改めて並べてみるとほんと強いですね。隙がないです。サンダースが加入する前はWRがやや弱点と言われていたのですがそこも補強されてしまいました。今の弱点は、あえて言えばSとLB、Kぐらいでしょうか。ほかはOL・DL含めすごく強いです。どうしたもんですかねこれほんと。

一方のシーホークスはと言うと・・・、※アルファベットはPFFの評価、Sは100-90、Aは90-80、Bは80-70、Cは70-60、Dは60-50、Eは50-40、Fは40未満です。

QB ウィルソンS G.スミス-
WR ロケットA メトカーフB ムーアC ゴードンC ブラウンD+ ターナーC+
HB カーソンB ペニーB プロサイスD
FB ベロアB
TE ディズリーB+ ホリスターC+ L.ウィルソンC
OL ブリットC ハントD フルーカーC アイウパティD+ ジョーンズD+ ブラウンC+ イフェディD ファントD
CB グリフィンB フラワーズE+ テイラーE+ ソープB キングE アマディC
S ブレアB+ マクドゥーガルドC ディグズD+ トンプソンE+ ヒルD+
LB ワグナーB ケンドリックスC+ ライトC バートンD
DL クラウニーA ジェファーソンB+ ウッズB+ フォードB リードC+ ジャクソンD グリーンD+ アンサーD+ コーリアーE+
K マイヤーズE
P ディクソンB

うーん厳しい(笑)。これでどうやって勝つのか、というところです。

いつものNFL公式のスタッツも見てみます(カッコ内はNFLチーム順位)。

【攻撃】シーホークス49ナーズ
得点27.6(6)29.4(3)
総ヤード395.0(4)390.2(7)
パス263.3(9)219.1(22)
ラン131.7(8)171.1(2)


【守備】シーホークス49ナーズ
失点25.6(22)12.8(2)
総ヤード380.8(25)241.0(1)
パス278.1(28)138.1(1)
ラン102.7(13)102.9(14)

シーホークスはすっかり守備の弱いチームになってしまいました。ランディフェンスだけはまあまあ良い数字です。攻撃は問題ありません。一方49ナーズは本当に隙がありません。あえて言えばパス獲得ヤードとランディフェンスですが、それでもNFL平均程度かそれ以上です。

そんな中で、シーホークスが49ナーズに勝っているところを挙げてみるとすればどこになるでしょう。

①QBとWR

QBは明らかにウィルソンの方がガロッポロより上でしょう。ESPNのQBRを見ても、ウィルソンは78.5、ガロッポロは69.1です。ガロッポロ自身はほとんど走りませんから、そこは一つ安心できるところではあります。

WRは49ナーズの弱点と言われていたところでしたが、サンダースを獲得して補強しました。ですがまだそれでもシーホークスの方が勝っていると思います。ロケットの早さと決定力、メトカーフの突進力とパワー、そしてゴードンが加入、出場できればとても大きいです。

②LB

ワグナーをはじめとして、ケンドリックス・ライトとLBは非常に強いシーホークスです。なんとかブレイダやキトルの突進を止めたいです。

シーホークスのディフェンスは、セカンダリーが弱いというのは以前からここでも伝えてきました。49ナーズ戦では満を持してSディグズを使ってくると思いますが、それでも決定的ではないです。また、DLも、相手のランへのディフェンスを主体にしていて、パスラッシュはあとまわし、というのが、DTリードが復帰したあとでも今季の形になっているようです(初週のダルトン、先週のウィンストンと投げられまくっていたのはそういうことでしょう)。実際チームサック数も15で下から数えた方が早いです。

おそらくガロッポロにも投げまくられるでしょうが、ただ49ナーズの攻撃はどちらかというとラン主体ですので、そこは止められる可能性があります(ただ復帰するFBユースチェックを使ってくるでしょうからかなり難しいとは思いますが・・・)。

一方49ナーズはパスラッシュが強烈です(チームサック数は30で3位)。幸いウィルソンは動けますから、ボサやフォードの突進を避けて欲しいところです。

結局勝つにはラッセル・ウィルソンの個人技次第じゃね?と思いたくなるところですが、展望その②へ続きます。その②は記事の紹介や直前情報になろうかと思います。