GO! HAWKS! by kp_sea12

NFLのシアトル・シーホークスを応援するブログです!

【自己紹介】2019年からシーホークスのブログをはじめました。2013年頃からのシーホークスファンです。アメフトのプレイ経験はありません。

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シーホークス ドラフト展望

前回の記事では次回はコーチ陣のまとめと書きましたが、ちょっと私の方の文章がまとまらないので、後日にしたいと思います。

今回はドラフト展望です。今年のNFLドラフトは日本時間で4/24(金)朝9時から、3日間にわたって行われます。1日目は1巡の指名、2日目朝8時からは2,3巡、3日目は早朝1時から4巡以降の指名です。場所はスティーラーズの本拠地、アクリシュア・スタジアムになります。


※1日目はジータスでも中継があります。

現在シーホークスが持っているドラフトの権利(ピック)は次の通りです。

・1巡32位
・2巡64位
・3巡96位
・6巡188位(Cハリスのトレードでブラウンズより)


※4巡と5巡はWRシャヒードのトレードでセインツへ
※本来の6巡の権利はDLロバートソン-ハリスのトレードでジャガーズへ(その後ライオンズへ)
※7巡の権利はCハリスのトレードでブラウンズへ



現在選手が不足しているポジションは以下の通りです(こちらのページの下の方のデプスチャートを参考にして下さい)。

CB:抜けたCBウーレンの代わり
EDGE:抜けたEDGEマフェの代わり
RB:RBウォーカーが抜けてRBシャーボネイが今季開幕には間に合わないため
WR:WRホートンが開幕に間に合わない場合、抜けたWRヤングの補充、WRカップの年齢的な問題など

シーホークスのtop 30 visit(各チームがドラフト前に最大30人の候補選手をチーム施設に招待し、直接面談やメディカルチェックを行う制度)を見ると、やはりCBとEDGEが一番多いです。シーホークスはこのtop 30 visitで招待した選手を獲得する確率は低いですが、ポジションの傾向は参考になると思います。

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さて、1巡32位では誰を指名するか、私の予想は・・・、

「トレードダウン」

です。トレードダウンとは、1巡32位←→2巡+4巡+5巡、のように、上位ピックの順位を他チームへトレードして下げつつ、他チームから下位ピック得てピックを増やすことです。

(追記)GMシュナイダーはトレードダウンを狙っていることを公言しました。

理由は以下の通りです。

1.ピック4つは少なすぎる。練習選手枠を含めた70人でチームを考えると、もっと多くの選手をドラフトで獲得して選別すべき。(過去ドラフトで3人しか獲得しなかった年もありましたが、成功とは言えませんでした。)

2.GMシュナイダーにはドラフト直前に1巡ピックをトレードダウンした前例が多くある。例)2016年、2017年、2018年、2019年。ただしトレードダウンして獲った選手の成績はこれまであまり良くないです。

3.今年のドラフトは1巡相当の選手が少なく、2巡や3巡の中位に良い選手が多いと思われている。

ただ、1巡で選手を獲得すると5年目オプション(年俸の安いルーキー契約で5年目も契約できる)というメリットがあるため、その場でもし良い選手が残っていれば、ポジションに関わらず指名することも十分あり得ます(Best Player Available, BPA)。

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必ずしも1巡32位ではないとしても、シーホークスがこのドラフトで最初に獲得する選手は誰か。予想は非常に難しいですが、何人か挙げてみます。私はカレッジフットボールは見られていないので、下記の評価はすべて受け売りです。

・EDGEカシアス・ハウエル(Cashius Howell)テキサスA&M大:様々なテクニックを持つパスラッシャー。力強さにはやや欠け、ラン守備ももう一つ。やや背が低く腕が短いのも難点。top 30 visitに入っています。



・RBジャダリアン・プライス(Jadarian Price)ノートルダム大:一桁順位の指名が予想されているRBラヴの同僚。爆発的なランナー、リターナーとしても優秀。パスキャッチ能力はいまいち、ブロッキングにも不安あり、ファンブル癖もあり。



・CBコルトン・フッド(Colton Hood)テネシー大:攻撃的でフィジカルが強くカバー能力に長けている。未熟だが今後に期待が持てる。タックルに課題あり。top 30 visitに入っています。



・CBアヴィオン・テレル(Avieon Terrell)クレムゾン大:直観的でフットボールIQが高く運動能力も高い。身長が低く体格も細めなのが難点。ファルコンズCB A.J.テレルの弟。



・CBブランドン・シセ(Brandon Cisse)サウスカロライナ大:体格は不足だが爆発力はあり期待できる。現シーホークスSエマンウォリと一緒のチームでした。top 30 visitに入っています。



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全体としては、上位でCBやRB、中位・下位でEDGE、WR、TE、S、OTという感じでしょうか。ドラフトの結果はこのブログでもお伝えしようと思います。新戦力、期待したいですね。



















ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑨ST編

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、最後はスペシャルチーム編です。これをどうやってまとめるのか、とても悩みました。とりあえず選手をスナップ数が多い順に並べてみます。右にはスペシャルチームの6つのシチュエーション別のスナップ数を入れました。表をクリック/タップすると別窓で表示します。

ST1

ST2


本当は、パントユニットならガンナーとかアップバックとかラインマン、パントリターンならジャマーとかラッシャーとかブロッカーまで分けたかったのですが、ちょっと煩雑過ぎて断念しました。

この表を見ると、スペシャルチームで活躍している選手が誰なのかがよくわかります。FBラッセルがスペシャルチームのキャプテン格ですが、DLモリスがその次に来るのには驚きがありました。タックル数ではFBラッセルの次がLBナイトで、彼はここで頑張っています。確かに彼が相手リターナーを止める場面をよく見ました。また、11試合しか出場していないのに181スナップに出場しているLBスラットも、これなら再契約されるよな、と納得しました。守備スナップではほとんど見ないEDオトゥールも164スナップとかなり出場しています。



※FBラッセルは2年契約で契約を更新しました。高い評価が伺われます。

今季のFAで残留させた選手がスペシャルチームでどのくらい重要だったかもわかります。スナップ数が多いメンバーで移籍となったのはWR D.ヤングぐらいで、他のスナップ数上位の選手は全員残留しています。特にWRボーボはジャガーズから引き抜きがあったにもかかわらず、シーホークスは契約条件を引き上げて残留させました。ここに出ている成績としてはタックル数2とそこまでではない気もしますが、GMシュナイダーが"Jake’s a culture guy."と言ったように、シーホークスの文化を体現している選手です。



※去年バレーボール選手と婚約したボーボ。契約更新は嬉しいでしょうね。

この表を作ってみて発見したのは、FGのスナップにはスターターのOL・DLが出ているというところですね。名前の背景が赤い選手はスターターです。ちゃんと見ている人には常識なのかもしれませんが、私はこうやって調べてみて初めて知りました。

今季のシーホークスのスペシャルチームで話題になったのは、DLモリスとDLピリが並んでいたキックオフです。



ピリが相手リターナーのボールを弾いてファンブルさせたわけですが、モリスは体重134キロに対して、ピリは152キロあります。こんな大きな選手がキックオフ時に並んでいるということで驚かれました。2024年から変わったダイナミック・キックオフに対応してこういう大きい選手を並ばせたのだと思われますが、STコーディネーターのジェイ・ハーボウのアイデアもすごいですね。

もちろん、Kマイヤーズ、Pディクソンは、今季非常に素晴らしいプレイをしました。ここでは改めて述べません。LSストールも2年契約で残留しました。LSには異例のハイライト動画ができてましたね。スペシャルチームまで洗練されて初めてスーパーボウルを制覇できるんだ、というのがよくわかったシーズンでした。



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ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、はこれで終わりです。次はコーチ陣を振り返った後、ドラフト展望へ移ります。










ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る ⑧DB編

ポジション配置で昨季のシーホークスを振り返る、今回はDB編です。DBということでコーナーバック(CB)やセイフティ(S)と登録されていても、実にいろんなポジションを守っているのだな、というのがよくわかりました。

DB (2)



見づらくなってしまいましたね。タップすると別窓で開きますので、拡大して見てみて下さい。DLはライン、BoxはDLの後ろ、スロットコーナー(Slot Corner)は中央付近に配置されるCB、ワイドコーナー(wide corner)は外側に配置されるCB、FSは一番後ろを守るフリーセイフティです。

まず思うのは、Sエマンウォリの特殊さです。左右のOLB、ボックスのLB、そしてスロットコーナー(ニッケルバック)と、あらゆるところを守っています。HCマクドナルドが好むのがこういう選手ですね。もう少しでルーキー・オブ・ザ・イヤーという大活躍でした。(本当はジャマール・アダムズにこれを期待していたんですけどね。)



※HCマクドナルドはエマンウォリを非常に高く評価しています。あの体格であれだけの動きができるのがすごいですね。

エマンウォリほどではないですが、CBウィザースプーンもあらゆるところを守っています。スーパーボウルでは彼が再三ブリッツをしかけたように、ワイドコーナーからスロットコーナー、そしてOLBまで、彼も非常に高いレベルであらゆることができます。このDBの2枚看板がシーホークスの強みです。



※スーパーボウルのウィザースプーンはすごかったですね。

CBの中でスナップ数が一番多かったのはCBウーレンです。昨季途中には不調に陥りましたが、首脳陣の我慢強い起用で盛り返して、素晴らしい戦力になりました。フリーエージェントでイーグルスへ行ってしまいましたが、今後も頑張って欲しいところですね。一方CBジョーブは残留し、ウーレンの後釜はCBプリチェット、CBジャン-チャールズ、CBイグビノギニらが争うことになります。現状で一番手はプリチェットだと思いますが、ルーキー含め誰かすごい選手がまた出てきて欲しいですね。

Sブライアント、Sオカダ、Sラヴについては、主にFSで、起用ポジションは同じ感じです。ブライアントはベアーズへ行きましたが、オカダなら彼のポジションを引き継げる、というのがわかります。今季はセイフティの3番手の座を、SフィンリーやSベル、S R.トーマスらが競います。



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次回は最終回、スペシャルチーム(ST)編です。










シーホークスはWRスミス-インジグバと4年$168.6Mで契約延長に合意

前回の記事ではじっくり交渉して、と書きましたが、GMシュナイダーとWRスミス-インジグバは早速決めてしまいました。シーホークスはWRスミス-インジグバと4年$168.6MのWRのNFL史上最高額で契約を延長することに合意した模様です。



こんなに早く合意した背景はどこにあるのでしょうか?

まず言えるのは、NFLの選手の年俸は年々上がっているので、早く契約した方が年俸を抑えられてチーム側に有利、という点です。NFLの各チームの選手の年俸合計は、サラリーキャップ制度で決められています。このサラリーキャップの額は年々上がっています(2020年には$198.2M>2026年には$301.2M)。それに伴って、各選手の年俸も毎年上がって来ています。

また、今回の個別の事情としては、ラムズWRナクアの契約更新との絡みがあります。WRスミス-インジグバとWRナクアは、NFL加入年が同じ、活躍度もこれまでほぼ同じで、違うのはドラフト順位(ナクアは5巡)です。ナクアには5年目オプションがないため、ルーキー契約は今季で切れてしまい、契約更新するなら早めに行わなければなりません。

というところで、シーホークスがWRスミス-インジグバと4年$168.6Mの巨額の契約更新をしました。ラムズは、WRナクアにこの金額以上のオファーをしないと、WRナクア側は納得しないでしょう。結果、ラムズのキャップスペースはより逼迫します。シーホークスは間接的にラムズにプレッシャーをかけているわけです。



となれば、WRスミス-インジグバが、必ずしも自分の得にはならないのに、こんなに素早く契約更新に応じた理由は、シーホークスでずっとプレイしたいという強い気持ちがあるとともに、ラムズを倒してシーホークスで再びスーパーボウルを制覇したい、という強い思いがあるのだと感じます。

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WRスミス-インジグバとの契約詳細は、すでに各サイトに出ています。over the capを参考にして見てみると、WRスミス-インジグバの契約は4年$168.6M・年平均$42.15MでWRチェイスの年平均$40.25Mを超えてWR最高額の契約更新となりましたが、ルーキー契約期間の2年を含めれば、実質的には6年$197M・年平均$32.8Mの契約になります。さらに、完全保証の額も$69.1MとWRチェイスより少ないです。そして、2027年のキャップは5年目オプションでは$23.9Mだったものが$15.6Mに軽減されています。こう見ると、WRスミス-インジグバはかなりチームフレンドリーな契約を結んでいると言えるでしょう。ここにも彼のスーパーボウル連覇への思いが見えます。

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これで我々ファンは、何もなければ2031年までWRスミス-インジグバがシーホークスでプレイする姿を見ることができます。WRスミス-インジグバもぜひ昨季以上に活躍して、再びスーパーボウル制覇を果たして欲しいですね。期待は大きいです。

※ここに追記しておきますが、シーホークスは、ジャガーズから2年最大$7Mの契約で引き抜きをかけられていたWRボーボにも、その契約にマッチするオファーを出して残留させました。WRスミス-インジグバの動きも含めて、本当に昨季のメンバーをできるだけ残す方向で行ってますね。











【追記あり】シーホークスはCBウィザースプーン、WRスミス-インジグバに対して契約5年目オプションを行使

シーホークスは昨日、2023年の1巡指名選手であるCBウィザースプーン、WRスミス-インジグバの2人に対してルーキー契約の5年目オプションを行使しました。





まず5年目オプションについて説明すると、通常ドラフトで選ばれたルーキーの契約は4年間で、その4年間の年俸はNFLの労働協約でほぼ決まっています。ただ、1巡ルーキーだけは、チーム側がもう1年間、ルーキー契約を継続する権利を持っています。これが5年目オプションです。

この5年目オプションの年俸も、NFLの労働協約で、その選手のポジションと成績によってほぼ決まっています。チーム側は、この5年目オプションを行使することによって、フリーエージェントになった時に跳ね上がってしまう年俸(キャップ)をある程度抑えることができます。選手側は、5年目オプションの年俸は全額保証ですので、怪我などをした時でも年俸が全額保証されます。

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この5年目オプションはドラフト開催後の5/1までに行使すれば良いのですが、シーホークスは全チームで最も早いこのタイミングで2人の5年目オプションを行使しました。これは何を意味するのでしょうか?

まず、過去シーホークスは、この5年目オプションをほとんど行使していませんでした。5年目オプションが制定されたのは2011年からですが、過去の1巡選手を見てみると、

2011年 25位:OTカーペンター
2012年 15位:DEアーヴィン
2016年 31位:OTイフェディ
2018年 27位:RBペニー
2019年 29位:DEコーリアー
2020年 27位:LBブルックス
2022年 9位:OTクロス>行使
2023年 5位:CBウィザースプーン>行使
2023年 20位:WRスミス-インジグバ>行使

昨年行使したOTクロスがシーホークスとして初の5年目オプション行使でした。それ以前の1巡選手は、順位が低めだったこともあって、活躍度が低く5年目オプション行使には至りませんでした。(DEアーヴィンは5年目オプションを行使されても良かった気がしますが、当時QBラッセル・ウィルソンとLBボビー・ワグナーとの契約更新が迫っていて、キャップスペースがありませんでした。)

OTクロスとは昨年4月末に5年目オプションを行使し、今年1月初めに新たに4年$104Mの契約を結びました。これだけ巨額の契約更新となると、チームと選手側は綿密に交渉を進めなければなりません。チームは、この5年目オプションを行使することで、選手と新たな契約を結ぶ時間を得ることができ、また、長期契約を結ぶことで各年のキャップスペースを調整することができます(OTクロスの契約では、今季のキャップは、本来5年目オプションで$17.5Mだったものが$10.9Mに抑えられています)。



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チームがいち早く5年目オプションを行使したということは、CBウィザースプーンやWRスミス-インジグバも、OTクロスと同じように綿密に交渉して長期契約を結びたい、という強い意思表示でしょう。選手側も、チームにそういう意思があると認識できて、モチベーションはアップすることと思います。WRスミス-インジグバはスーパーボウル後に、自らじっくり交渉したいと言っていました。

CBウィザースプーンとWRスミス-インジグバはそれぞれ大活躍していますので、再契約時にはNFL最高レベルの年俸が予想されています。現在CBの最高給はラムズに先日トレードされたCBマクダッフィーで年平均$31M、WRの最高給はベンガルズのWRチェイスで年平均$40Mです。この巨額な契約のキャップスペースへの影響を緩和するために、5年目オプション(CBウィザースプーンは年俸$21.1M、WRスミス-インジグバは年俸$23.9M)を行使して時間を稼いだ上で、じっくり交渉して長期契約を結ぶことでしょう。

※【追記】じっくり、と書きましたが、WRスミス-インジグバとは早速4年$168.6Mという巨額の契約で合意した模様です。こんなに早く決まった背景は、このページのコメントにトゥウェルブスさんが書かれているように、ラムズWRナクアに近く予定されている契約更新があります。詳細はこちらをご覧下さい。

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この2人への5年目オプション行使を含め、シーホークスのこのオフは、できるだけ昨季のメンバーを維持するように動いています。ただ、昨季のチーム力を維持するだけでは、今季もスーパーボウルを制覇するというのは難しいと思います。今後、目玉となる補強があるのか、ドラフトではどういう動きをするのか、注目して行きます。

































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